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救命病棟24時 第5シリーズ最終回感想 とても真面目な医療ドラマでした
救命病棟24時の第5シリーズも、昨日が最終回でした。 シリーズ1からずっと見続けているこのドラマが、このシリーズに入ってちと毛色が変わったことに最初は大いに戸惑いましたが、いざ最後まで見続けてみると、医療ドラマにありがちな スーパードクター を描くのではなく、救命医が日常行っているだろう地道な努力やその苦悩を真摯に描いた大変まじめで誠実なドラマだったことに、今ではかなり満足しています。わざとらし...
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救命病棟24時 第9話感想 「理想は今日何をすべきかを教えてくれる」
救命病棟24時~今週は第9話です。これもまたなかなかの問題を提示してくれていましたね。ああ、おばさん、こういう真面目なドラマもとても好きです。 今回描かれていた問題は「縦割り社会」~組織の中の派閥やグループのあり方が、医療の世界でも大きな弊害となりうるのは大いに身につまされる所です。白い巨塔に代表されるような医師同士(医局)の権力争いが、時に患者の命よりも優先されてしまうのは、よく医療ドラマで描かれ...
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救命病棟24時 第8話あらすじと感想 受け継がれる志
救命病棟24時~今週は第8話です。 先週は、脳死と臓器移植の問題に鋭く切り込んできて深く考えさせられるところが多かったためか、今回は多少ほのぼの系でございましたね。 夏目が実は、小島が医師を目指すきっかけとなった医師であり、その小島もまた、夏目が最初の担当患者に死なれて絶望していた時に命を救った少女だった=それをきっかけにまた頑張ろうと思えたきっかけだったというエピソードも、個人的にはとてもよい話だ...
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救命病棟24時 第7話あらすじと感想 脳死と臓器提供
救命病棟24時は、正直申し上げて、第5シリーズに入って以降、緊迫感がほとんど無くなってしまったことは否めませんでした。救命病棟というより、普通の病棟に入ってしまったような感じがして、医療モノのドラマとしては、それなりに感動を呼ぶシーンなどもたくさんあったにはあったのですが、どうにも語る気になれず黙り込んでおりました。 が今回はやられた~。この第5シリーズのメインテーマである「臓器提供」が、まさか、小...
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救命病棟24時 第2話感想 一見地味に見える理由を考えてみた
救命病棟24時の第5シリーズは2話目もそれなりにはなかなかの人間ドラマではあったのですが、これまでの救命病棟24時と比べるとどうにもピンとこない気がしてなりませんでした。 1話では鼻持ちならない医長だった本庄(佐々木蔵之介)が実は信念のある熱い医師で、こちらは淡々と冷静な夏目(時任三郎)とは一触即発かとも思えたのに、いざ蓋を開けて見るとふたりともとても「大人」だったため、お互いの言わんとしていることが...
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救命病棟24時 (人物紹介と感想・あらすじ) 第5シリーズが始まりました!
救命病棟24時の第5シリーズがスタートしました。これは第1シリーズからずっと欠かさずに見てきたドラマで、もう10年以上も続いているのかと思うと非常に感慨深いです。 今回は、この救命病棟24時には欠かせなかった進藤医師(江口洋介)がいないということでちとガッカリしておりましたけれど、その代り?に登場した時任三郎さん演じる夏目衛(まもる)医師もまたなかなか魅力的な人物のようなので、ここはそれほどこだわらずに...