「かなだい」の次を背負いたい　アイスダンス「うたまさ」の覚悟

　フィギュアスケートの全日本選手権アイスダンス予選会は29日、広島市のひろしんビッグウェーブでフリーがあり、リズムダンス（RD）2位の「うたまさ」こと吉田唄菜（うたな）選手、森田真沙也選手組（木下アカデミー）が103・81点、合計173・11点で逆転優勝した。

　試合後の取材では、活況を呈しつつある日本アイスダンス界をさらに盛り上げる覚悟をにじませた。

鍵は「とりあえず両方やってみる」

　◆吉田選手　小さなミスがいろんなところで出てしまいましたが、その中で2人で一緒に修正できて、まとめられました。そこの部分は良かったと思います。

　◆森田選手　成績的にはもちろん1位を狙っていましたけど、自分たちのできることが100％出し切れなかったので、全日本に向けて修正していきたいと思います。

　――今年6月に結成し、短期間で仕上げてきました。

　◆吉田選手　もともと2人で滑るのが…