広島

広島・大瀬良、総額5億円の2年契約「結果で最年長のあるべき姿を」

　広島の大瀬良大地投手が3日、マツダスタジアムで契約更改交渉し、年俸2億円プラス出来高払いで、総額5億円となる2年契約を新たに結んだ。来年6月に34歳を迎える右腕は「しっかりとした姿と結果で最年長のあるべき姿を見せていきたい」と決意を語った。　今季は3年契約の最終年だった。先発ローテーションの柱を担

広島・矢野雅哉、3倍の年俸5300万円で契約更改　「守備職人に」

　広島の矢野雅哉内野手が26日、マツダスタジアムで契約交渉し、約3倍の年俸5300万円でサインした。亜大を出て4年目で正遊撃手となり、137試合で打率2割6分、2本塁打、38打点。「巡ってきたチャンスをつかめて良かった」と充実の表情だった。　驚異的な身のこなしと強肩を生かした守備で、初めてゴールデン

プロ野球・広島の九里亜蓮投手、FA権行使　33歳　米球界視野

　広島の九里亜蓮投手（33）が12日、昨季取得した海外フリーエージェント（FA）権を行使すると表明した。米球界への挑戦を視野に移籍の道を探るという。　岡山理大付高、亜大を経てドラフト2位で2014年入団。3年契約最終年の今季は初めて開幕投手を務め、23試合で7勝10敗、防御率3・21だった。通算は7

ゴールデングラブ賞、ソフトバンク最多　甲斐ら5人、DeNA山本は初

　プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が12日に発表され、パ・リーグ優勝のソフトバンクから7度目の甲斐拓也捕手に、モイネロ投手と山川穂高一塁手、栗原陵矢三塁手、周東佑京外野手の初選出4人を合わせ、両リーグ最多5人が選ばれた。　日本一に輝いたDeNAの山本祐大捕手は独立リーグ出身者

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広島・矢野雅哉が初ゴールデングラブ賞　兄が語る「かわいい」弟の姿

　プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「三井ゴールデングラブ賞」にセ・リーグ遊撃手部門で矢野雅哉選手（25）＝広島＝が初選出された。プロ4年目の今季、「規格外の守備」でブレークし、終盤まで首位をキープしたチームを支えた雅哉選手。兄で社会人野球の三菱重工Eastで主将を務める幸耶選手（30）に「生意気で

師はカープの元エース　三菱自動車倉敷・彦坂、教え体現　日本選手権

　第49回社会人野球日本選手権大会は第2日の30日、京セラドーム大阪で1回戦があり、三菱自動車倉敷オーシャンズは前回大会8強のJR四国を2―1で破り、クラブチームの倉敷オーシャンズとして出場した第33回大会（2006年）以来、16大会ぶりの白星を挙げた。　　　◇　投球動作に入る前、三菱自動車倉敷オー

「カープの色に合う選手に」　広島監督、青学大・佐々木泰選手に

　24日のプロ野球ドラフト会議で、青学大の佐々木泰選手を1位指名した広島の新井貴浩監督が大学を訪問し、指名あいさつをした。　指名から約2時間が経過した午後7時半ごろ、東京都渋谷区の大学の記者会見場で佐々木選手と右手で強く握手を交わした後、報道陣の取材に応じた。新井監督の主なコメントは次の通り。【牧野

プロ野球・ドラフト1位指名確定　競合最多は明大・宗山選手の5球団

　プロ野球の新人選手選択（ドラフト）会議が24日、東京都内であり、1位指名で走攻守に高い評価を受ける宗山塁内野手（明治大）に西武、楽天、広島、日本ハム、ソフトバンクの5球団が競合し、くじ引きで楽天が交渉権を獲得した。最速154キロを誇る「大学ナンバーワン左腕」の呼び声高い金丸夢斗投手（関西大）は中日

ヤクルト・村上2冠　巨人・菅野が最多勝　セ・リーグ個人タイトル

　セ・リーグは6日、レギュラーシーズン全日程が終了し、村上（ヤクルト）が33本塁打、86打点で2冠に輝いた。どちらも2年ぶりで、本塁打王は3度目、打点王は2度目。　オースティン（DeNA）が打率3割1分6厘で首位打者、長岡（ヤクルト）が163安打で最多安打。近本（阪神）は19盗塁で3年連続5度目の盗

DeNAが3年連続CS進出　セ・リーグも3チーム出そろう

　プロ野球セ・リーグは2日、DeNAの3年連続6度目のクライマックスシリーズ（CS）進出が決まった。巨人に2―4で敗れたが、広島の敗戦で3位が確定した。広島は4位が決まった。　DeNAは12日からのCSファーストステージで2位阪神と甲子園球場で対戦。勝者は16日が初戦のファイナルステージに進み、リー

広島・野村祐輔投手が今季限りで現役引退　「経験は大きな宝」

　プロ野球・広島は27日、野村祐輔投手（35）が今季限りで現役を引退すると発表した。球団を通じて「カープで13年間、プレーできたことを誇りに思います。3度のリーグ優勝を経験させていただいたことは大きな宝物」とコメントした。　野村は岡山県出身。広島・広陵高から明大を経て、2012年にドラフト1位で入団

「しつこくいこう」　3安打で貢献の広島・秋山翔吾　頭に後輩の姿

　◇○広島6―3阪神●（9日・京セラ）　好打者の頭には、後輩の姿があった。広島の1番・秋山翔吾が3安打の固め打ちで得点に絡んだ。　象徴的だったのが四回の第3打席だ。2死二塁の打席で、阪神の村上頌樹に3球で追い込まれたが、「追い込まれてもしつこくいこう」。そして、5球目の外角のフォークにタイミングをや

プロ野球・広島元監督の阿南準郎さんが死去　86歳　リーグ制覇も

　プロ野球広島、近鉄でプレーし、広島監督として1986年のセ・リーグ優勝に導いた阿南準郎（あなん・じゅんろう）さんが7月30日、死去した。86歳。広島球団が31日、発表した。　大分県出身。大分・佐伯鶴城高から56年に広島入団。複数の位置をこなす好守備の内野手だった。68年に近鉄に移り、70年に引退。

全パが28安打16得点でオールスター新記録　第1戦の雪辱果たす

　プロ野球のマイナビオールスターゲーム2024は24日、神宮球場で第2戦が行われ、全パが16―10で全セに打ち勝った。28安打16得点はともにオールスター新記録。第1戦の雪辱を果たし、通算成績を91勝81敗11分けとした。　全パは近藤（ソフトバンク）と佐藤（ロッテ）が球宴最多タイとなる5安打をマーク

広島・坂倉将吾、オールスター史上3人目の満塁弾　57年ぶり快挙

　◇全セ―全パ（24日・神宮球場）　自身のオールスター初安打は、全セとしては史上初、オールスターでも57年ぶり3本目となるグランドスラムとなった。全セの坂倉将吾（広島）が0―2の二回、バックスクリーンに飛び込む満塁本塁打を放った。　2死満塁で、フルカウントから高めのストレートを振り抜いた。今回は20

広島・大瀬良大地が初のノー・ノー達成　プロ野球通算102度目

　プロ野球・広島の大瀬良大地投手（32）が7日、マツダスタジアムで行われたロッテ1回戦で、自身初の無安打無得点試合（ノーヒット・ノーラン）を達成した。　無安打無得点試合は今季2人目。巨人の戸郷翔征投手（24）が5月24日の阪神戦で達成して以来で、プロ野球通算102度目（90人）、セ・リーグでは46度

「カットに頼らず勝負を」　広島・大瀬良、新しい自分で今季初勝利

　◇○広島3―1阪神●（8日・甲子園）　特定の球種に頼らない、新しい自分を表現した。広島の大瀬良大地が今季5試合目の登板で初勝利を挙げた。　一回から直球やカットボールを軸にしたが安定せず、三回まで毎回四球や安打で先頭打者を出してリズムに乗れなかった。ここで試合前に捕手の会沢翼と立てた作戦を実行した。

広島・秋山　技術はうそをつかない　阪神・村上に勝利の立役者

　◇○広島2―0阪神●（7日・甲子園）　特定の投手に対して何連敗というのは、選手は気にするものだ。広島が、今季2連敗中の阪神・村上頌樹に対して勝った。立役者の一人が、1番・中堅の秋山翔吾だった。　得点力不足のチームにとって追加点が欲しい場面だった。1点リードの五回2死一、二塁で迎えた第3打席。先発の

反省しながら今季初勝利　広島・森下、被安打12は自己最多

　◇○広島6―2巨人●（20日・マツダスタジアム）　お立ち台では「12安打されているので、ここにいていいのかな」と少しばつが悪そうだった。広島の森下が反省しながら、今季最初の白星を挙げた。プロ91試合目で被安打は自己最多だったが、七回途中まで投げ2失点。巨人戦の連勝は2021年秋から7に伸びた。　5

5試合ぶりの得点、光った小園の遊ゴロ　新井監督も「成長を感じた」

　◇○広島6―2阪神●（10日・甲子園）　5試合ぶりの得点が入り、勝てた。そこにはあえて打った内野ゴロがあった。広島の小園海斗が、状況に応じた打撃を見せ、遠かった本塁に届いた。　一回、1番・野間峻祥が阪神の昨季10勝左腕・伊藤将司の出はなをくじいた。捕手のミットが真ん中へ動く甘い変化球にタイミングを