猫と一緒に住んでいる人なら、猫に食べさせてはいけない物はご存じのはず。ネギ類、チョコレート、アルコール、生卵などなど。ドッグフードを与え続けるのもダメだと言われている。
この NG食品の中に、アイスクリームも入っていることはご存じだろうか? たしかに大量の砂糖が使われているし猫の健康に良くなさそうだが、それ以上にある “恐ろしい現象” が起こるようだ……。
・アイスが好きなニャンコも多い
好奇心が強い猫は、人間が食べているアイスを欲しがることも多い。可愛くねだられれば、つい「一口だけね」とあげてしまう飼い主さんもいるだろう。
・美味しそうにアイスを食べていたら……!!
しかし! 猫がアイスを食べると、こんな恐ろしいことが……。例えば Twitterユーザー Andrew Boyd さんが投稿した動画。猫が「おいしい〜」とアイスをペロペロと舐めていたのだが……ギャアアアアア! 突如白目をむいたではないか!! 大丈夫か!?
海外メディア『Metro』は同様の動画をいくつも紹介しているが、アイスを食べていたら突然口をアガーッと開けて凍りつく猫が多数出現。ああ、なんでこうなっちゃうの!?
・「ブレインフリーズ」に要注意
実はこれ、「ブレインフリーズ」と呼ばれる現象。人間でも冷たい物を急いで食べたり飲んだりすると、頭がキーンとすることあるけれど、あれが猫にも起こるというのだ。ブレインフリーズに襲われたニャンコたちからは、「頭がキーンとするよ〜」なんて声が聞こえてきそうなのだった。
ちなみにイギリスの猫保護団体『Cats Protection』は、「猫にはアイスクリームだけでなく、乳製品は与えない方がいい。高カロリーだけでなく、約3分の一の猫が牛乳を受け付けられないので体調を崩す恐れがある」と話しているそうだ。これからますます暑くなる日本列島。猫がアイスを欲しがっても、あげたらいけないぞ!
参照元:Metro、Pet Education.com(英語)、Twitter @AndrewBoyd3
執筆:小千谷サチ