栄本勇人さんのレビュー一覧
投稿者:栄本勇人
悪党どものお楽しみ
2024/02/05 23:06
パーシヴァル・ワイルド最高!
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ユーモアにあふれた最高の短編集の一つ。多くの人に手に取ってもらいたい。個人的ベスト3(4)は「シンボル+カードの出方(構成上2話でひとつと捉える)」、「良心の問題」、「堕天使の冒険」。
永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした
2024/04/08 17:45
完成度が高い
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特殊設定ミステリはやっぱり面白いと感じることの出来る作品。カタストロフは弱いように思うが、その分?堅実で非常に読みやすい。
火刑法廷 新訳版
2024/02/22 18:19
たしかに面白い
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著者の代表的な一冊。きちんとしているようでふざけていて、でもやっぱりきちんとしている、そんな本のように感じる。好みは明確に分かれるだろうが、個人的には面白く読めた。
ザリガニの鳴くところ
2024/02/05 23:14
考えさせられる
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読後ゆっくり考えて個人的な評価が変動した一冊(3.5→4) ネタバレになる可能性があるので深く言及できないが、このストーリーを構成する様々な要素のバランスが絶妙なのだと思う。
2024/12/07 17:04
ミステリ成分は弱め…、でも面白い
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ミステリとして期待していた強度はなかったが、主人公の成長、冒険譚として面白かった。やや特殊な設定、小道具が使用されているが違和感はなく、スムーズに読むことができた。
2024/09/12 18:29
王道かつ変化球な特殊設定ミステリ
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第一の事件には予想外の方向から殴られ、その後は本格ミステリとしてシンプルに楽しめた。ミステリ部分以外の物語的な要素も面白い。
アヒルと鴨のコインロッカー
2024/02/29 19:07
映画も素晴らしい
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レビューにおいて安易に使っていいような言葉ではないかもしれないが、おしゃれな小説だなという感想。これが伊坂節なのだろうか。小説も素晴らしいが、映画は原作を上回るといってもよいかもしれない。
大誘拐
2024/02/29 18:47
楽しい小説
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ミステリーの枠組みだが、小説として面白くどんな人も楽しめるような作品。東京創元社70周年記念の限定カバーが出るそうなので、店頭で購入するのがおすすめ。
東京結合人間
2024/02/28 19:41
設定がすごい
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設定からして万人にお勧めできる作品ではないが、しっかりと面白いミステリー。著者の作品の中では読みやすい方ではないか
流星の絆
2024/02/28 19:29
ドラマは100点満点
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『容疑者Xの献身』は原作のイメージをそのまま昇華させたような映像化だが、『流星の絆』は小説とはイメージの異なる映像化となっている。小説とドラマとどちらにも良さがあるので両方是非。
煙の殺意
2024/02/27 18:03
これまた名短編集
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亜愛一郎シリーズもよいが、こちらも負けず劣らず面白い短編集。「煙の殺意」、「紳士の園」、「赤い追想」が好み。特に「煙の殺意」は非常にシンプルで、ミステリの基本となるような素晴らしい作品。
〈映〉アムリタ 新装版
2024/02/22 18:47
ここから始まる
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アムリタシリーズはそれぞれ違ったテイストを楽しめるが、1作目の『アムリタ』は様々なジャンルを内包したシリーズの始まりにふさわしい作品となっている。最後まで順番に読み、どのような着地点を迎えるのか確かめてみてほしい。
本陣殺人事件 改版
2024/02/22 18:38
これまた傑作
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ゴリゴリのトリック系ミステリはあまり好みではないのだが、この本は非常に楽しく読むことができた。それぞれのボリューム感も良く、著者の作品では『八つ墓村』に次ぐ評価になる。
さよなら神様
2024/02/21 15:07
前作とセットで
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神様に抗う?人間とそれを楽しむ神様のありようが面白い。どうしようもないやるせなさを迎える前作との対比がその面白さをさらに引き立てている。