うみだぬきの楽しいこと探し。

30代既婚子なしの活動記録。

山形の餅はんまいです。ぼたもちで納豆もちをするのは山形だけ!?手作りあんこと、手作りぼたもちで納豆もち。

好きな妖怪はあずき洗い。どうもっす、山形のうみだぬきです。

お正月に、秘密のケンミンSHOW極をみていたら、お餅についてやっていて、ぼたもちが食べたくなったので、作って食べることにしました。ちなみにケンミンSHOWでぼたもちのことを話していたのは、山形県民だけでしたね。

 

先日、仙台の富澤商店で、新豆の特選小豆(あずき)を買っていたので、あんこをつくることにしました。

豆も米と同じように、新豆なるものがあるんですね。

参考にしたレシピはもちろん富澤商店さんの基本のつぶあんのレシピ。このレシピは初心者さんにはちょっと難しいかもしれません。しかし、とても美味しいあんこが作れます。まぁ、このレシピでしか作ったことないんですけどもね。

tomiz.com

さて、まずは洗います。洗っていると、耳ごごちが良い音です。ジャラジャラジャラジャラ。

ゆでました。

砂糖と混ぜます。レシピでは、小豆200gに対して砂糖300gとなっていました。自分好みにしたいので砂糖260gにしました。これでも十分甘いです。いやぁ、どんぶりいっぱいの砂糖入ってます。お菓子作りをして初めて気がついた砂糖含有量。末恐ろしいです。

普通のあんこより、黒く見えるのは、家ではきび砂糖を使っているからです。

完成!完成まで1時間以上かかっとります。

 

もち米はマックスバリュで買いました。残念ながらブレンド米でしたが、天童のお米屋さんから卸しているみたいだから、まぁいいかと。安いし。ヤマザワ(山形のスーパー)だと、山形県産のもち米が買えます。

ぼたもち作りで参考にしたレシピはこちら↓です。すごく簡単でわかりやすいレシピでした。

mi-journey.jp

洗って1時間給水します。

炊き上がりは普通のお米とたいして見た目は変わりません。

麺棒でぼたもちにしていきます。奥さんのすりこぎ借りれば良かった。

助さん、角さん、もう良いでしょう。

ちなみに、ばあちゃん世代に、ぼたもちのことを半殺しといっても通じます。つぶすのを殺すというニュアンスで捉え(諸説あり)、ぼたもちを半殺し、餅は本殺しというらしいですね。地方によっては皆殺しらしいです。昔の表現はおっかないものがありますね。おー、くわばらくわばら。

山形の昔話で、半殺しがでてくるものがあります。旅をしていたお侍さんが民家に泊めてもらった際に、おじいさんとおばあさんが「半殺しがいいべか?お手打ちがいいべか?」「半殺しにするべ」と夜中に相談をしているのが聞こえて、お侍さんは眠れなくなってしまったそうです。おそるおそる朝起きてみると「ぼたもち」が出てきたそうで。ぼたもちにしようか?手打ちのそばにしようか?と相談をしていたのをお侍さんが、襲われるのではないか?!と勘違いをしたという昔話があります。どだなだずねぇ。

ネット検索しても出てこなかった情報ですが、餅は、ぼたもちに対して本餅という風に言いますよね?これは方言ですかね?餅食べたい。といってもぼたもちなのかビヨーンな餅なのかわからないですからね。ぼたもちに対して本餅という表現があります。方言なのか?という疑問がありますが、ネット検索しても出てきませんでした。納豆もちを食べる地域は少ないようだというのは知っていたのですが、ぼたもちを納豆で食べる地域はどうやらさらに少ないようです。
ちなみに、山形のうみだぬきの納豆もちのこだわりは、ぜひともネギは入れたいですね。

 

さて、本餅ならガツガツまぜられるんですけども、柔らかいぼたもちなので、デリケートにあんこを絡めました。んー、見た目いまいち。もう少し汁っぽいあんこのほうが良かったですかね。味はんまいです。

こちらは納豆もち。ぼたもちの納豆もちが一番好きです。いくらでも食べられます。食べ過ぎるほど食べて、危うく私自身が鏡餅になる所でした。あじゃぱー。

12月31日、1月1、2日は仕事だったので、ぜんぜん正月気分ではなかったのですが、3日の休みに、酒を飲みながら、あんことぼたもちを作り、納豆餅を食べて大満足な正月気分でした。湯殿山神社に初詣にもいきました。今年も良い1年になりますように。

最後まで読んでくださりありがとうございました。今日もお疲れ様です。

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