この記事でブログを参考にさせていただきましたお二方へ:何か問題がありましたらコメント欄にご連絡ください。
AIというものに関して、よくわかってはいないのかもしれませんが、生成AIと呼ばれるものについて色々疑問に思っていることとか、こんな意見もあるよ、ということを書いていきたいと思います。
ある方のブログ↓で、AIを法務分野に使うというニュースに関してコメントがありました。
mizunonamboku.hatenablog.com
会社の契約書とかに関して、AIの手をかりるということですね。↓
www.asahi.com
しかし、ブログ主様(元弁護士)は、色々とこれは問題がある、ということを書いておられました。
AIが嘘をつくためです。*1
アメリカでは、CHATGPTがねつ造した判例を、弁護士が裁判所に提出し、懲戒処分を食らったことがあるそうです。
apnews.com
まあ、専門の資格持ちなのですから、チェックしない方が悪いと言えばそれまでですが、そういういい加減なサービスを提供している側もどうなのかと……。
ブログ主様も、一度AIの法律相談を使ってみたところ、条文レベルで間違っていた……とのことです。原因として、ヤフー知恵袋を拾っていたのではないかと推察しておられました。
つまり、データの中に不確かなものが混じっており、精度が却って落ちている可能性があるため、変な結果を出さないよう、結局分かる人がチェックする必要があるということです。
法律のことは分かりませんが、ITや絵の世界でもこういうことを目にした記憶があります。(ソースが出せないので不確かですが)
「AIにつくらせたプログラムが間違いばかりで、チェックして手直ししないと使えない」
「AIに書かせた絵の手直しばかりする仕事に変わった。やっててつまらない*2」
みたいな意見です。
総じて言えば
こんなトンチキなものをAIに出させるくらいなら、初めから自分がやった方がはやい!!!
という感じ。
また話は変わりますが、メディカルイラストという、手術の説明などをするためのイラストジャンルがあるそうです。
私は、骨なら、骨格標本を3Ⅾデータで取り込んで、2Ⅾ化したものをAIに読み込ませといて、部位や角度ごとに出力してもらう……ようなことを素人考えしてました。
しかしことはそう簡単ではないそうで、まだAIには要望通りの、正確なものが書けないのだそうです。
出典↓。
blog.akira-workshop.com
この記事の書き手さんも、ネット上の人の描いた絵のデータを読み込んでいるからではないか、ということを仰ってます。
CHATGPTがそうなんですが、なんで「汎用AI」を目指して、「ネットから」データを取ってしまうのかな、という気がします。
最初の法律なら法律関連のデータを、メディカルイラストなら骨や筋肉、内臓のデータを、「信頼性のあるものだけ作って」読み込ませた方が正確なものができるような気がするのですが……。
それで、法律やイラストなど、用途別にAIを作った方が良いのではないかと思うのです。
ネット上のデータというと、法律関係だと、弁護士事務所などの相談形式のQ&Aは、ログインしたりしないと見られないようになってるし、ネットからAIが簡単には拾えないようになってるような気がします。*3
メディカルイラストだと、そもそも図解の数自体が少ないですしね。骨と言っても、イメージ画のような骸骨の絵を拾ってデータができてしまっているのかもしれません。
では。
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