人生のアジュバントなブログ

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不妊治療10 不妊治療の腕は良いが患者を甘やかさない個性派病院Sウィメンズクリニック

i-e.hatenablog.com

 

とある北関東の某県にある不妊治療のクリニックについてです、Sウィメンズクリニックっていうんですけど

先に書きますが、ここのお医者さんの腕はかなり立つとの評判ですし、実際噂に違わずその通りだと思います、不妊治療の患者さんに対する熱意に関してもお医者さん達の中で群を抜いていると受診していて肌で感じました、これから書く事も悪口ではないです、あしからず

 

それに数年前のお話なのでもう変わっている可能性もあります、というか変わっていると思います

先生の治療方針は論理的で、膨大な患者をほぼ一人で診ているので治療方針がブレないし、カルテをちらりと見ただけでたくさんの患者の中からもこの人はこういう治療をしていたな、とすぐに思い出してくれます

多くの不妊治療の患者を診てきた経験がフィードバックされた治療には、圧倒的な安心感があります

このSウィメンズクリニックには今時の病院にはない個性的な部分もあります、一部を下記に挙げてみます、他の人気クリニックにはあるあるな事も書いています

初診の時

■クリニックの事を知ろうとしてホームページを見てみると、先生の容赦のない長文が掲載されている、改行等の読みやすくする工夫ほとんど無し、でも内容は良い事が書いてあったりする、でも文章がズラズラと長い、「今月のお知らせ」コーナーのバックナンバーも読む事はできない、一期一会です

■でも受診するのだからホームページぐらい読んどかないと……と思って一生懸命読んで気力と精神力を削られる

■とても人気のあるクリニックなので初診予約が入れられるのが2ヶ月先ですとか言われる、当時ネット予約はなく電話のみ、でも電話した時にキャンセルなどでたまたま予定が空いていると、「では今週の◯時なら大丈夫ですよー」とかいきなり近い日程を言われてビビる

■予約の時間に行ってもそこから待たされる、ひたすら待たされる、初診の人にとっては第一の試練、ここで心折れる人も……

■第一の試練を突破した初診じゃない人は、長い待ち時間に対して覚悟ができているし、暇つぶしグッズを持ってきている人が多いのでなんとか耐えられる、待ち耐性の無い人にこのクリニックは厳しい

通院している時

■待ち時間は短くても2~3時間の時が多い、長い時は6時間最長は8時間という試練も

■同じ時間に何人もの予約をねじ込むので、予定時間の中でも早く行った人の方が早く診てもらえる(と思われる)らしいので、開院前からクリニックの前に人が並んでいる

■待合室に人が多すぎて入りきれない時があり、外に座っている人がいることがある

■よくある流れ……

  1. 受付してすぐ看護師さんに「2時間(または1時間)外出できますよー」とか言われる
  2. 外出するそのまま居るか選択する
  3. 外出する
  4. 2時間(または1時間)時間を潰してクリニックに戻る
  5. その30分~2時間後に内診
  6. その30分~2時間後に先生との話
  7. 会計
  8. 帰宅

という流れ、ほぼ半日とか1日仕事、もちろん治療内容によってはこれより短い場合もあります

■待ってるとたまに看護師さんに怒っている職人先生の怒鳴り声が聞こえてビビる、でも患者さんには絶対に怒鳴らない(当たり前ですが)、むしろ優しいトーンのしゃべり方をされる、そしてそのギャップにまたビビる

■ペッパー君が居たが、電源が切れてたり点いていたりあんまり働いていない、クリニックのホームページによるとあまり調子が良くないらしい、病院勤務のペッパー君なのに病気がち

■看護師さんが「◯◯さ~ん」と患者を呼ぶと、たまーにペッパー君が「ハーイ」とか返事をして看護師さんに「あんたじゃない(笑)」と突っ込まれる、この時ばかりは殺伐とした待合室にほのかな笑いの空気が流れる

■託児所などは無いので、二人目不妊の人が一人目を連れて来て受診していることがあるので、たまに子供が走り回っている

■男子トイレが無い、というか採精室が男子トイレの形状になっているので貸してくれない

長い待ち時間・たまの怒鳴り声・走り回る子供……ストレスは大敵な不妊治療なのに患者を甘やかさない方針、その耐性がある者、またはそれを楽しめる者のみが、あの待合室で長い時間を我が家のように過ごせるのでしょう

Sウィメンズクリニック、最近あまり見ない硬派なクリニックです

 

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