栗田工業は微生物の働きで発電する「微生物燃料電池」を長崎県西海市のキャンプ場で実証運転し、デジタル時計とイルミネーションを連続稼働させることに成功した。
微生物燃料電池は、排水中の有機物を分解すると電気を生み出す微生物「発電菌」を利用した発電。実用化できると排水を処理しながら発電できる。
実証は24年11月の5日間で実施。し尿を浄化する機能が付いたニシム電子工業(福岡市博多区)の水洗トイレに発電セルを組み合わせた。し尿排水を供給すると発電し、デジタル時計を稼働させ、LED電球60個のイルミネーションを点灯できた。計測した発電量は、排水中の有機物(CODcr)1グラム当たり0・6―0・8ワット時だった。
栗田工業の株価は停滞してる感じ
明日は上がるかも!?