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2024年6月15日土曜日

温室の現在の様子

温室が稼働できました。



この状態で、屋外で管理するか家に入れるか悩んだのですが、家の中で管理することにしました。

外の方が日光がよく当たるので、自然に近い環境になると思いました。

でも、外で管理すると夜に気温が下がったときに小さなヒーターでは対応できないかもしれないと思ったのと、電化製品を屋外で使うと、漏電などの心配もありそうです。

屋内に入れることで、日当たりは悪くなったと思われますが、もともと熱帯雨林で育つ植物なので、うっそうとしたジャングルで育つなら大丈夫だろうと考えました。

11月上旬から5月中旬まで室内で管理しました。

2~3週間に1回水やりのために蓋を開けて、中の様子を確認しましたが、植物は順調に育っていました。


半年後の様子です。

日が当たりにくかった下の方は葉っぱが少ないですが、上の方はけっこう大きな葉がついています。


半年前の胡椒の様子です。

葉っぱの量はこのときの方が多いですね。

後は、湿度の高い所で密閉していたからか、茎の所々から根が出ています。

今後外に出したときに、どんな変化があるのか不安もありますが、冬の間に枯れずに育ってくれてよかったです。

今後も冬場の管理に温室を活用していきたいと思います。

2024年6月12日水曜日

温室を稼働させます

温度管理はこのモニターでします。


説明書が英語で書かれていて詳しくは読めませんが、記号はだいたい分かったので、操作できました。

2つ温度を入力することで、何度以下になったら電源をオンにし、何度以上になったら電源をオフにする、という動作で温室内の温度を一定に保つことができます。

用意が整ったので、中に胡椒を入れてみましょう。


合わせて作ったので当たり前ですが、サイズはぴったりです。

ぴったりに作っておけば、ヒーターで温室内を温めるときも、最小限の電力で済みます。

また底も天井も周囲も断熱に気を使っているので、真冬でも中の温度は下がることはないと思われます。


ポリカプラダンの外から写真を撮るとこんな感じです。

段ボールのような構造になっているため、中がよく見えるわけではありませんが、透明なので光はしっかりとおっています。

2024年6月8日土曜日

サーモスタット取り付け完了

パネルヒーターの取り付け中です。

パネルヒーターにも温度調節は付いていたのですが、万全のためにサーモスタットを付けました。



サーモスタット自体をコンセントに差し、パネルヒーターのコンセントはサーモスタットに差します。

そうすることで、一定の温度になると電源を入れたり切ったりできるようになります。

安物なので精度に不安はありますが、さすがに大きな誤差は出ないと思って使います。

写真に見える銀色の棒状の部分が温度計です。

そこで測った温度が、何度かになると電源を切って、何度かになると入れる、ということができます。

冷やす動作の場合と、温める動作の場合で入れる、切れるの順が逆になるのですが、それも設定で変更できるので、安物ですが結構使えました。

パネルヒーターと温度計は少し離れたところに設置しました。

パネルヒーターが開口部と反対側(奥側)で、温度計は手前の方です。

隙間から冷気が入るとすると手前の方だと思うので、そこの温度が下がっていなければ、温室内の気温も大丈夫だろうと考えました。

また、空気は温まると上の方に向かうので、温度計は下の方につけておきました。



写真の向きがおかしいですが、左手側が開口部です。

結果的に、室内で胡椒は冬を越せたので、温度設定は大丈夫だったのだと思われます。

これで温室内の温度管理もできるようになりました。

2024年6月5日水曜日

パネルヒーターの取り付け

どんどん仕上げていきます。

開口部を取り付けてみるとこんな感じです。




面白そうなものを作っているなと三男が遊びにきました。

「これだったら僕も入れるんじゃない?」とワクワクした顔で言うので入ってもらいました。

後ろに電気コードが見えるのですが、あれがサーモスタットです。



温室の中にこういうパネルヒーターが入っています。


接着剤と耐水テープで貼り付けました。



これはかなり強力なテープです。

家庭用プールの底面の穴に貼り付けたのですが、次のシーズンでもテープの剥がれはありませんでした。

2024年6月1日土曜日

本体は出来上がり

本体の仕上げに入っていきます。


下の方の防水ができたので、上の方にもポリカプラダンを貼っていきます。


これは開口部です。

開口部以外にも同じように貼り付けたのですが、貼り付け途中の写真がありません。

開口部は、工夫して作っておかないと、隙間があればそこから外気が入ってきてしまうと思ったので、ポリカプラダン同士が密着するようにサイズ調整をしています。

あとは悩んだのですが、下の方のスタイロフォームを貼っている部分も、外側には何か貼っておいた方がいいと思ったので、普通のプラダンを貼っておきました。


プラダン自体も段ボールと同じ構造になっているので、断熱効果は多少あるでしょうが、ここはそういう効果を狙ったのではなくて、スタイロフォームが外れないようにするためのガードです。

まあポリカプラダンと見た目が近いので、見た目にもすっきりすると思います。

これで本体の加工は完了です。

2024年5月29日水曜日

カビ対策

温室内の湿度対策をしていきます。

とはいっても熱帯の植物である黒胡椒が育っている環境は、湿度の高いジメジメしたところであることが予想されます。

昼間の気温が高い時に換気をして、カビ菌を減らせたら一番なのでしょうが、対策にお金と時間がかかりそうです。

なので、とりあえず底の方の水が溜まりやすい所に防水シートを貼ることにしました。



池を作った時の残りがあったので、これを使いました。

プールや池を作るときに使うシートです。完全防水な上に重みや衝撃にも耐えられるので、植木鉢がこすれても大丈夫そうです。


切り貼りすると隙間から漏れそうなのでできるだけ切り貼りせずに折りたたんで貼り付けました。

スタイロフォームと木材を覆うようにしておきました。

上の方は覆えていないので不完全ですが、より水の量が多い下の方は覆えたのでよしとします。


ふたの方も


カバーしました。

プールライナーの残りが使えたので、無駄な出費もなくカビ対策ができました。

2024年5月25日土曜日

底もガード

温室の周りに断熱材を貼りました。



鉢の周りを保温できそうです。

断熱材を入れていないところがあると、そこから熱が好感されてしまうため、そこにも断熱材を入れます。

断熱材が外れないように、底側に板を貼り付け、その上に断熱材を入れます。

断熱材の上には植木鉢が載るので、そのままでは断熱材が植木鉢の重みで沈んでしまいそうです。

なので、断熱材の上にも板を敷くことにしました。


柱をよけないといけないので、角を切り欠きます。



これで植木鉢の周りは完全に覆われました。

加温すれば、その熱が植木鉢の周りにとどまり、温室内の温度を高めてくれるでしょう。

ただ、温度が高くて湿度が高ければカビなどが発生することになると思われます。

木や断熱材は、カビが付きやすそうなので、対策を練らないといけません。

2024年5月22日水曜日

防御力アップ

開口部以外の面にも断熱材を入れていきましょう。


作業はいたって簡単です。

スタイロフォームを入れるサイズを測って、その大きさより1~2mm大きめにスタイロフォームを切ってはめ込むだけです。

スタイロフォームがずれると嫌なので、少し大きくしておきました。

断熱材が断熱できるのは、中に空気の層があるからなので、あまり押しつぶすと断熱効果が下がるような気がしたのですが、ほんの1~2mmほどなので大丈夫だと信じます。

1~2mmでも大きく切っておけば、少し押し込まないと入らない状態でした。


開口部も入れてみました。

開口部だけ入れる向きを間違っていますね。

本来は段差のない方が外側になります。

それにしてもこの狭い空間を4面ともスタイロフォームで覆うとかなりの防御力です。


これが正しい向きですね。

底面にも断熱材を入れたら、鉢の周りは低温にさらされる心配はなくなりそうです。

2024年5月18日土曜日

断熱材を貼り始める

骨組みは出来上がっているので、骨組みに断熱材などを入れて仕上げていきましょう。


1面だけ外れていますが、これが開口部です。

鉢の出し入れをしたり水やりをしたりするのに開口部が必要です。

開口部から暖かい空気が出て行ってしまうのは嫌なので、枠はぴったりめにしておきました。

開け閉めするのに少し力がいりますが、そのくらいの方が断熱性は高いはずです。


断熱材を入れてみました。木材の枠よりスタイロフォームの方が薄いので段差ができます。

植物が大きく育ったときに少しでも内側が広い方がいい気がしたので、段差がある方を内側にしておきました。


外側は木材と段差がないようにしておきました。

木材もスタイロフォームも中に空気の層があるので、どちらも断熱性に優れています。

この中に植物を入れたら南国の植物でもうまく育つような気がしてきました。

2024年5月15日水曜日

ヒーター付きで太陽光も取り込めるハウス

温室を温めるヒーターが必要です。

ネット上で探すと、



同じような商品がいろいろとあったのですが、これが安かったです。

温度調整もできるようなのですが、できるだけ適温を維持したかったので、これとは別にサーモスタットも購入しました。



温度を感知して、プラグに刺さっている電化製品をオン・オフしてくれる商品です。

これをセットしておけば、常に適温をキープできるはずです。

寄り道をしながらですが、作業を続けていきます。

加温のためにサーモスタットとヒーターを入れることに決まりました。物品の購入は済ませてあります。



枠の真ん中ほどに入っている横向きの角材ですが、少し下寄りに入っています。

この角材のいちにも意味があって、ヒーターを入れるなら、断熱よりも太陽光の取り込みを重視した方が、黒胡椒が育てやすいかなと考えてのことです。

ポリカプラダンのゾーンをできるだけ多くするサイズを調整したら、あの位置になりました。

角材より上をポリカプラダン、下をスタイロフォーム、ということにすれば、温度管理もできて太陽光も十分に取り込めるはずです。
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