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うみしまさんのレビュー一覧

投稿者:うみしま

77 件中 1 件~ 15 件を表示

北村薫が電子で読める

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豪華なメンバーによるリレー小説で、北村薫さんが電子小説に!!ということで、喜び勇んで読み始めました。しかし、序文にもありましたが、あまりにも長い時間が経って出来上がった作品は、それぞれの章の出来は良いものもありましたが、小説としては成功しているとは言いがたく、残念でした。このような企画は難しいのでしょうね。

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暴虎の牙

2021/09/05 00:19

シリーズ完結編ということですが・・・

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う~ん。やはりこのシリーズは1巻目が最もよかった気がします。2巻目はガミさんの薫陶を受けた日岡の物語で、それなりに楽しめましたが、なんとなく本作は、少しぶれている気がしました。ファンとしては、ガミさんのトレードマークの帽子の由来がわかって楽しめるとか、小ネタはありますが、どうも、根っことなるストーリーが大味というか、緩い気がします。
ラストシーンは、しっかり読まないと?となってしまい、再度読み直して、ほう・・・そう来るかと納得しました。何というか完結編を意識して、いろいろなことを回収して落とした感じが気になり、ちょっと残念。

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若い人の感覚なのかな。

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初めて読む作家さんです。題名に惹かれて読み始めました。
市役所に勤める女性たちの連作短編です。
とことん弱いようで本当は、図太い。強いようで本当は弱くてそれを隠している。
その部分はうまく表現されていると思います。
ただ、作者が若い方なので、中年女性の心理はやや一方的で、ステレオタイプな感が拭えない気がしました。

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シューマンの指

2017/06/23 13:50

うーん、ちょっと合わなかったかな

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音楽小説のブックツリーから行きあたり、読みました。芥川賞作家さんですから文体は重た目です。音楽小説としては『蜜蜂と遠雷』の方が、私にはスピード感があって読み易かったです。ストーリーはちょっと私には合わなかったかな。推理小説としてはストーリー展開が見えてしまったので。

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霧 ウラル

2018/08/23 11:42

珍しくリアリティがかんじられませんでした。

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確かに上手いのですが、なんとも言えない違和感が最後まで、拭いきれませんでした。桜木さんの作品はいつもグイグイと引っ張られて一気読みしてしまうのですが、この作品はどうも昭和のヤクザ映画、高倉健さんとかが出演しているようなあんな感じが、ずっとあって、なんだか借り物の主人公という感じがしました。これまでの作品にあった血の通った、女性の感覚があまり感じられず、残念でした。それでも女性の心情描写は上手いなぁと思いました。次回作以降に期待します。

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確かにうまいとは思いますが、

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初めて読む作家さんですが、読み口はとても軽く感じます。まるで大衆小説のような軽い感じで読み進められます。選評にもあったとおり、視点が移り変わるのに、とてもスムーズに読めるところが、文体として洗練されているのだと思います。
 人物造形も巧みだと思います。3人が3人とも、独特の感覚を持ち合わせているところや、人間としての怖さの表現はとてもうまいと思いました。
 通り一遍で読むと、こういう職場あるあるみたいな感じですが、その実は、最も弱いものの無意識の暴力的な攻撃性が、とてもうまく表現できていると思いました。そしてそれは、登場人物の誰にも両面を持つことの怖さとなって、人物が立体的に見えるのだと思いました。
 ちょっと気になったのが、作者の受賞のことばで、「むかつくことを書き続けたい。」と言っていたことです。そのあたりが、少し違和感を感じるところなのかも知れません。確かにそうなのかも知れませんが、どこか「書かずにはいられない。」という感じが希薄な気がしました。書き続けているのだから、書かずにはいられないのだとは思いますが。

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光のとこにいてね

2023/06/11 23:38

とても残念

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一穂さんの小説は昨年初めて、スモールワールドを読み、力のある書き手だと思いました。そして、昨年に引き続き直木賞候補作となった本作をとても楽しみにしていました。直木賞の選評にもありましたが、二視点の小説としては、凪良ゆうさんと重なってしまったこともあり、両作を比較されたことも、結果に繋がらなかったようです。
それでも冒頭の二人の主人公の出会いのシーンは、本当に素晴らしく、描写の確かさが光っていました。が、しかし、後半に向かって急に不安定なジェットコースターのように、ガタガタとストーリーが、歪になり、無理な設定となってしまった気がします。二人の主人公のキャラがリンクしすぎて、破綻しているように感じました。本当になぜ?と言いたくなるような残念な結末にちょっと驚きました。
凪良さんの作品にも感じられましたが、あまりにもあれもこれもと詰め込みすぎて、最後に無理矢理おさめた感じが拭えなかったです。ただ、随所に見られる描写の確かさはあり、本当に残念だと思いました。次回作に期待したいです。

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紙魚家崩壊 九つの謎

紙魚家崩壊 九つの謎

2024/10/19 12:07

蘊蓄があふれる

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北村さんの円紫さんと私シリーズや直木賞を受賞したシリーズが好きですが、近年は中野のお父さんシリーズで、蘊蓄があふれるものが増えています。
本作もかなり蘊蓄があふれていて、初期の作品のためか、物語としてはすこし?となることもあります。
まるで滝沢馬琴が八犬伝で一つ一つ蘊蓄を書き並べていたかのようです。
北村さんの博学を知るきっかけとしてはよいのかもしれません。

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砂嵐に星屑

2024/08/31 17:14

人物描写がうまい

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関西のテレビ局を舞台とした連作短編です。
春夏秋冬の章が振られて、それぞれに主人公がいてその視点で物語は進んでいきますが、他の章で少しずつそれぞれの人物が関わっている構成です。
読み始めたときは、登場人物の性格の極端さにちょっと辟易することもありますが、
最後には、その人物に対する著者の温かいまなざしもあって、ほっとする感じがします。いずれの物語でもほんの小さい描写からそれぞれの人物像が立体的に浮かび上がる感じがうまいなあと思いました。

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三千円の使いかた

2024/08/31 01:00

何のためにお金を貯めるのか?

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初めて読む作家さんですが、文体は読みやすくすらすらと読み進められました。
題名の通り三千円の使いかたに人柄がでるという、最初の話から、ある家族それぞれのお金にまつわる物語が、連作短編形式で書かれています。
単にお金の貯め方ということだけでなく、それぞれの人柄や年代に即した具体的な情報が書かれており、なるほどなと感心する事も多いです。
作中では、FPの方のアドバイスもあって、ハウツーものともいえなくはないのですが、作中人物の造形が細かく、人柄がよく表現されていると思います。
最後にお金を貯めることが目的ではなく、今後どんなふうに生きていきたいかを実現するためのお金であることが大切であるというわかっているようで気づかないことを確認できたと思います。

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文豪たちの怪しい宴

2022/06/04 22:38

思わず再読してしまう

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邪馬台国はどこですか?のシリーズということで読みました。みんながよく知る文学作品を全く別の視点で読み解いているのは、先のシリーズと同じですが、ことは文学作品なので、少し論点になじめない感じはします。それでも、鯨さんが、非常に丹念に調べて考えて書かれていることはよくわかります。確かに、文学作品をどのように読み解くかは自由なので、面白い試みだと思います。特に学生時代に読んだきり忘れていた内容の作品もあり、掲載作品を再読してしまいました。

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さいはての彼女

2022/05/15 23:38

さわやかな風

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原田マハさんのこの作品は積読だったのですが、旅屋おかえりというテレビドラマの原作が、原田さんと知り、読み始めました。連作短編のため、どの話もさらりと読めます。どの話にも、本人は、懸命なのにどこかイタイ女性が登場しますが、最後はさわやかな余韻となるように意識されて描かれているのかもしれません。最初の話と最後の話はゆるやかに繋がりますが、別の物語としても楽しめます。軽い読み物として楽しめました。

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氷菓

2022/03/27 21:27

若々しいけれど安定感がある

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単行本で読むのは2作目です。以前読んだものより古い作品なので、若々しい感じがしました。しかし、謎解きは安定感があり、読んでいて違和感はありません。物の見方が、深く、面白く読むことができました。古典部のこれからも読んでみたいと思いました。

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安定した味わい

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しゃばけシリーズはいくつかすでに読んだこともあり、久しぶりに手に取りました。若旦那も、あやかしたちもいつもの通りという感じがほっとするお話ばかりです。さらに、この本は、江戸の料理も紹介されていて、その料理から始まるお話という仕立てで、みをつくし料理帖のような味わいもあります。巻末の江戸料理店の店主の方との対談も興味深く、楽しめました。

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タフな女

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初めて読む作家さんです。テンポ良く話も進み、流石直木賞作家だなと思いました。途中怪しげな世界も丁寧な描写で、長編であっても飽きさせないところが良かったです。死をもって明かされる友人の色々な貌、主人公の貌も次々と明かされてゆく過程も楽しめました。

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