脱がせるまでのドレスコード

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投稿者：ミケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ＢＬファッシンお仕事小説なんて素材が美味しすぎ。
登場人物のネーミングも「デザイナー華宮英慈」「アシスタント野々原朝陽」とはピッタリ。
また、ブラック珈琲派の英慈が「いちごゼリー」ファンとか思わずギャップ萌えせずにいられない意外な設定。
反面、朝陽がこのブランドのスタッフを目指したキッカケになった店員さんの正体なんかお決まりの裏切らないパターン。良い!
最後に朝陽の接客で英慈もブランドも会社も大きく飛躍する大円団。楽しく読めて満足

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投稿者：ミケ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ＢＬファッション業界お仕事小説ですが、話の素材、設定、運び、お決まりの安心感、心憎さ、ギャップ萌え、ステップアップのハッピーエンド等、目一杯散りばめられていて面白かったです

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

作者さんファッション好きなんだなぁって熱量を感じさせられる作品
「ナイト・ギャルソン」のブランドのこと（ラインとか諸々）
現在のファッション業界の立ち位置とこれから
ファストファッションとのこと等々
最後の和田監督の洋服の買い方とか含めて舞台を楽しめる作品ではあります。

「ナイトギャルソン」にぞっこんでアシスタントに抜擢される野々原
デザイナーの華宮
野々原の「ナイトギャルソン」に対する思いやそれをデザインする華宮への傾倒
華宮のブランドデザイナーとしての葛藤と野々原への思い
野々原の生い立ち（なぜファッションに心惹かれたか）も含めて
違和感なく織り上げられてはいるのですが、熱量的に「ナイトギャルソン」が強かったなぁと。
まあ、だからこそ二人の関係がするりと受け入れられたという点では
良き布の織り上げられていたと捉えるべきなのかもしれませんね。

あと、二人のもともとのセクシャリティについて全く書いてなかったのだけは
なんかもやっとはしたのですが、BLという前提の作品だからそこは良いのか？と
自分的に変な葛藤をしてしまいました。