- 販売開始日: 2024/04/26
- 出版社: エクスナレッジ
- ISBN:978-4-7678-2889-3
お姫様と名建築
著者 嶽本野ばら
正しいお姫さまになるために――食う寝るところに住むところ。お姫さまが「お姫さま」たるために最も大切なものは何でしょうか?それは案外「住むところ」かもしれません。お姫さま達...
お姫様と名建築
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商品説明
正しいお姫さまになるために――
食う寝るところに住むところ。
お姫さまが「お姫さま」たるために最も大切なものは何でしょうか?
それは案外「住むところ」かもしれません。
お姫さま達はどのような建物に住んでいたのでしょうか。
そこでどのように生きたのでしょうか。
住んでいたところを知るというのは、彼女の生涯を知るということです。
ヴェルサイユ宮殿で贅沢を謳歌したマリー・アントワネットは、37歳でギロチン台の上に散りました。
ジョゼフィーヌはナポレオンとの離婚後、マルメゾン城で薔薇を育てました。
カトリーヌ・ド・メディシスは、夫の愛人ディアーヌ・ド・ポアチエからシュノンソー城を取り上げました。
広い中国を支配した西太后は引退後、紫禁城の北西を自分好みに美しくカスタムしました。
グラームス城には、魔女裁判にかけられて処刑されたジャネット・ダグラスの亡霊がさまよっています。
名建築の中で恋をし、裏切られ、支配し、支配され、閉じ込められ、処刑され…懸命に生きたお姫さま達の生き様とは。
乙女のカリスマ・嶽本野ばら氏が物語る、全く新しいお姫さま論。
お姫さまとお城、宮殿、寺院、教会建築との繋がりを巡る30+αの物語が、ファッションデザイナーのayumi.氏のイラストによって鮮やかに描写されます。
ふたりの美学が貴方の中の少女を呼び覚まします。
お城に住むからお姫さまなのではなく、お姫さまが住んでいるからお城なのです。
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塔の中の彼女たち
2022/03/14 14:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世に限らず現代においても、社会的に幽閉された女性たちの声が聴こえてきます。自由気ままに生きることの、有難味を噛み締めてしまいました。
美しくて、楽しい。
2021/12/10 19:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
アジアからヨーロッパまで、たくさんのお城とお姫様、女王様、女傑たちのエピソードが綴られます。ほどよいエッセイ感がいいです。
お姫様
2021/06/29 11:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本と海外のお姫様の生き様から著者の自尊心の高さが伺えます。イラストもかわいい。久々に嶽本野ばらの文が読めて嬉しい。調べるのに苦労したそうですが、作品がまたひとつ増えて良いことです。
女性は怖いなあ。女性はみんな女優だなあ。
2021/09/20 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
出てくる女性で残念ながら知らない人がそこそこいたが、逆にフラットに読めたかも。サスペンスものではないが、女性の、女性同士の怖さ、因縁が伝わってくる。女性が社会や家庭も支えて、世を回しているんだよなあ。