いもじろうの雑記

庭の池、水槽、DIYのことや普段の生活について書いています

庭池のリニューアル(①池の撤去編)

アライグマに2度襲撃され金魚が全部食べられてしまった庭池ビオトープ。
2度目の襲撃により防水シートに穴が開いてしまったようで水漏れが発生。こうなると修理か作り直しをせざるを得ない。
防水シートをもう1枚敷くのもよいが端部の処理が複雑で同じようにシートを敷くのは難しくほぼ作り直しに近いし、(想定外とはいえ)強度上の問題も露見してしまったのでコンクリートで池を作りなおすことにする。

まずは生き物を避難させつつ現行の庭池の撤去を行った。

リニューアル前の庭池

これはアライグマ襲撃前の庭池の写真。

庭池ビオトープ アライグマ襲撃前 リニューアル

アライグマ襲撃前の庭池

2021年の夏に完成し、グリーンウォーターやアオミドロに悩まされたりしながら、試行錯誤の末ついにクリアウォーターでアオミドロのない(自分の中では)理想的な環境が実現したばかりあでった。

庭池ビオトープ 金魚 メダカ

庭池の金魚とメダカ

金魚とメダカもいい感じに育っていた。金魚は7匹いたけど全部食べられてしまった。真ん中に映っているコメットは釣り堀で釣ってきたもので、ウオジラミにやられたり尻尾がなくなったり、鰭が血走ったりと色々あったが生き延びて立派に育っていたのでとても悔しい。

そしてアライグマ襲撃後。
写真は1度目の襲撃後で、金魚は1匹残っていた。池に沈めた睡蓮鉢ほか植木鉢はぐちゃぐちゃ、水も濁ってしまった。
1度は復旧したもののほどなく2度目の襲撃に遭い金魚は全滅、さらに防水シートに穴が開いてしまい水漏れが発生。ついでに管理者である僕の心も折れてしばらく放置状態に。

庭池ビオトープ アライグマ襲撃

アライグマ襲撃後の庭池

水抜きと生き物の避難

池を撤去するには、まずは生き物を退避させる必要がある。
電池式の風呂用ポンプ(庭池用)で水をある程度抜き、生き物を回収していく。

庭池ビオトープ 水抜き

水抜き後の庭池

魚はかなり減っていて、クチボソの大きいサイズ(数匹いた)は1匹だけであとは今年生まれたっぽい小さいサイズが3匹。ヨシノボリも夏に3匹確認していたが1匹しかいなかった。
クチボソはかなり素早いがアライグマに食べられたのだろうか。

庭池ビオトープ クチボソ ヨシノボリ タニシ

クチボソ、ヨシノボリ、タニシ

他にはタニシの数がかなり増えていて、あとはいなくなったと思っていたミナミヌマエビが何匹か生き延びていた。メダカは数が減った気がするが、かなりの数残っていた。
クチボソとヨシノボリについてはミナミヌマエビをかなり食べているようなので元いた川に逃がしてきた。

メダカ、タニシ、ミナミヌマエビ(と濾材)はいったん45Lのバケツに退避させた。
2週間前に退避させていたのだが特に死ぬ個体もなく今のところ問題なさそうである。

メダカ タニシ ミナミヌマエビ 退避

メダカ、タニシ、ミナミヌマエビを退避

メダカ

メダカはリラックスして泳いでいるようである

睡蓮他、水生植物は2号池として使っていたプランターに水を張って保管している。入りきらないものは鉢のまま外に出している。水やりはしているが枯れたら枯れたで仕方ないかな。

水生植物

2号池と水生植物

池の撤去

生き物の退避が終わったら池を撤去していく。
細かく写真は撮っていないが、まずは防水シートを外す。漆喰や固まる土等色々なもので押さえていたので大変だった。
防水シートは数か所破れてしまっていたようで、写真でいうと右半分(黒っぽくなっている部分)は土がかなり水分を含んでいた。

庭池ビオトープ 撤去

防水シート撤去完了

あとはスタイロフォームを撤去し、給水ホースを通していたコルゲートチューブと固まる土を取り、細かいゴミを捨てて撤去は完了。時間にして1時間半くらいで終わってしまった。
あとついでに伸びすぎて手に負えなくなってきたワイヤープランツは伐採した。

撤去後の写真。
勢いあまって穴を掘り始めてしまっている。スタイロフォームを抑えるために作った土手と花壇は撤去が大変なので新しい池の外周としてそのまま使うことにした。

庭池 リニューアル

撤去後

新しい池の構想

新しい池について。詳細はこれからだが大まかな構想として以下の3点だけ決めた。

  • 池の材質
    マノール防水材を添加したモルタルで池を作る
  • 池の奥に島を作る
    撤去前の庭池では池の奥にアクセスするのが大変だったので、水量は少し減ってしまうが今回は足場として島を作る
  • 小川を作りたい
    それっぽい感じで小川を作りたい。あわよくばそこにポットを設置してアクアポニックスに再挑戦したい

あとは作りながら考えていくことにしようと思う。

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