iPad用Logic Proユーザガイド
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iPad用Logic ProのSculptureのモーフエンベロープのサスティン/ループ
「Sustain Mode」ポップアップメニューでは、以下のいずれかのモードを選択できます: 「Sustain」、「Finish」、「Loop Forward」、「Loop Backward」、「Loop Alternate」、および「Scan via CtrlB」。
どのループモードの場合でも、「Sustain Point」コントロールと「Loop Point」コントロールで設定したループポイントとサスティンポイントの間でループが繰り返されます。モーフエンベロープは、ほかのエンベロープと同様に、ワンショットモードで実行できます(ノートが持続している間は通常通り経過します)。あるいは、LFOと同じように何度も動作したり、無限サイクルで動作したりすることもできます。後者は、ループを使用することで実現できます。
モーフエンベロープの「Sustain」および「Loop」パラメータ
「Sustain Point」ノブ/フィールド: サスティンポイントとしていずれかのモーフエンベロープコントロールポイント(モーフエンベロープのXYパッド0~8の灰色の点)を設定します。
「Loop Point」ノブ/フィールド: ループポイントとしていずれかのモーフエンベロープコントロールポイント(モーフエンベロープのXYパッド0~8の灰色の点)を設定します。
「Sustain Mode」ポップアップメニュー: ノートがホールドされている状態でのモーフエンベロープの動作を選択します。モーフエンベロープのサスティン/ループを参照してください。
Finish: モーフエンベロープが完了しないうちにノートがリリースされた場合でも、モーフエンベロープは先頭から末尾までワンショットモードで動作します。ほかのループパラメータは無効になります。
Loop Forward: モーフエンベロープはサスティンポイント(「Sustain Point」ノブで設定)まで動作したあと、ループポイント(「Loop Point」ノブで設定)とサスティンポイントの間のセクションを周期的に繰り返します。この場合の方向は常に順方向です。
Loop Backward: モーフエンベロープはサスティンポイントまで動作したあと、サスティンポイントとループポイントの間のセクションを周期的に繰り返します。この場合の方向は常に逆方向になります。
Loop Alternate: モーフエンベロープはサスティンポイントまで動作したあと、ループポイントに戻って再度サスティンポイントに移動する動作を周期的に繰り返します。この場合は、逆方向と順方向が交互に繰り返されます。
Scan via CtrlB: モーフエンベロープ内のタイムライン位置は通常の実際の時間から切り離され、「MIDI Controller」セクションで「Ctrl B」に割り当てられているMIDIコントローラを使用して時間範囲全体を手動でスキャンできます。
注記: 3つのループモードのいずれかが選択され、サスティンポイントの前にループポイントが配置されている場合には、キーがリリースされるまでループが有効なままになります。キーをリリースしたあとは、通常の通りに、サスティンポイントを超えてエンベロープが継続されます。ループポイントがサスティンポイントのあとに配置されている場合は、キーがリリースされると同時にループが開始され、ボイス全体が振幅エンベロープのリリースフェーズを完了するまで継続的に繰り返されます。