アリスと蔵六 みんなのレビュー
- 今井哲也
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2024/09/14 03:08
出てこい、ジャンポー!?
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投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
RPG演算謎解きは蔵六を巻き込んで継続中。
一方で赤の王をめぐる「認識は肉体に依存する」というSF思索が存在そのものが昭和っぽい古風な刑事の洞察力で明らかにされていくのがなかなかスリリング。
こんな話、どうやれば思いつけるんだろう。
さらに一方、2パーティ分合わせたら「ジャンポーさんの書」がそろっちゃった!? 次は出てくるのか、ジャンポーさん!?
2024/07/11 05:07
世界はどう見えている?
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夢の世界がオンラインRPGになって、そのクリアが多次元構造の解析計算とリンクしている、という設定の勝利?
子どもたち4人組だけじゃなく、蔵六までが冒険者になってRPG世界を満喫しつつ、それが蔵六の過去の体験ともつながり、「子どもにとっての世界の見え方」につながっていくのがある意味痛快。
2024/07/11 05:05
まさに現代のSF
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投稿者:たこい - この投稿者のレビュー一覧を見る
オーパーツっぽく登場した歯車式の計算機がなぜあんな動作をするのか?
そこはまあが明らかに(?)なったけど、その正体は、なんというか、強いて言えば手のひらに乗るもうひとつのワンダーランド?
そのあたりも含めて、活字のSFが何十年も深化させてきたテーマががんがんぶち込まれてくる感じがすごい。
あと、それをかわいい絵柄で読ませる画力と構成力。
2024/07/11 05:02
オーパーツ的な何か
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紗名の家出がひと段落、と言ったところだが、その過程で蔵六の過去がだいぶ明かされてきた。
やっぱりただの花屋のじいちゃんじゃなかった(笑)。
一連の新展開でオーパーツ的なものも出てきて、謎がいろいろ明かされたりするのか?
余談ながら、今巻は電子書籍なのに広告ページもあったけど(原著のママ)、そこからすると、これ、2年7ヶ月ぶりの新刊だったのか!?
リアルタイムで追っかけてる人はこの家出をそれだけ待たされて読んだのか…。
2024/07/11 04:59
アリスの海?
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紗名と蔵六がケンカして紗名が家出した、
その原因がカットバックで語られていくが…。
一方、「ワンダーランド」がいよいよ「ソラリスの海」的になってきた。
アリスとソラリスが同居するような世界観を発想するとは。
今巻はテーマ的にもだいぶ『ソラリス』に近い印象。深い。
2024/07/11 04:56
人類補完!?
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ワンダーランドが「赤の女王」紗名の代わりに(?)生み出した「赤の王」が旧研究所の地下からワンダーランドを現実世界にあふれさせ、ルッキングラスをばら撒き始める。
起こっている現象の表現系としては『エヴァ』のネルフと人類補完計画っぽい感じもなくはない。
こういう話に展開していくとはおもっていなかった。
一見、「普通の世界で成長した登場人物たちが過去を懐かしく思い出している回想」と思われたここまでのモノローグが、実は読んで感じていたものとは別物だったのかもしれない。
これもまた「信頼できない語り手/騙り手」のつむぐ物語か!?
2024/07/11 04:53
ポスト・アポカリプスのアリス
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「アリスの夢」という現象が公表された後もその影響はありつつも日常が続いていく……
そのあたりは、現代的ポスト・アポカリプスという観点で『天気の子』や『シン・エヴァンゲリオン』あたりの作劇とスタンスが近いかも。
それにしても展開がいきなり不穏だ。
2024/07/11 04:51
アリスでソラリス
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ワンダーランドとルッキングラスの正体の一端が語られる。
超能力ものというか、スタンドバトルのような始まり方から、一種のソラリスの海のような異なる知性体とのコンタクトものへと発展したような…。
その世界への理解と、紗名の自我の形成・成長がリンクしているのがこの作品の肝かもしれない。
2024/07/11 04:49
モシャモシャ
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紗名が未発達の感情を「モシャモシャする」といって持て余しながらも折り合いを模索してるあたりは、自我の形成過程という感じか?
あと、これまでの巻で一番『アリス』っぽいモチーフガンガン出てきたかも。
2024/07/11 04:46
新展開
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なるほど、いちおう最初の2巻でひと段落(第一部完)ではあったのか。
主人公格の紗名も含め、非人間的な「研究所」の解体で野に放たれたものたち。
一方、「研究所」設立の理由でもあった自然発生的に生まれてくるものたち。
その交錯が生む新展開。
とはいえ、各キャラクターのバックグラウンドはいろいろシビアだ。
2024/07/11 04:39
アリス・イン・ザ・ミラー?
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いかにもマンガな絵柄と対照的に、描かれるシチュエーションは生々しく苦痛感を感じさせる。
知性と疑似知性の差、という哲学的な命題にも「曲がったことが嫌い」という一貫性で対峙する蔵六じいちゃんがただものでない。
しかし、秘密機関に属する同士、相手の能力を探り合いながら戦う超能力バトルとしては『ジョジョ』とか『ブギーポップ』っぽい面もあるように感じた。
2024/07/11 04:35
老人とアリス
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『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』をモチーフにした不思議なSFマンガ。
想像に力で世界そのものを創造してしまえるらしい少女と、花屋の割に何故か顔が広い、曲がったことが嫌いな老人。
何がどうなるのか、まるで先が読めない。
因みに、アリスは表紙の女の子の名前じゃない(笑)。
アリスと蔵六 10 (RYU COMICS)
2022/06/22 11:00
「うんと簡単にいうとね、このクルタのなかは…すごいの!」
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
家出騒動から蔵六の過去とクロエの存在が繋がります。絵面は可愛いのになんだか難解な物語に…、先が読めない展開にワクワクします。喰えない内藤のオッサンも気になります。
アリスと蔵六 9 (RYU COMICS)
2020/01/26 10:29
「メロンパン60個、きれいな布4.7メートル、三角定規ひと組で決着」
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
リュックと蔵六、カノヴァス博士、ノエミとクルタ、全て物語がつながります。リュックと蔵六の出会いが気になりますが、なかなか面白かった。クロエ、ノエミとクルタ、赤の王と謎はまだまだ続きます。
アリスと蔵六 8 (RYU COMICS)
2017/11/13 12:36
「…わがままを言うあゆちゃんはかわいい…」
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
お~、新たな展開に、新たな登場人物…。また複雑になるのか?この世界の秘密って?ここまで来て、誕生日プレゼントが繋がりましたねぇ。今度はクロエの謎が明らかになっていくのでしょう。あと、赤の王はかかわって来るんでしょうか…。