アスリートイメージ調査から見る大谷翔平　続く「1強時代」

　米大リーグのプレーオフは11日（日本時間12日）、ナ・リーグのドジャースがパドレスとの地区シリーズ第5戦に臨む。歴史的なシーズンとなった大谷翔平選手の戦いはさらに続くのか、それとも幕が閉じるのか。いずれにせよ、その名をメディアで見ない日はない。

　博報堂DYメディアパートナーズは2008年から独自の指標に基づいた「アスリートイメージ評価調査」を実施している。例年、春、夏、年末など年に複数回の調査を重ねており、大谷選手は21年夏以降、総合ランキングでトップに立ち続けている。担当者の武方浩紀さん（52）は「ランキングが下がる理由もなければ、現状では大谷選手を脅かす存在も見当たらない。今後しばらく『1強』が続くのではないか」と語る。

上り続ける「スターダムの階段」

　広告会社である当社はアスリートの起用に力を入れるため、08年からアスリートに特化したイメージ調査を続けている。具体的には「…