趣味が高じて特技になる!
皆さん、おはようございます!
自慢ではありませんが、自分で事業を行う様になってからオンとオフの境目が曖昧になっています。それでもオフタイムには、旅に出たり、初めてのカフェを楽しんだりしています。
その他にも自分の興味を振り返ってみますと異文化に対する好奇心から来るものの様です。
子供の頃から好奇心が強かったせいか、学校帰りに気を引くものを見つけては不思議な体験をしてきています。工事現場の作業員のおじさんをつかまえては、あれこれと質問攻めにして仲良くなった暁には、お昼にお弁当を一緒に食べたり、挙句の果てはダンプカーに乗せて貰ったりしています。その様なノリで消防車に乗せて貰って家まで帰ったこともあります。
幹線道路の地下に埋設してある下水管の点検に連れて行って貰ったことも鮮明に記憶に留まっています。子供時分だからということもありますが、働くおじさんたちに愛嬌を振りまいて可愛がって貰うことが多かったように感じています。旅行に行っても、見るもの物珍しく親に質問攻めにしていた様な記憶があります。働く人に対する好奇心もひと一倍強かった。
その様な個性の子供がサイクリングに目覚め、高校から大学時代に暇さえあれば日本全国津
々浦々、寝袋と飯盒を持ち野宿しながら各地を自分の脚で駆け巡りながら、その地域地域に暮らす方々と交流してきた経験を持ちます。北海道では根室港でカニ釣り漁船の漁師さんと仲良くなり、漁船に乗ってオホーツク海にカニ釣りに連れて行って貰った記憶も蘇ります。
社会人になり家庭を持ってからは自転車を自家用車に乗り換え、行ったこともない未開拓の地に随分と旅行やキャンプで行ったものです。理系クラスで知り合った友人たちは、どちらかというと自分のマシンや道具に拘っていたのに対して、私の目的は訪れる先々で暮らす方
々との交流にあった様です。エアラインや旅客機が趣味なのも同じような事なのでしょう。
それからディベロッパーで商業施設開発に関わっていたこともあってか、ショッピングセンターを見て歩くのも好きです。街づくりの中で人々が集う機能としてショッピングセンターの賑わいを見て歩くことは欠かせません。街としてのゾーニングを考えながら、ショッピングセンターの中でどの様な商品が販売されているのかを見ることが今でも飽き足りません。
買い物に来ているお客様の表情や客層を見ながら、街づくりを考えることも好奇心なのであり、子供の頃からの好奇心に通ずるものがあるのでしょう。都市再生の魔術師と呼ばれた米J・W・ラウスがとても好きです。その地の固有資源や暮らす人々の心理を卓越した感性で捉えて荒廃した街をショッピングセンターを核に再生していく姿に魅せられたのでしょう。
そのせいか、私の人生の目的を「持続可能な循環型地域経済への再生」と位置付けているのは、仕事で培ってきたものと言うより趣味が高じたものなのでしょう。そうは言いましても
、これからのまちの再生はショッピングセンターの様なハードウエアを自分一人で造ることで達成できるものではなく、社会のソフトウエアを変えていく必要があると思っています。
地域に暮らす方々が創造力を発揮して、地域の課題をローカルビジネスを通じて解決していく枠組みを創る必要があるでしょう。それを現在のローカルビジネスを再構築する生業とどう結びつけるかを考えている訳です。また、創造力を発揮するメカニズムや方法論をこの10年間探求し続けて来ましたが、ようやく全容が理解できたので応用し実装していきたい。
今日もありがとうございます!
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