ジェフ・エメリック&ハワード・マッセイ著「ザ・ビートルズ・サウンド 最後の真実」
を読んでいる。
今、やっと「サージェント・ペッパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」まで読み終えた。
高校時代に初めて聴いてから、もう50年以上が経つ。
あの時聴いたアルバム曲が作られていく舞台裏が詳細に語られていて、実に面白いです。
「リボルバー」が作られた過程も興味深く読みました。
ローリング・ストーンズのミック・ジャガーらと一緒に「イエロー・サブマリン」の録音の時には、スタディオの中でパーティーをしながら作ったという、なんとも微笑ましい時代だったようです。
67年代当時は、クラッシックの演奏家とポピュラー・ミュージックの演奏家との間には、大きな壁があり、それを融合させたアルバムだと言われていた事情が、本書を読んで解ったきがします。
60年代後半におけるビートルズは、今もそうだけれど最高な音楽集団だったことを再認識した次第です。
今では、異常とは思えないとのことですが、あの当時一枚のアルバム作りに4〜5ヶ月掛けることができたビートルズは、やはり偉大だったのだと思います。