アウェイ、エディオンピースウイング広島での試合でした。
J1第37節
サンフレッチェ広島 5-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者:鈴木武蔵選手
J2降格が決まってしまったコンサドーレ。
その事実に選手は気持ちを切り替えることができないまま、
試合に臨んでしまったようです。
前半はサンフレッチェの圧力に防戦一方。
コンサドーレはとても複数得点を狙っていたようには見えない感じでした。
縦にボールをつけてもFW、シャドーの選手はボールを収められず
奪われて逆襲をくらうこと、何度もありました。
サンフレッチェの方がコンサドーレをよく研究していたと思います。
前半8分、サンフレッチェがやりたかったような、ゴール。
まずはファウルでフリーキックを得たサンフレッチェがすぐにセットプレーで
ボールを動かして、デフェンスが高めのままのコンサドーレの虚を突いた感じ。
そこへ鮮やかなグラウンダークロスが来てしまい為すすべ無くあっさり失点。
サンフレッチェが狙っていた先制点でもあり、1チャンスを逃さなかった感じです。
コンサドーレはここでこのままではいけない、と思ったでしょう。
プロの意地、そして多くの広島に集結した現地コンサドーレサポーターのためにも
もっとファイトして欲しい気持ちでした。
前半はサンフレッチェのデフェンスを少しずつかわし、ボールを繋げるようになってきた中、
前半42分に右サイドを崩したコンサドーレは
近藤選手のクロスに鈴木武蔵選手がゴール。
ここまでは良い試合に持ち込めてきた、と思っていたのですが、、、
前半アディショナルタイムのサンフレッチェのフリーキック。
これがゴール前へのクロスだったのですが、誰にも触れずに
ゴールに吸い込まれてしまいました。
前半のうちにサンフレッチェにリードを許してしまいました。
今日はミシャ監督の選手交代の順番が気になりました。
後半開始時点で、大﨑選手→白井選手へ交代。
リスクを負って攻めるということなんだろうなとは思いましたが
今日のサンフレッチェの出来や、コンサドーレ選手の出来からいうと
ボールロストを繰り返していた浅野選手を白井選手に交代とした方が
ベターだったかなという印象です。
その後、案の定、守備が安定せず、攻撃できなくなりました。
守備が苦しいので、せっかく入れた白井選手が下がって
守備をするはめになってしまいました。
今日は攻撃の主役だった近藤選手でしたが、致命的なミスでバックパス、
このボールはサンフレッチェの選手に奪われそうな状況に。
GK菅野選手も必死に追いますが、相手選手と交錯する形になってファウル。
ペナルティエリア内でのファウルでPKとなりました。
PKは普通に決められてしまい後半10分で3失点目。
ここでもう、コンサドーレのメンタルは落ちてしまった感じです。
一生懸命やっているのに、うまくいかない、それがこの試合の3失点目で
ここからはもう勝てないという気持ちになってしまった感じです。
その後も残念な失点シーンが続いてしまいました。
もう本当に悔しい試合をしてしまいました。
見ているこちらとしては情けない試合をしてしまって、恥ずかしいという気持ちにもなりました。
現地のコンサドーレサポーターはずっと声を出して応援していました。
その姿に報いて欲しかったのだけれど、、、
今日の試合を観て、この試合のために準備してきたことを
何一つ出していないのではないか、と悲しくなりました。
雪で練習不足だったのかもしれないけれど、
まず戦っていないな、と思えたのが残念でした。
今週は本当に気持ちがへこみました。。。