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2024/12/08

侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇/福澤徹三 任侠グルメ小説の感想

◆読んだ本◆
・書名:侠飯10 懐ウマ赤羽レトロ篇
・著者:福澤徹三
・初版出版社:文藝春秋
・初版発行日:2024/10/9


◆おすすめ度◆
・楽しく美味しい任侠グルメシリーズ度:★★★★
・悪人トクリュウなんてタイムリーすぎる度:★★★★
・ライターの道は険しい度:★★★


◆感想◆
人生を模索する若者3人と、ヤクザまがいの強面刑事が登場する、任侠グルメ小説の第10弾。
水戸黄門ばりにお決まりのストーリーですが、逆に安心して読めるという良いところも。
侠飯のレシピ本やレシピサイトも有る人気ぶりです。

強面なのに、料理に対する真剣さが伝わってくる刑事の柳刃。ギャップがいい感じです。
料理の描写も細かくて、読んでるだけでお腹が空いてきます。
読んでいるときは「作ってみようかな」と思わせるところが、普通のレシピ本と違うところですね。

トマトのヘタには「トマチン」という人に話したくなる豆知識や、トクリュウ、OS、UDなんていうタイムリーすぎるワードも出てきて、アップデートされているところがさすがですね。

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