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お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

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歌舞伎町で初の歌舞伎公演 脚本・小佐田定雄さんに聞く見どころ

「歌舞伎町大歌舞伎」で新作「福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)」の脚本を担当した小佐田定雄さん=東京都新宿区で、油井雅和撮影
「歌舞伎町大歌舞伎」で新作「福叶神恋噺(ふくかなうかみのこいばな)」の脚本を担当した小佐田定雄さん=東京都新宿区で、油井雅和撮影

 東京・新宿の歌舞伎町で、意外にも初の歌舞伎公演「歌舞伎町大歌舞伎」が26日まで、昨年開業した東急歌舞伎町タワーにあるTHEATER MILANO―Za(シアターミラノ座)で開かれている。歌舞伎町は、戦後焼け野原となった街の復興事業案で、歌舞伎の劇場を中心としようとしたことから名付けられたが、実現しないまま地名が残った。今回、劇場開業1周年を記念して「歌舞伎町での歌舞伎」が実現し、中村勘九郎、七之助兄弟らが出演する。脚本を担当した上方の落語作家、小佐田定雄さんに聞いた。

 ――歌舞伎町での歌舞伎が今までなかったのは不思議です。

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