八事駅で名城線から鶴舞線に乗り換えました。
東へ進むこと10分ほどで赤池駅に到着です。1番線の到着。
列車はここから名鉄豊田線に乗り入れますが、フリーきっぷの区間はここまで。下車します。
赤池駅は愛知県日進市赤池にある名古屋市交通局と名古屋鉄道の駅。名古屋市交通局が駅を管轄している両社の共同使用駅となっています。名古屋市営地下鉄では唯一の名古屋市外の駅。
乗り入れ路線は名古屋市営地下鉄鶴舞線と名鉄豊田線の2路線。鶴舞線の終点であり豊田線の起点ですが、両路線で相互直通運転が行われています。また、「日進工場」という地下鉄の車両基地も近くにあり、当駅から出入庫線が接続しています。
Wikipediaにある構内配線略図の再掲↓
構内を少しだけ撮影。1,2番ホームの豊田市方からの様子。線路は右(北)から1番、2・3番、4番。中線の2・3番は両ホームに面した同一線路で当駅始発終着の列車が発着。豊田市方は車両基地への出入庫線になっています。
中線にいた列車。
左の上小田井表示は名鉄100系ですかね? 右は"3157"なので名古屋市交通局の3050形。試運転表示です。
さて、この駅を再訪したのは、前回訪問した時の記事のコメントで教わった「レトロでんしゃ館」に行くことが目的なのでした。最短経路は東改札口(↓)を抜けて2番出口へ。
そこからちょっと大回りになりますが、国道153号豊田西バイパス沿いに名古屋市交通局の「日進工場」への入口があります。そこから敷地内に入ると・・・
「レトロでんしゃ館」は工場の敷地内にありました。入場無料~。
「レトロでんしゃ館」の正式名称は「名古屋市 市電・地下鉄保存館」。
昔の市電や地下鉄車両が展示されています。片っ端から撮影♪
新瑞橋停留場にいるのは名古屋市電1400形の"1421"。昭和13年製。
レトロな内装です。
1400形の後ろにいるのは名古屋市電3000形の”3003”。昭和19年製の連接車。
こちらもレトロ。運転席もシンプルです。
栄町停留場にいるのは名古屋市電2000形の"2017"。昭和31~33年にかけて製造された「無音電車」だそうです。
系統色々。当時からNo.1は名駅~栄~東山公園の1号線東山線ルートだったようですね。名古屋港~栄~大津橋の2号線ルートは20系統だったようです。
地下鉄車両もいました。中村公園行きは地下鉄100形の"107"。昭和32年の東山線名古屋駅~栄町駅間開業時に製造された車両だそうです。名古屋初の地下鉄車両。
ロングシートはとってもシンプル。運転室が隅に追いやられた構造は、昔の丸ノ内線の車両を思い出します→→地下鉄博物館「ちかはく」
第三軌条対応車だったんですね~。ここで東山線、名城線、名港線が第三軌条だったことを改めて思い出しました・・・。尚更、丸ノ内線の車両を思い起こさせます。色でいえば銀座線に近いかな。
保存車両は以上の4両。他にもジオラマなども展示されており、親子連れがどちらも喜ぶ(笑)施設となっています。
では駅に戻ります。が、その前に国道153号から豊田市方面の線路を覗いてみました。
赤池駅を出ると豊田線は地上に出てきますが、まさにその地点。線路は右(南)から下り線、2・3番線の延長にある出入庫線、上り線の3線が右カーブ。一番左の直進線路は1番線から分岐した出入庫線で、その先に電留線が見えます。左端の白い建物は「日進工場」のまさに工場(検修場?)だと思われます。
上画像の奥に跨る橋まで行ってみました。そこから見ると・・・電留線に車両がずら~っと並んでいるのが見えました。圧巻です。その奥の丘陵のビル群も印象的。手前高架の2線が豊田線の複線で、その間にある出入庫線は高架に上がらずに奥の電留線に繋がっています。赤い列車は赤池駅を出発した豊田市行き上り列車。
そこから南側に回り込んで辿り着いたのは赤池駅の西改札口側の1番出入口。
こちらには地下鉄の駅らしからぬ駅ビルや駅前ロータリーがあります。
それでは改めて鶴舞線の乗りつぶしを開始します。
中線の3番線から当駅始発の上小田井行きに乗車。乗車車両は6連先頭"3851"。出発時刻は14:56です。
Comments 8
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四季彩
こんばんは。
●kuromaru
きゃみ
地下鉄乗りつぶし・・・
libertyrail
きゃみ
昔の地下鉄
Mr.よっしい
レトロでんしゃ館