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チェン100点超え首位発進 田中刑事は6位、山本草太7位
フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第2戦、スケートカナダが29日（日本時間30日）、カナダのバンクーバーで開幕し、男子ショートプログラム（SP）が行われた。第1戦のスケートアメリカで3年8カ月ぶりの「黒星」を喫した、世界選手権3連覇のネイサン・チェン（米国）は、連戦ながら106.72の高得点で首位発進した。
日本勢は、平昌五輪代表の田中刑事（国際学園）が6位、16年ユース五輪金メダリストの山本草太（中京大学）は7位だった。
GPシリーズは、全6戦の成績上位6人がGPファイナル（12月9～11日・大阪）に進出する。
男子SPの順位と得点
| SP順位 | 選手名 | SP得点（技術点、演技構成点、減点） |
|---|---|---|
| 1 | ネーサン・チェン（米国） | 106.72（60.29、46.43） |
| 2 | ジェイソン・ブラウン（米国） | 94.00（47.39、46.61） |
| 3 | キーガン・メッシング（カナダ） | 93.28（49.59、43.69） |
| 4 | マカール・イグナトフ（ロシア） | 89.79（52.00、37.79） |
| 5 | エフゲニー・セメネンコ（ロシア） | 87.71（48.63、39.08） |
| 6 | 田中刑事（国際学園） | 78.83（39.19、39.64） |
| 7 | 山本草太（中京大学） | 78.78（41.63、37.15） |
| 8 | アレクサンドル・サマリン（ロシア） | 78.55（39.66、38.89） |
| 9 | コンラッド・オーゼル（カナダ） | 73.19（38.34、34.85） |
| 10 | ロマン・サドフスキー（カナダ） | 72.94（36.01、38.93、-2.00） |
| 11 | 樋渡知樹（米国） | 72.92（36.24、36.68） |
| 12 | モリス・クヴィテラシヴィリ（ジョージア） | 71.60（33.99、37.61） |
ネーサン・チェン（米国）
平昌五輪シーズンのSPプログラム「ネメシス」の歌手の曲「Eternity」を使ったプログラム。終盤には、ファンの間でも人気の高い「ネメシス」を"再演"し、締めくくった。
SP得点は106.72
田中刑事（国際学園）
新プログラムは「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。これまでもエキシビションで「ジョジョの奇妙な冒険」を披露するなどアニメ・漫画好きの田中らしく、SP衣装も気合を感じるものに。
SP得点は78.83
山本草太（中京大学）
今季から浅田真央さんや宇野昌磨（トヨタ自動車）らを育てた山田満知子コーチ、樋口美穂子コーチに師事。シニア転向後はケガに悩まされたが、心機一転で北京五輪シーズンに挑む。プログラムはビートルズの「Yesterday」
SP得点は78.78
男子SPのエントリー
| NO. | 選手名 |
|---|---|
| 1 | キーガン・メッシング（カナダ） |
| 2 | コンラッド・オーゼル（カナダ） |
| 3 | ロマン・サドフスキー（カナダ） |
| 4 | モリス・クヴィテラシヴィリ（ジョージア） |
| 5 | 田中刑事（国際学園） |
| 6 | 山本草太（中京大学） |
| 7 | マカール・イグナトフ（ロシア） |
| 8 | アレクサンドル・サマリン（ロシア） |
| 9 | エフゲニー・セメネンコ（ロシア） |
| 10 | ジェイソン・ブラウン（米国） |
| 11 | ネーサン・チェン（米国） |
| 12 | 樋渡知樹（米国） |
