道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ 新着
著者 ジュリアン・フランソワ , 中島 隆博 , 志野 好伸
孟子とカント、ルソー、ニーチェ。中国哲学と西洋哲学を往還しながら、人間の道徳の根拠を問う、現代フランス思想の旗手のよるスリリングな著作が、ついに文庫化! 東浩紀氏も絶賛す...
道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ
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商品説明
孟子とカント、ルソー、ニーチェ。中国哲学と西洋哲学を往還しながら、人間の道徳の根拠を問う、現代フランス思想の旗手のよるスリリングな著作が、ついに文庫化! 東浩紀氏も絶賛する注目の書。
西洋哲学、東洋思想という枠を軽々と乗り越え、普遍に迫ろうとする知の力を堪能してください。
目次
- 1.憐れみをめぐる問題
- 2.性と生について
- 3.他者への責任
- 4.意志と自由
- 5.幸福と道徳の関係
- 訳者解題――存在と道徳への問い直し
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本書は、東洋思想と西洋哲学を行き来しながら、普遍的な道徳観というものを考察した画期的な一冊です!
2020/03/07 13:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、東洋思想と西洋哲学を行き来しながら、普遍的な道徳観に迫った画期的な一冊です。同書には、孟子やカント、ルソー、ニーチェなどが登場します。そして、「井戸に落ちそうな子供を助けることは憐れみなのか?それとも義務なのか?」とルソーとカントは考えます。他方、ニーチェは、道徳の系譜学へと目を向けます。内容構成は、「1.憐れみをめぐる問題」、「2.性と生について」、「3.他者への責任」、「4.意志と自由」、「5.幸福と道徳の関係」となっており、非常に興味深く読み易いものとなっています。
東洋と西洋の融合
2018/05/03 08:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
西洋における哲学(形而上学)の誕生から宗教の世俗化という歴史上の流れ、感情に基づく弱い道徳を通して、活路を孟子の性善に見出そうとした書。