SACDサラウンド・レビュー(999) [サラウンド・サウンド・レビュー]
J.S.Bach
Goldberg Variations Reimagined
CCSSA44923
Rachel Podger (violin)
Brecon Baroque
録音 2022年7月
Channel classics
J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
(C.M. ケリーによるヴァイオリンと室内アンサンブル編)
レイチェル・ポッジャー(Rachel Podger,1968年~)はイギリス生まれのヴァイオリニスト。ドイツのルドルフ・シュタイナー・スクールで教育を受け、帰国後ギルドホール音楽演劇学校でミカエラ・コンバーティとデイヴィッド・タケノに師事した。在学中からバロック奏法に興味を惹かれ、バロック音楽を専門とするフロレジウムとパラディアン・アンサンブルという楽団の創設に関与する。その後も、このアンサンブルとコンサート・ツアーやレコーディングに参加し、国際的にも高く評価されている。1997年、トレヴァー・ピノックに招かれ、イングリッシュ・コンサートのコンサートミストレス兼協奏曲ソリストに就任、ますます多忙な日々となった。2015年に英国王立音楽院(RAM)のバッハ賞を受賞。最近では2018年6月~7月開催の調布国際音楽祭2018に来日し、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番などを演奏した。
ブレコン・バロック(Brecon Baroque)はウェールズ南部の町ブレコンにある大聖堂で行われる音楽祭“ブレコン・バロック・フェスティバル”のために,ポッジャー自身が選び抜いたメンバーを集めて創設した2007年創設の古楽アンサンブル。
ソロのVnは左前、チェンバロはセンターの下がった位置に定位している。各楽器の定位は良い。ポッジャーの奏でるVnはクリアでナチュラルな響きを伴っている。サラウンドスピーカーからの音はアンビエンスがメイン。録音場所はロンドン、アッパー・ノーウッド、セント・ジョンズ教会
サラウンド・パフォーマンス ☆☆☆☆
音質 ☆☆☆☆☆
チャンネル 5ch
2024-03-02 11:03
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