- みんなの評価 32件
アリスと蔵六
著者 今井哲也
「研究所」から脱走して、初めて「外の世界」を知った少女・紗名。彼女は「想像したことをすべて具現化できる」という途轍もない超能力の持ち主。しかしまだ幼くて未熟な彼女は、能力を巧みに使いこなすことができない。途方にくれていた紗名が出会ったのは、由緒正しい日本の頑固爺・蔵六。超能力も何も関係なく「悪いことは悪い」と真正面から説教してくる蔵六との出会いが、紗名の運命を大きく変えていくことになる――。
【期間限定 無料お試し版 閲覧期限2025年1月9日】アリスと蔵六(1)
閲覧期限:2025/01/09 23:59
アリスと蔵六(13)【電子限定特典ペーパー付き】
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/02/15 06:49
宿題間に合うかな
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一日一膳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
蔵六は災難でしたよね。紗名達はきちんとわかった上でゲームという解析をしていたわけですが、蔵六はわけもわからず知らない世界に放り出されたわけですから。
羽鳥が結構面白いキャラしてて、年相応の女の子なのは、友人達との時間のおかげなのでしょうか。父親はあんなですし。
さて、キングはこれからどうするのでしょうね。紗名達はまあ色々ありましたがジャンポーの書は集め終えたわけですが。
2021/10/12 15:31
大人にはできないこととできることと
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一日一膳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
紗名と羽鳥の対話のプロセスは子供同士だから、考えながら何かを見つける作用があったと思う。紗名は蔵六をはじめ、大人たちに守られてはいたけど、大人目線では「モシャモシャ」はいずれ解決する問題としか映らない。そうか、そうだったな、とハッとした。
羽鳥は逆に子供の世界しかなかった。力の暴走が原因で。大人びていようと大人ではない。守ってくれる人が必要だった。
この二人の対話を中心に、周辺の人々の描写を改めて読むと、紗名にも友人はいるし、羽鳥にも心配してくれる大人はきちんといた。それがわかっただけでも大きいと思う。
1巻から提示されていた様々な要素が見事に収束して、複雑だがすっきりした読後感がある。
まだすべての問題は解決していないので、続きも気になるところ。
2017/05/14 16:07
良かった!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あかみにとまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙とタイトルから想像したものと全然違う。中身はハードなSF。今後の展開が楽しみ。