関東学生アメリカンフットボールは春季オープン戦を終え、9月からのリーグ戦に向けて準備に入る時期となり、仲間と共に切磋琢磨(せっさたくま)している。母校の東京大の監督として、また筑波大客員教授として大学スポーツのあるべき姿を追求してきた。そして今、会社社長としてヘルスケア事業にも向き合っている。
その経験から気づくのは、スポーツとヘルスケアが抱えている課題には共通点が多いことだ。
縦割り構造に陥りやすく、組織の最適化ができていない。株式会社は医療法人を経営できないなど、収益を上げることを二の次とする体質がある。
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