パリの「敵性」日本人たち 脱出か抑留か 1940-1946 みんなのレビュー
- 藤森晶子(著)
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パリの「敵性」日本人たち 脱出か抑留か 1940−1946
2024/02/15 18:25
歴史のひだに埋もれて忘れられていた人たちに光を当てた労作
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランスをこよなく愛し、第2次世界大戦中も帰国せずに、パリにとどまった日本人たちを取材した一冊。
1944年8月、連合国軍によってナチス・ドイツの占領から解放されたパリでは、日本人は「敵性外国人」となった。拘束された人もいたという。
公に語られる大きな歴史からはこぼれ落ちてしまうような小さな人々の足跡を、公文書などを頼りにたどったドキュメンタリー。
筆者は、フランス史の研究者だが、論考と言うよりは、一人称で自らの調査をつづり、冒険小説のような面白みもある。
初めて知ることが多く、大変勉強になった。
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