日本からの観光客にも大人気の旅行先、バンコク。
バンコクは、高層ビルや大型モールが立ち並ぶ、まさに東南アジアのハブ的な近代都市です。
その反面、ローカルな場所もまだ多く健在しており、ノスタルジックでエネルギッシュな雰囲気も併せ持つ、魅力的な場所。
筆者も在タイ10年を超え、今もなお、バンコクに魅了されっぱなしです。
この記事では、バンコク旅行がはじめてという初心者の方に向け、バンコクの6大主要エリアごとのおすすめ観光スポットや、何泊するのがおすすめか、ベストシーズンなど、バンコク旅行のプランを立てるのに必要な基本情報をまとめています。
タイ全体の基本情報に関しての記事も、併せてご覧ください。
- バンコクについて
- バンコク旅行|何泊がおすすめ?
- バンコク旅行|ベストシーズン
- バンコク旅行|服装
- バンコク旅行|インターネット通信
- バンコク旅行|おすすめ観光スポット
- バンコク旅行|移動手段
- バンコク旅行|グルメ
- バンコク旅行|タイマッサージ
- バンコク旅行|気をつけること
- まとめ
バンコクについて
まずはじめに簡単にバンコクついて。
バンコクの正式名称は世界一長く、ギネスにも認定されているほど。
クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシ ン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリー ロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・ サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
あまりにも長すぎるため、タイの人々はバンコクのことを正式名称の頭だけを取って、「クルンテープ(天使の都)」と呼んでいます。
人口1,600万人以上の世界屈指の大都市で、ASEAN経済の中心地でもあるバンコクは、東南アジアのハブ的な場所になっています。
バンコク旅行|何泊がおすすめ?
バンコクにはたくさんの観光スポットがあり、その他にもショッピングやグルメ、スパやマッサージ体験など、やることは盛り沢山です。
最低でも3泊4日もしくは3泊5日がおすすめです。
バンコクから日帰りで行ける観光スポットも多くあり、例えばアユタヤ遺跡やビーチリゾートのパタヤなどにも足を運ぶ場合は、プラス1泊2日した方が無難です。
正直バンコク旅行では、1週間や1ヶ月の中長期滞在でも、飽きないほどの魅力がたくさんあります。
バンコク旅行|ベストシーズン
1番おすすめな時期
バンコク旅行は何月に行くのがおすすめ?ズバリ、12月1月です。
- 乾季 11月中旬頃〜1月
- 暑季 2月~5月
- 雨季 6月~11月中旬頃
上記の「バンコクの季節」に関しては、実際にネット上で公表されている期間とズレがありますが、在タイ10年以上の私が体感している実際の季節感です。
世界的な地球温暖化問題により、バンコクの季節もだいぶ変化してきました。
バンコク旅行のベストシーズンは先述した通り乾季の12月1月ですが、その次におすすめな時期は、本格的に暑さMAXになる3月4月を外した2月と、雨量がまだ比較的少ない5月〜8月といえます。
逆に外したほうがいいのは、暑季の3月4月。
はじめてバンコク旅行に訪れる場合は、寺院巡りは絶対に外せない観光スポットですが、寺院は日陰が少なく猛烈な暑さとなります。
また、雨量が増えてくる9月〜11月頃にかけては道路が冠水することもしばしばですので、はじめてのバンコク旅行にはおすすめしません。
バンコク旅行が1番安い時期
バンコクのローシーズンは一般的に雨季である5月〜10月といわれています。
バンコク旅行のコストを抑え、安い時期に訪れたい場合は、この時期を狙うと、宿泊施設や航空券も安く購入できます。最も雨量が多い9月10月あたりは特に安くなるはずです。
バンコク旅行|服装
バンコクの年間平均気温は29℃。
熱帯モンスーン気候で一年を通して蒸し暑いのが特徴です。
どの時期にバンコク旅行に訪れるにも、日本の夏服と同じ服装で問題ありませんが、寺院観光をする際の服装は、気を付ける点があります。
詳細は、下記の記事の「タイでの服装」をご覧ください。
日本の夏服でも問題はありませんが、乾季は肌寒い日もあり、また、バンコクは電車内やショッピングモール、レストランなどでは冷房がきつい場合があります。
薄手の長袖やストールなどはどの季節に訪れるにしても1枚は用意しておきましょう。
バンコク旅行|インターネット通信
バンコク旅行の準備として、バンコクでのインターネットの利用はSIMカードやeSIMカードがおすすめです。
詳しくは過去記事をご覧ください。
バンコク旅行|おすすめ観光スポット
バンコク旅行でおすすめの観光スポットを、エリアごとにご紹介していきます。
グリーン:サイアムエリア
レッド :プラトゥーナムエリア
イエロー:王宮とその周辺エリア
ブルー :スクンビットエリア
パープル:チャトチャック
オレンジ:シーロムエリア
ぜひバンコク旅行の計画を練るのに役立ててください!
バンコクの中心!サイアムエリア
バンコクの中心、サイアムエリア。
サイアム駅前には高級デパートの「サイアムパラゴン」があり、それに並んで若者向けのモール「サイアムセンター」、ハイセンスなグッズやブランドが入居する「サイアムディスカバリー」があります。
これら3つのデパート群を称してOneSiamと呼ぶのですが、お買い物がお得になるツーリストカードが無料で登録できますので、サイアムエリアを訪れる際はぜひ活用しましょう!
One Siamの向かい側には、若者向けの商品を扱う小さなショップが立ち並ぶ、いわば日本の原宿のような雰囲気の「サイアムスクエアー」と呼ばれるゾーンがあります。
タイの若者の流行が肌で感じられるエリアです。
サイアムパラゴン
サイアムパラゴンはBTSサイアム駅前にある高級デパート。
ハイブランドが入居しており、地下には「シーライフバンコクオーシャンワールド」というハイソな料金設定の水族館があり、バンコク旅行客に人気です。
レストラン街にはタイ料理をはじめ、日系レストランも入居しています。
フードコートにはミシュランのビブグルマンに選ばれたローカル店のブースも多くあり、他のフードコートと比べると高めの料金設定になっています。
とはいえフードコートですので、バンコクグルメを気軽に楽しみたい旅行者の方にはおすすめのフードコートです。
その他、高級スーパーのグルメマーケット(日本でいう成城石井的な存在)も入店しているので、バンコク土産を購入したり、バンコクのスーパーの雰囲気を味わってみたい方にはおすすめです。
サイアムセンター
サイアムセンターはサイアムパラゴンの隣にある若者向けのショッピングセンター。
特徴は、タイ発のブランドショップが多く入居している点です。
タイ人デザイナーが手がけた洋服は、日本のブランドとはまた違ったセンスがあります。
個人的には、サイアムエリアに来ると、このサイアムセンターの「フードリパブリック」というフードコートをよく利用します。
お隣のパラゴンに比べてリーズナブルで種類も豊富です。
サイアムディスカバリー
サイアムセンターのお隣にあるサイアムディスカバリー。
サイアムディスカバリーは日本人デザイナーの佐藤オオキ氏が総合監修した近未来的な内装が特徴的。
内装同様に、おしゃれなグッズを扱うセレクトショップが多く入居しており、One Simaの中ではダントツにセンスの光るショッピングモール。
おしゃれなインテリア・雑貨がフロア一体を占めている階もあり、センスのいいバンコク土産を選びたいなら、サイアムディスカバリーがおすすめです。
サイアムスクエアー
One Siamの反対側に広がるゾーン、サイアムスクエアー。
このエリアはタイの若年層をターゲットにしたプチプラアイテムやカジュアルな商品を扱うショップが多く並びます。
個性的なショップやかわいらしいカフェ、バンコクのローカルグルメなどを楽しめるので、若者でなくてもかなり楽しめます!笑
バンコクの流行に興味がある方は、このエリアを散策するのがおすすめ!
見どころ満載!プラトゥーナムエリア
プラトゥーナムは、BTSチットロム駅北側に広がるエリアで、ショッピングセンターの「セントラルワールド」や、バンコク旅行のバラマキ土産を買うのにピッタリなタイのローカルスーパー「BigC」、バンコク屈指のパワースポット「エラワン廟」、安いプチプラアイテムが揃う「プラチナムファッションモール」など見どころが満載のエリア。
その他にも、アパレルメインのローカルマーケット「プラトゥーナム市場」や、バンコクで1番有名なカオマンガイ屋「ゴーアン・カオマンガイ(通称ピンクのカオマンガイ)」は抑えておきたいバンコクグルメの一つです。
セントラルワールド
セントラルワールドは、BTSチットロム駅からスカイウォーク直結の大型ショッピングモール。
タイシルクで有名な「ジム・トンプソン」や、リーズナブルな服飾小物がタイ土産としても大人気の「ナラヤ」などが入居しており、その他にも世界第二位の広さを誇るとして話題となった「スタバ」、レストラン街、フードコート、スーパー、映画館となんでも揃っています。
セントラルワールドを訪れたら、ミシュラン・ビブグルマンに選ばれたタイティー専門カフェ「Pang Cha(パンチャ)」の人気商品、特大タイティーかき氷はマストです!
またセントラルワールドの前には、最強の恋愛成就の神様「トリムルティの祠」、そのお隣には学業や芸術の神「ガネーシャ像」があり、連日参拝客で絶えないパワースポットとなっています。
BigCラチャダムリ店
セントラルワールドの向かいにある、タイの代表的なローカルスーパー「BigC」。
このエリアはホテルが多く観光客が多いエリア、BIgCラチャダムリ店は特に中国人観光客でごった返しています!
庶民のスーパーなので、バラマキ用のお土産を購入するにはぴったりです。
スーパー以外にも、フードコート、レストラン、スポーツ用品や洋服、雑貨、ドラッグストアなど、様々なショップが入居しています。
私のYouTubeチャンネルでは、BIgCでのお買い物の様子を動画にしています。
BigCのスーパー内の雰囲気が伝わると思いますので、ご興味があればぜひご視聴してみてください!
動画内のBigCはラチャダムリ店ではなく、サパンクワイ店。(マップはこちら。)
この後ご紹介する、チャトチャックウィークエンドマーケットがあるBTSモーチット駅の隣にあるサパンクワイ駅。
駅近なので、週末はチャトチャックウィークエンドマーケットから流れてきたと思われる観光客も多く見かけました。
ラチャダムリ店はすごく人が多いので、ゆっくりお買い物したい方はこちらのBigCサパンクワイ店がおすすめです!
エラワン廟
バンコクの最強パワースポットとして有名なエラワン廟。
エラワン廟は、シヴァ神、ヴィシュヌ神と並ぶ、インドの最高神であるブラフマー神が祀られており、4つの顔と腕を持っているのが特徴です。
健康運、金運、仕事運などあらゆる開運にご利益があることで有名。
地元のタイ人や観光客で連日参拝客で途絶えない有名なパワースポットとなっています。
プラチナムファッションモール
プラチナムファッションモールは、激安ファッションの宝庫!
プラチナムファッションモールは2棟あり、洋服、バッグ、靴、アクセサリーなどプチプラなファッションアイテムが一度に揃います。
まさに女子にとってはお買い物パラダイス!といえるショッピングモールです。
モール内にはカフェや大きなフードコートもあるので、休憩や食事もバッチリでき、1日いても飽きません。
メンズものも豊富にありますが、やはりレディースがメインのファッションモールなので、メンズとの同伴の場合は、お互いのためにも別行動がベスト!
館内は冷房も効いていて、快適にお買い物ができます。
プラチナムファッションモールの雰囲気は、上記に貼り付けた私のYoutubeチャンネルをぜひご覧ください。
プラトゥーナム市場
プラトゥーナム市場は、タイ人の小売業者や世界各国のバイヤーたちが買い付けに集うアパレルメインのローカル市場。
私もアパレル・バイヤー時代は、よく訪れていたスポットです。
プラトゥーナム市場は、狭い通りにすごい人出、激混みエリアですので、スリに十分注意してください!
バイヤーたちはまとまったお金を所持しているため、スリに狙われやすいエリアでもあります。
ここでは卸値で買う行商人が多いため、まとめ買いしたい観光客の方にはおすすめのスポットです。
また、ローカル市場の雰囲気も楽しめるのも魅力です。
ピンクのカオマンガイ(ゴーアン・カオマンガイ)
バンコクで1番有名なカオマンガイ屋、ゴーアン・カオマンガイ、通称ピンクのカオマンガイ!
ピンクのカオマンガイの本店が、このプラトゥーナムエリアにありますので、このエリアを訪れた方はぜひご賞味あれ!
バンコク旅行で絶対外せない観光スポット!王宮エリア
王宮アリアには、バンコクの3大寺院と呼ばれる「ワット・プラケオ(王宮)」「ワット・ポー」「ワット・アルン」が位置する、バンコク屈指の観光スポット。
3大寺院以外にも、タイの壮大な仏教寺院が立ち並ぶ格式あるエリアです。
最寄駅はMRTブルーラインのサナームチャイ駅。
この周辺の建物は淡いイエロー、そして窓枠がモスブルーに統一され、東洋的な雰囲気が漂うおしゃれなエリアでもあります。
古民家を改装した雰囲気のあるカフェやデザイナーズホテルなど、センスのいいショップなどが多く、散策するだけでも楽しいです。
また、世界中のバックパッカーの聖地「カオサン通り」もこの王宮周辺エリアにあります。
このエリアはチャオプラヤー川に面したエリアで、エクスプレスボートに乗って少し足を伸ばせば、チャイナタウンの「ヤワラート通り」、超大型で煌びやかなショッピングモール「アイコンサイアム」、ナイトマーケットの「アジアティーク・ザ・リバーフロント」、なども観光客に人気のスポットになっています。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)/王宮
タイで最も格式の高いお寺、ワットプラケオ。
ワットプラケオは1782年、ラーマ1世がチャックリー王朝を開いた時に建てた寺院。
同じ敷地内には王宮エリアもあり、かつてのタイの歴代王室が実際に住んでいた宮殿を見学することもできます。
寺院の本堂には、翡翠でできたエメラルド仏が祀られていることから「エメラルド寺院」とも呼ばれているワットプラケオ。
敷地内には黄金の仏塔もあり、その中には仏陀の遺骨が納められ、タイ王室の守護寺とされている由緒正しい仏教寺院です。
バンコク観光スポットの中でも、一番のハイライトになると言っても過言ではありません。
歴史的建造物であるエメラルド寺院の歴史を、より深く知りたい場合は、Klookの日本語ガイドツアーがおすすめ。
日本語で簡単に予約ができ、3つの時間帯から選べます。(8:45-/11:15/13:45)
ワット・ポー(涅槃寺)
巨大な黄金の涅槃像があることで有名なワット・ポー。
ワットポーはかなり古くからある寺院ですが、巨大な涅槃像が建造されたのは、ラーマ3世の時代。
1831年、ラーマ3世が寺院の改修をする際に涅槃寺を増築、改修するにあたり、各分野のあらゆる知識を集めたと言われています。その知識をタイ国民に広めるため、タイで初の大学を開設しました。
医学の分野では、マッサージのポイントを示した人体図や、タイで伝わる自己整体法のルーシーダットンのポーズを模した像が造形的に残っています。
現在はタイ式医療の学校、ワットポー伝統医学校も敷地内にあり、タイ古式マッサージを学ぶことも、受けることもできます。
また、必見の涅槃像の足の裏には、仏教の世界観を表現した108の図があります。
図は、螺鈿(らでん)細工と呼ばれる技法で、夜光貝やその他の貝類を彫刻し、模様にはめ込んで装飾しています。
全長46m、高さ15mもある巨大な涅槃像はまさに圧巻。
ワットプラケオからは約900mほどですのでセットで観光するのがおすすめです。
ワット・アルン(暁の寺)
ワット・アルンは、上記2つの寺院のような煌びやかさとは打って変わり、ヒンドゥー教の影響を強く受けた寺院。また、三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなっています。
ワットプラケオとワットポーからは、チャオプラヤー川を挟んで向かい側に位置し、渡し船を利用してアクセスすることができます。
ワットアルンの創設時期は判明していませんが、少なくとも2世紀にはすでにあったそうです。
お寺の象徴でもあるバンコク様式の大仏塔は、高さ75m、台座の周囲は234mもあります。
仏塔の表面は陶器の破片で装飾され色とりどり、様々な陶器の模様を見るのも楽しいです。
仏塔には登ることもでき、頂上からはチャオプラヤー川を一望できる最高のビューポイントとなっています。
本堂の方には、ラーマ2世の遺骨が納められているとされる由緒ある寺院。
夜にライトアップされたお寺もとても美しいです。
個人的には、3つの寺院の中では1番好きなお寺。タイの煌びやかなお寺も壮大で素晴らしいですが、また違った様式の寺院を見学できるので、ぜひ併せて観光するといいと思います。
3大寺院を巡る日本語ガイド付きツアーもおすすめ!
はじめてのバンコク旅行でスムーズに移動できるか不安な方は、Klookの日本語ガイド付きツアーもおすすめです。
また、ホテルまでお迎え付きの、3大寺院を巡る半日ツアーもありますので、お子様やお年寄り連れの旅行者の方にはこちらもおすすめです。
カオサン通り
カオサン通りは世界中のバックパッカーの聖地と呼ばれている場所です。
その名の通りこの付近は、バックパッカーやタイ人の若者たちで賑わっているエリア。
数百メートルある通りの両サイドには、飲食店やパブ、屋台、マッサージ屋、エスニックな服飾雑貨屋などが並びます。
また、カオサン通りの一つ隣のランブトリ通りは通称「裏カオサン」と呼ばれていて、カオサンよりも落ち着いた雰囲気のレストラン、バーなどがあります。
ヤワラート通り
バンコクのチャイナタウン、ヤワラート通り。
ヤワラート通りの最寄駅は、MRTブルーラインのワットマンコン駅。
ヤワラート通りには様々なストリートフードやスイーツ、また高級食材のフカヒレや燕の巣のスープなどが手頃な価格で味わえます。
昼間よりも夕方〜夜にかけての方が屋台も増え、いつも物凄い人で混み合っている、大人気のバンコク観光スポットの一つです。
色々な食べ物が売っているので、散策しながらの食べ歩きがとても楽しいエリアでもあります。
私のYouTubeチャンネルでは、ヤワラート通りでの食べ歩きの様子を動画にしています!
こちらのヤワラート通りに関する過去記事もぜひ参考にして下さい。
アイコンサイアム
チャオプラヤー川沿いにあるタイ最大級の複合モール、アイコンサイアム。
アイコンサイアムの外観は豪華絢爛、夜のライトアップでは、さらに煌びやかになります。
アイコンサイアムには、日本の高島屋も入居しており、レストラン、映画館や美術館などなんでも揃う複合施設です。
中でも一番のおすすめはGフロアとUGフロアにある「スックサイアム(SOOK SIAM)」。
水上マーケットやタイの伝統的な民芸品、屋台などが並ぶエリアで、お土産物選びや休憩、食事をするのにぴったり。
とても凝った内装で、タイの雰囲気を味わえ、どこから写真を撮っても映えます。
すごく楽しいゾーンですので、アイコンサイアムを訪れた際は、必ず寄ってみてください!
アジアティーク ザ リバーフロント
アジアティークはチャオプラヤー川沿いにある巨大なオープンエアーモール。
以前はナイトマーケットでしたが、現在は11時〜夜12時まで営業しているようです。
巨大な観覧車がシンボルのアジアティークは、洋服や雑貨など1,500店舗以上のショップと、40店舗以上のレストランが集まり、お土産探しや食事にぴったり。
また、タイのニューハーフショーで有名な「カリプソンキャバレー」もアジアティーク内にあり、バンコク観光での中でも華やかな大人気のショーです。
入場料は1,200バーツ/人、当日券は余っていたら購入可能ですが、事前予約もKlookから日本語で簡単にでき、900バーツ/人と割引料金で購入できるので、おすすめです。
チャオプラヤー川ディナークルーズがおすすめ!
バンコク観光でおすすめしたいチャオプラヤー川ディナークルーズ。
クルーズ船からライトアップされた夜景を眺めながら、タイ料理をはじめ、シーフード、多国籍ビュッフェを楽しめます。
日本ではディナークルーズは高額なイメージがありますが、チャオプラヤー川ディナークルーズはお手頃な価格。
先ほどもご紹介した、ワットアルンの美しい夜のライトアップも、このクルーズ船から眺められます。
出発は、上記でご紹介したアイコンサイアム、アジアティークから選べます。
チャオプラヤー川ディナークルーズも、Klookで簡単に日本語で事前予約でき、割引料金が適用されるのでおすすめです。
私も何回かチャオプラヤー川ディナークルーズを利用したことがありますが、チャオプラヤー川からの夜景は本当に綺麗で、雰囲気を味わうだけでも乗船する価値があると思います。
日本人が多い!スクンビットエリア
バンコクには、主に駐在員の方達が多く住む「スクンビット」というエリアがあり、BTSアソーク、トンロー、プロンポン駅あたりの区間を言います。
正確にはスクンビット通りはこの3駅分よりももっと長いのですが、「スクンビット」というと、このゾーンを指します。
アソークは駅前にはターミナル21というショッピングモールがあり、プロンポンには高級デパートのエンポリアムとエムクオーティエが駅を挟んで両サイドにあり、少し歩くとエムスフィアというショッピングセンターがあります。
トンロー駅は日本の居酒屋などを含めた飲食店が多く、その他にもおしゃれなカフェがこのエリアにはたくさんあります。
ターミナル21
ターミナル21はBTSアソーク駅直結の、空港のターミナルをイメージして作られたショッピングモール。
各フロアごとに「東京」「サンフランシスコ」「パリ」など、都市名が付いていて、その都市をイメージした内装をしている、ユニークなモールです。
アパレル、インテリア、コスメなどなど、小さなショップがたくさんあり、エアコンが効いた涼しい店内で比較的リーズナブルな価格でショッピングを楽しめます。
ターミナル21を訪れたら、5階にある「Pier21」という名前のフードコートがおすすめです!
ここのフードコートは他のフードコートに比べて安い上に美味しいことで有名。
お昼時は席を確保するのもやっとで、タイ人にも大人気のフードコートです。
エンポリアム・エムクオーティエ・エムスフィア
エンポリアム、エムクオーティエ、エムスフィアは、BTSプロンポン駅にある、タイで有名なザ・モールグループが手がけたデパート。
(マップはそれぞれのデパートの名称をクリック!)
どのデパートもBTSプロンポン駅からスカイウォーク直結です。
それぞれの特徴は、エンポリアムとエムクオーティエが高級デパート。
どちらのデパートにもグルメマーケットという高級スーパー、フードコートがあります。
エムスフィアはこの中では1番新しく、2023年12月にオープンしました。
このエリアでは初のIKEAが入居しているのが大きな目玉といえるでしょう。
そのほか、G階の「EM MARKET(エムマーケット)」は、世界中の美味しい料理が食べられるゾーンで、オープン当初は物凄い人でごった返していました。
こちらにもグルメマーケットが入居しています。
カフェ巡りが好きならトンローエリア!
トンローエリアは、日本食以外にも様々な飲食店がありますが、このエリアは特にカフェも多く、どのカフェもおしゃれです。
カフェ巡りが好きな方にはおすすめのエリアです。
世界最大規模!チャトチャック・ウイークエンドマーケット
チャトチャック・ウィークエンドマーケット(通称チャトチャ)は週末の土日に開催される、世界でも最大規模のマーケット。
最寄り駅はMRTガンペーンペット駅もしくはBTSモーチット駅。
チャトチャには15,000店舗以上のショップがあり、衣類、雑貨、食器、民芸品、アート作品、ヴィンテージ、古着、食品、ペット(用品だけでなく動物たちも販売されています)など、それはそれは様々なものが手に入るマーケット。
地元のタイ人にも大人気の観光スポットです。
チャトチャでの買い物のポイントは、いいと思ったら即買い!です。
なぜなら迷路のように広く、同じ店に戻るのは一苦労だからです。
もし週末にバンコクに訪れる機会があれば、ぜひ、プランに入れましょう!
スリには気をつけてくださいね。
屋外ですので、3月4月はサウナ状態、水分補給もしっかりしましょう。
マーケット内には飲み物や食べ物、屋台、食堂、レストラン、カフェと、飲食店もあります。
夜の歓楽街|シーロムエリア
シーロムエリアはオフィスが多い印象もありますが、なんといってもタニヤ通りやパッポン通りなど、夜の歓楽街というイメージが強いエリアです。
最寄駅はBTSサラデーン駅、MRTシーロム駅。
タニヤ通り
タニヤ通りは200mくらいの通り沿いに、飲食店やカラオケ屋(日本でいうキャバクラやクラブ的な)が立ち並ぶ通り。
ここのカラオケのお嬢さま方は日本語が上手、日本語オンリーで楽しめます。
また、この通り沿いにはタニヤプラザというショッピングモールがあり、主にはゴルフ用品店などが入居しています。
タニヤ・スピリットという両替所もこの通り沿いにあり、レートが良いことで有名です。
パッポン通り
パッポン通りはゴーゴーバー、ゲイバーやナイトマーケットの露店が並ぶ通り。
店内ではゴーゴーガールやコヨーテが妖艶なダンスを踊り、ショーパブではニューハーフやドラァグクイーンのショーが楽しめます。
外の露店ではブランド物のコピーが売っていたりと、このエリアならではの雰囲気を醸しているゾーンです。
バンコク旅行|移動手段
空港からの移動手段
バンコク旅行にはドンムアン国際空港とスワンナプーム国際空港を利用します。
ドンムアン国際空港の場合はSRTレッドライン(電車)もしくはバスかタクシーを利用してバンコク市内へ向かいます。
スワンナプーム国際空港の場合は、エアポートレールリンク(電車)もしくはバスかタクシーを利用します。
どちらの空港を利用するにしても、市内までは30分〜1時間ほどを見ておくと良いでしょう。
バンコク市内での移動手段
バンコク旅行での移動手段は、BTS(高架鉄道)とMRT(メトロ)という、2種類の電車をメインに使うと渋滞知らずでスムーズに移動できます。
前の章でご紹介したエリアごとの観光スポットは、すべてBTSを利用(王宮エリアへは、BTSサパーンタクシン駅からチャオプラヤーエクスプレスボートに乗るor MRTブルーラインを利用)して行けますので、BTSの乗り方は下記の記事でチェックしておきましょう。
その他には、タクシーやトゥクトゥク、路線バスなどがありますが、バンコク旅行初心者の方には少し抵抗があるかもしれません。
タクシーは初乗り35バーツですが、特に観光地からタクシーに乗る場合は、メーターをつけずに料金交渉制になることが多いです。
タクシーを利用する場合は、Grabというタクシー配車アプリを利用するのがおすすめです。行き先を設定すると、料金が事前に表示されます。
Grab:タクシーとフードデリバリー
Grab.com無料posted withアプリーチ
トゥクトゥクに関しては料金交渉制、路線バスは安いですが、バンコクは渋滞大国。
3泊くらいの短期旅行の場合は、時間を有効に使った方がいいと思いますので、あまりおすすめの移動手段ではありません。
時間に余裕のある中長期でのバンコク旅行の方はチャレンジしてもいいかもしれません。
バンコクの路線バスは、行き先がタイ文字でしか表記されていないバスが多いので、チャレンジする方には、このアプリがおすすめです!
ViaBus
Intouch Marsvongpragorn無料posted withアプリーチ
バンコク旅行|グルメ
バンコク旅行では、タイグルメも楽しみの一つ!
日本人に大人気のタイ料理は、「ガパオ・ライス」「カオマンガイ」「トムヤムクン」「ソムタム(青パパイヤサラダ)」「クイッティアオ(タイの麺料理)」の5種類。
屋台やフードコート、レストランで楽しめますので、この5種類はマストでトライしてください!
バンコク旅行|タイマッサージ
タイはマッサージが安いことでも有名なので、バンコク旅行ではタイマッサージもぜひ体験してみてください!
観光客にも人気の格安マッサージ店が集まる、BTSオンヌット駅エリアが、タイマッサージを受けるのにはおすすめです!
バンコク旅行|気をつけること
スリ、ひったくり、置き引き、詐欺
バンコクは比較的治安はいいですが、人混みの多いとこではスリに気をつけましょう。
バッグは体の前で持つ、ショルダーバッグは道路側にバッグを掛けないなどは最低限注意しましょう。
詐欺に関しては、「日本のお札を見せて欲しい」と言いより、お金が盗まれるケースが多発しています。
これらの事件に巻き込まれないよう、自身の心がけで予防できる部分が大きいので気をつけて観光を楽しみましょう!
お寺でのマナー・服装
タイのお寺はとても神聖な場所です。
本堂内では瞑想をしている方や参拝している方の邪魔にならないよう、節度を持って観光を楽しみましょう。
また、お寺内は露出の多い服装はNGです。
肩が出るようなキャミソール姿やショートパンツなど、男性はハーフパンツもNGです。
半袖、長ズボンもしくは丈の長いスカートなどであれば問題ありません。
また、僧侶は女性に触れてはいけないという戒律がありますので、ぶつかったりしないよう、その点も気をつけましょう。
パスポート原本が必要な時がある
両替する時はパスポートが必要です。
また、王宮観光の際などにパスポート原本の提示を求められる場合もあるようなので、盗難に合わないよう、気をつけて所持しておくといいでしょう。
水や氷
タイは水道水は飲めません。
コンビニなどでは500mlのペットボトルが10バーツほどで売っていますので、飲料水を購入するようにしましょう。
氷に関しては、屋内のレストランや屋台でも、製氷屋さんから買った氷を使用しているので、あまり神経質にならなくてもいいと思いますが、屋台の場合は氷は控える方が無難かもしれません。自己判断で注意するといいでしょう。
トイレ
トイレではトイレットペーパーは流せませんので、備え付けのゴミ箱に捨てましょう。
パイプが細いので詰まりの原因になります。
また、日本ではトイレの蓋は閉めるのがマナーですが、タイではトイレの蓋が閉まっているのは故障で水が流れないなどの不具合がある時に閉めます。
トイレの蓋は閉めないでくださいね!
高級なバーやレストランはドレスコードがある
ルーフトップバーや高級レストランなどでは、ドレスコードがあるところが多いです。
規定に合っていないと入店を断られる場合もあるので、事前にドレスコードはチェックしておきましょう。
まとめ
バンコク旅行に役立つ情報をまとめましたが、改めてバンコクは旅行しやすく、色々な観光も楽しめる魅力いっぱいの都市だな、と思います。
バンコク旅行で必要な持ち物リストをまとめたこちらの記事もおすすめです。
旅行とはいえ、タイ語で簡単な挨拶くらいはできるようにしておくといいと思いますので、ぜひ下記の記事も参考にしてください!