特集

自民党総裁選2024

自民党総裁選が9月に行われます。関連する原稿をまとめました。

特集一覧

能條桃子さん「若年政治家の誕生に協力を」 自民党新総裁に石破氏

決選投票で自民党総裁に選ばれ、立ち上がって拍手に応える石破茂元幹事長=自民党本部で2024年9月27日午後3時23分、猪飼健史撮影
決選投票で自民党総裁に選ばれ、立ち上がって拍手に応える石破茂元幹事長=自民党本部で2024年9月27日午後3時23分、猪飼健史撮影

 自民党は新たな総裁に石破茂氏(67)を選出した。総裁選は、派閥の力が発揮される権力闘争の場面の一つだった。しかし、裏金事件で5派閥が解散を表明して初の総裁選は締め付けが弱まり、過去最多の9人が競った。「政治とカネ」の問題で揺れる自民党は生まれ変わり、信頼回復に向けた一歩を踏み出せるのだろうか。

能條桃子・「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事

 石破茂氏はジェンダー平等やマイノリティーの権利について、自民党の中では比較的意識のある方だと思う。新しい政策を期待したい。

 それにしても、今回の総裁選は、若い世代や女性が候補になるには、それだけの何かが必要だと改めて示した。

 40代の候補2人のうち、小泉進次郎氏は4世政治家だ。父純一郎氏がいなければ、こうも目立つ存在だったろうか。もう一人の小林鷹之氏は選択的夫婦別姓に反対だ。今や20代は9割方が賛成とのデータもある。小林氏は高齢保守層の支持で出馬できたのでは? 高市早苗氏も…

この記事は有料記事です。

残り1053文字(全文1469文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の筆者

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月
  翻译: