皇太子は宮廷道士を寵愛する ~愛されたがり子パンダの秘密~ 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
王睿(ワンルイ)は仙術は苦手だが調薬に長けた道士。宮廷に仕えていたとき、人の細胞の成長を逆行させて死に至らしめる薬の開発を指示されるが、正義感からそれを断わったため追放さ...
皇太子は宮廷道士を寵愛する ~愛されたがり子パンダの秘密~ 【電子限定おまけ付き&イラスト収録】
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
王睿(ワンルイ)は仙術は苦手だが調薬に長けた道士。宮廷に仕えていたとき、人の細胞の成長を逆行させて死に至らしめる薬の開発を指示されるが、正義感からそれを断わったため追放され今は田舎でひっそり暮らしている。宮廷時代、いつもふらりとやってきては構ってくれた武官の颯伸(サーシェン)を懐かしく思っていたところ、突然都から皇太子がルイを迎えにやってきた。その皇太子こそがサーシェンで、彼と共に宮廷に戻ったルイは人語をしゃべる子パンダと引き合わされる。ルイの使命は皇太子の愛人のふりをして宮廷に住まい、その間に子パンダの謎を解明すること。偽の愛人のはずなのにサーシェンに溺愛され愛くるしい子パンダと共に過ごす日々は幸せで・・・・・・?
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
「ああ・・・僥倖だ、これでもう俺だけのルイだ・・・近寄る者はみな屠る・・・」本文より。
2024/04/30 19:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「『仙術』を使う道士が登場する中華風ファンタジー」あとがきより。
ネタバレがあります。
●『冷徹皇子』と噂される第一皇子の攻め・サーシェン(颯伸)
●薬条道士の26歳受け・王睿(ワンルイ)
●藍州宇琳地方の村人が失踪した村で発見された喋る子パンダ・スー
●毛皮が好きな第二皇子・ファンジュン
●兄弟子・ズーハン
宮廷の道士として画期的な治療薬を開発していたところ、戒律に背く仙薬を作るよう上司から命令され、それに逆らったことで宮廷を追放された王睿(ワンルイ)。今は璃国の寒村で得意の生薬と仙術で『仙薬』を作り、村人を助けながら静かに暮らしていました。
そんなある日、ワンルイの親友だった宮廷武官のサーシェンが皇太子としてワンルイを迎えに来て・・・
道士のワンルイが、皇太子サーシェンの愛人のふりをしながら子パンダの謎と村人の失踪事件、大祭の成功と皇帝継嗣問題を解決に導くうちにサーシェンを好きになり結ばれるお話です。
ワンルイへの思いを滲ませるサーシェンと、色恋に鈍感なワンルイ。そんなふたりの恋のすれ違いに、宮廷の陰謀が絡んで面白かったです。
また子パンダの大活躍にみんなスキスキめろめろ!そして恋やエッチの駆け引きを知らない初心なワンルイのため、【愛人所作十箇条】を作ったサーシェン(笑)、純愛すぎないか?
奈良千春先生の繊細なイラストで、子パンダを見られて幸せです。
パンダ
2023/06/28 05:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
表紙のパンダにふらふらとしまして手に取った本
特にパンダ好きではないのですが…
中華風ファンタジー
話す子パンダのスーが物語のミソ
関西弁(方言表現)を話し、
絶妙なタイミングで色々繰り出してきます。
「パンダのおつめきらい」なんて台詞あそこで言われたら
もう切なすぎます。
一応彼がパンダなのはきちんと説明もつきます。
主人公のルイは自分の容姿への誤解や
ある種たちが悪いくらいの天然さんですが
(いや…天然故にこの兄弟子のあの所業だったのでは???)
物事に対する姿勢がまっすぐで気持ち良い。
そんなルイに明らかにぞっこんなのにわかってもらえないサーシェンは
ある意味とても気の毒でくすくすしちゃう。
愛人所作をどや顔で「できますよ」的に実行するルイに
浮かれたり落ちたり…
わかってもらえないもやもやを読者は楽しむのですね!
物語も個人的にはすごく萌えるというわけはなかったのですが
破綻なく楽しめる作品でした。
名前が漢字があるのですがカタカナ表記だったのは
読みやすさの点では考えたなぁって思います
良し悪しは別にして読みやすさは大事かなと。
パンダまみれの皇太子と第二王子の挿絵は秀逸
そして内容(謎とき)もパンダなしでは成立しない感じで
さらによしでした。
安心して読めた~
2023/03/29 09:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人語を話す子パンダ?と気になって購入。
道士として薬学への研究と才能は凄くて、でも、研究していた薬の悪用を明示され、拒否した為に都を出されたワンルイを迎えに来たのは…と始まる。 。
見合い相手に断られるのを自分にはなんの魅力もないからなんだな~とかおもったりしてるワンルイ。
人語を話す子パンダを保護したから、妃のフリをするという名目で、ワンルイに妃としての十カ条を教えて…
真面目に信じて実行してる彼に、うわ〜っとなりながら読んだ。
研究していた薬の存在がずっと関わってきていてドキドキしていた。
安心だったのは中華風な人物名がカタカナ表記してくれてたところ。ルビなくなると分からなくなってしまいやすいのでめちゃくちゃ読み進めやすくて助かった
鈍感無自覚の受け
2023/03/11 11:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
攻めは嫉妬深くて気を許した人間以外は鬼だし、受けにして欲しいことを「愛人十箇条」とか言って捏造しちゃうけど実は皇太子。真面目で鈍感で無自覚の罪深い受けを溺愛しているのに鈍感な受けには通じないで空回りしているのも面白い。
この話のキーポイントは何より子パンダ。何故パンダ?と不思議だったがとにかく可愛い。「可愛いは正義」なのであざとくても不思議でも許されてだっこしちゃうのだ。