今季の春季キャンプは、班分けを辞め1、2、3軍で分けることになります。
松井政権では、キャンプインを遅らせ内容も自主性を重んじるキャンプでした。
しかし、練習の質以前に量が足りていないと言われる今のライオンズにはフィットせず、西口政権からは一転、競争を促すキャンプとなります。
選手の「慣れ」に対して苦言を呈し監督を退いた中嶋オリックスを引き継いだ岸田監督も、キャンプでは似たような施策をするようですので、選手に発破をかけたいチームあるあるなのかも知れませんね。
しかし、自力のある選手の多いオリックスとは違い、ライオンズは未知数な若手が多いですので、1軍2軍3軍と分けるだけでは効果があるかも未知数です。
個人的には、扱いや環境も変えるくらい明確に差別化して、選手に危機感を持たせるくらいでも良いと思います。
ただ、ライオンズの場合は軍で分けてもそれほど1、2軍の差がありません。
昨年の1、2軍のスタメンを見ても、どちらが1軍か分からないくらいでした。。。
西口監督の競争を促したい気持ちは伝わりますので、後は選手達がどんなモチベーションで臨むかです。
プロ野球人生を変えるくらいの、チャンスがあるシーズンになる選手もいます。
必死に練習から臨んでもらいたいです。
選手に競争を促すからには、西口監督も自分のプランに選手を当てはめるのではなく、ちゃんと競争に勝ち抜いた選手を起用してもらいたいです。
自分の考えは変えたくないと明言していますが、競争を促すならそこはフェアに行いたいです。
特に、西口監督のコンバート案は現状競争ではなく、自分のプランに選手を当てはめる施策となっています。
フェアとは思えません。
また、様々なインタビューを見る限り、1番は足の速い人、2番は何でも出来る人、セカンドは小兵タイプなどなど、ちょっと野球観が古いです。
指標を重視するのではなく、経験からの感覚でチーム作りをしていてはいつになっても暗黒期から脱する事は出来ません。
球団も育成分野では、経験から指導するのではなくデータを用いて科学的に指導する取り組みをしている割に、肝心の采配は経験からの感覚でやっていては、、、
ちなみに、順位がほぼ決まった時期の勝ち負けに価値はありませんが、球団的には昨年後半戦は悪くない戦いだったと認識しているようです。
その後半戦、特に9月は実際チーム打撃成績も他球団並みにはなりました。
その要因は、野村大.961、外崎.768、佐藤龍.724、源田.733と4人のOPSが高水準だったからです。
この4人+外国人選手は余程の事がない限り、スタメンで出来るだけ多く打席に立たせたい選手です。
競争と言うからには、昨年結果を出したこの4人は、キャンプ時に調整失敗さえなければレギュラー当確です。
競争を促すなら、使いたい選手を優先的に使うのではなく、ちゃんと結果を、特に感覚ではなくデータと内容をしっかり見て判断してもらいたいです。
個人的には野手に関しては、西口監督よりも鳥越ヘッド、仁志コーチ辺りの意見をしっかり聞いて決めてもらいたいです。
キャンプを見てコーチから意見を聞いた上で、自分のプランを柔軟に変える器が西口監督にあるのかもキャンプでは注目です。
そして、
今季のスローガンは、A LL ONEとなりました。
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— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) January 6, 2025
スローガン発表の瞬間を大公開!
\#西口文也 監督が、2025シーズンのスローガン発表を行いました。
YouTubeでは今シーズンへの意気込みも語っています!
▼フルバージョンはこちらhttps://t.co/Qm9vdggnjx#埼玉西武ライオンズ #seibulions pic.twitter.com/U995bN7Lsz
1人1人の選手の成長を促すならしっかり競争させて、その結果でレギュラーを決めてもらいたいです。
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