丸鶏を使って作る!韓国の鶏スープ「닭곰탕:タッコムタン」
丸ごとの鶏肉、長ねぎ、玉ねぎ、にんにく、生姜と一緒にコトコトと煮込んだ韓国の鶏スープ「닭곰탕:タッコムタン」
韓国語の意味は、
닭:タッ =鶏
곰:コム =長時間煮込むこと
탕:タン =スープ
鶏肉の旨味た〜っぷりのスープにお塩、こしょうで味付けされたシンプルな韓国料理◎
以前にも鶏肉を丸ごと一羽使って作る、韓国の水炊き「タッカンマリ」をご紹介しました。
今日ご紹介する鶏スープ「タッコムタン」もコトコトと2時間ほど煮込んで。
作る方法はとっても似ていると思いますが。
以前の記事、鶏一羽を使って作る!韓国の水炊き「タッカンマリ」作り方・レシピ。 は、こちらからどうぞ♡
韓国の水炊き「タッカンマリ」と何が違うのかな?というと。
鶏スープ「タッコムタン」は、煮込んだ丸鶏を取り出して、骨とお肉を別々に分けて。
骨は再びスープに入れて煮込むこと。
この工程は「タッカンマリ」にはないかな、と。
ほぐした鶏肉を煮込んだスープを濾して、一緒にいただきます◎
材料は、鶏肉(丸鶏)、玉ねぎ、長ネギ、にんにく、生姜、塩、こしょう。
作る手順は、5つ。
- お鍋に鶏肉、玉ねぎ、長ネギ、生姜、にんにく、お水、塩を入れて煮る。
- 鶏肉を取り出して、骨とお肉に分ける。
- スープに骨を入れて煮る。
- スープを濾す。
- 長ネギ、塩、こしょうを入れる。
韓国ではこのスープにキムチをのせて。
ご飯を入れて、温かいスープをかけていただいたり、と色々な楽しみ方があるようですが。
キムチがなかったので。
「タッカンマリ」を作った際に「醤油ダレ」や「タテギ」と呼ばれる味噌だれの代わりに作った自家製こにはめものタレを作って添えてみました◎
ここハンガリーでも手に入りやすい材料、醤油、砂糖、酢、ごま油、にんにく、長ネギ。
そして、コチュジャンの代わりにErős Pista:エルーシュ ピシュタと呼ばれる、辛いパプリカとお塩で作られたハンガリーの調味料を少し加えて作るタレ◎
甘酸っぱく辛味の効いたタレは、韓国の鶏スープ「タッコムタン」にもぴったり◎
今日も日中は10℃くらいまで上がり晴れたお天気のブダペストですが。
朝は−7℃と冷え込み。。
そんな日はほっこり温まるスープが美味しく感じられるな、と◎
では。
丸鶏を使って作る!韓国の鶏スープ「닭곰탕:タッコムタン」作り方・レシピをご紹介します♡
丸鶏を使って作る!韓国の鶏スープ「닭곰탕:タッコムタン」作り方・レシピ。
:材料:
「닭곰탕:タッコムタン」
- 鶏肉1羽 (今回は約1.5kgの鶏肉を使用)
- にんにく 10片
- 生姜 1片
- 玉ねぎ 1/2個
- 長ネギ(細いものを使用) 2〜3本
- お水 適宜
- 塩 お好みで
- こしょう お好みで
自家製タレ
- 醤油 大さじ3
- 砂糖(きび砂糖使用) 小さじ1〜2
- 酢(りんご酢使用) 大さじ3
- ごま油 小さじ1
- にんにく 小さじ1
- ネギ 大さじ1
- コチュジャン 小さじ1 (ハンガリーの調味料Erős Pista:エルーシュ ピシュタを使用) ※辛いものがお好きな方はお好みで◎
:作り方:
1. 鶏肉をよく洗います【写真左】
2. お鍋に①の鶏肉、にんにく、生姜(スライス)、玉ねぎ、長ネギ、塩(小さじ2)を入れて、ひたひたになるくらいのお水を入れて強火にかけます【写真右】
3. アクが出てきたら、取り除きます【写真左】
4. スープが沸騰してきたら、火を弱火〜中火に弱めてコトコトと煮ます※【写真右】
※お水が減ってきたら、お水を追加します◎
スープを煮ている間に、自家製タレを作ります◎
5. 醤油、砂糖、酢、にんにく(みじん切りorすりおろす)、長ネギ(みじん切り)、ごま油、コチュジャンを入れて混ぜます。
約2時間、煮込んだスープはこちら♡
6. 鶏肉を取り出します【写真左】
7. 骨と皮をスープへ入れて煮て【写真中央】鶏肉は別の容器に入れておきます【写真右】
8. 骨と皮を入れて煮たスープ【写真左】を濾します※【写真右】
※鶏脂は、お好みで取り除きます。
9. お好みで塩、こしょう、長ネギ(斜め切り)を入れてひと煮立ちします。
10. 器にほぐした鶏肉、スープを入れて、お好みで自家製タレをかけて、できあがり♡