[01]
「荒湯地獄」
(宮城県大崎市/2020年10月撮影)
Arayu Hell
【 宮城県大崎市 / 2020年10月 】
「鬼首地熱発電所」の約2km手前にあったT字路まで戻って、今度は来たのとは違う道へ行ってみることにしました。
初めての道です。
道路地図を見るとこの先に「荒湯地獄」という場所があるようだったので、
「なにか見れんのかなー」
といった具合いに、ちょっとした探検気分で車を走らせました。
T字路から300m進んだところで、道端に車が3台くらい駐車してありました。
この日はキノコ狩りの人を多く見かけていました。
「きっとこれらもそうだろう、ずいぶん山奥まで来るもんだ」
と、キノコ狩りの趣味がない僕は感心していました。
そこには細い脇道があったので、通り過ぎる時にその道へ一瞬目をやりました。
何気に見たその道の奥に、白い景色が見えたような気がしました。
「んん? いったい今のはなんだろう!?」
すぐに車を止め、その場所へ歩いて行ってみました。
[02]
そしたら、その先は大きなくぼ地になっていて、そこには白い地表の荒野のような光景がありました。 硫黄の匂いがただよい、大自然のなか、ここだけは草木がまったく生えていません。 すごい世界観。
「ここが荒湯地獄か!」
とすぐわかり、その光景にあ然としました。
宮城県にこんな光景の場所があっただなんて知らなかった。
[03]
あちこちから湯気が立ちのぼっているし、硫黄の匂いもただよっている。 なんか怖い……、と思いました。 へんなガスとかが出ていたら危ないですからね。
くぼ地になっている「荒湯地獄」を上から見下ろしながら、はたして近寄っていい場所だろうか!?と考えていると、後から男の人が二人やって来て、慣れたようにテクテクと下りて行き、「荒湯地獄」を散歩でもするかのようにぶらつき始めました。
あの人たちが倒れていないってことは、とりあえずガスは大丈夫なんだな―――、と思い、危険や立入禁止の立札などもなかったので、自分も下りてみました。
[04]
ここに来る前に見た「片山地獄」「鬼首地熱発電所」方面の風景もすごいと思ったけど、こっちの方がよっぽとすごい。
“地獄” と呼ばれる風景の場所は全国にいくつもあって、「荒湯地獄」よりすごい場所もあるけれど、とりあえず今僕が知る限りでは、宮城県で一番すごい “地獄” はここじゃないかと思います。
[05]
所々で地面からフツフツと熱湯が湧き出ていました。 なかにはゴボゴボと煮えたぎっているような場所もありました。
[06]
宮城県の山奥に、こんな場所があったんですねえ。 特撮ヒーローのアクションシーンにでも使われそうな場所です。
[07]
写っている地面の穴からは、泥湯みたいなのがゴボゴボと湧き出ていました。 あんまり近づくと、蟻地獄みたいになるんじゃないかと思って怖かったので、一応近づきすぎないようにしました。
[08]
煙が立ちのぼっていた場所。
[09]
「荒湯地獄」を広く眺めるとこういったかんじです。
この時は、キノコ採りの年配ご夫婦が近くに居合わせたり、画像に写っている男性二人組がいたりしたので僕も散策してみたけれど、もし誰もいないタイミングで一人でこの場所に遭遇していたら、この光景があまりに怖くて、たぶん立ち入らなかっただろうと思います……。
[10]
「荒湯地獄」への脇道がある場所。 このブログは自分が見てきたものを書いているだけなので、観光的な案内とかをするつもりはないんですが、まあ一応、こんな感じの場所でしたよってことで。
鬼首のおもな観光スポットの「鬼首かんけつ泉」「地獄谷遊歩道」「吹上高原キャンプ場」などが集まっている場所からは10km近く離れた場所。 車で20分くらいだったと思います。
画像右の脇道に入るとすぐ次の画像([11])の場所。
[11]
画像奥の白い地表のところが「荒湯地獄」。 くぼ地になっているので、この画像では「荒湯地獄」の上の辺りがちょっと写っている程度です。
この画像の場所に車で入って行く人もいたけど、地面がぬかるんでいたので、僕は外に車を止めて歩いて入りました。
僕は初めて行った場所なので詳しい説明はできませんが、まあ、こんな場所でしたよってことで。
「荒湯地獄」
(宮城県大崎市/2020年10月撮影)
Arayu Hell
【 宮城県大崎市 / 2020年10月 】
「鬼首地熱発電所」の約2km手前にあったT字路まで戻って、今度は来たのとは違う道へ行ってみることにしました。
初めての道です。
道路地図を見るとこの先に「荒湯地獄」という場所があるようだったので、
「なにか見れんのかなー」
といった具合いに、ちょっとした探検気分で車を走らせました。
T字路から300m進んだところで、道端に車が3台くらい駐車してありました。
この日はキノコ狩りの人を多く見かけていました。
「きっとこれらもそうだろう、ずいぶん山奥まで来るもんだ」
と、キノコ狩りの趣味がない僕は感心していました。
そこには細い脇道があったので、通り過ぎる時にその道へ一瞬目をやりました。
何気に見たその道の奥に、白い景色が見えたような気がしました。
「んん? いったい今のはなんだろう!?」
すぐに車を止め、その場所へ歩いて行ってみました。
[02]
そしたら、その先は大きなくぼ地になっていて、そこには白い地表の荒野のような光景がありました。 硫黄の匂いがただよい、大自然のなか、ここだけは草木がまったく生えていません。 すごい世界観。
「ここが荒湯地獄か!」
とすぐわかり、その光景にあ然としました。
宮城県にこんな光景の場所があっただなんて知らなかった。
[03]
あちこちから湯気が立ちのぼっているし、硫黄の匂いもただよっている。 なんか怖い……、と思いました。 へんなガスとかが出ていたら危ないですからね。
くぼ地になっている「荒湯地獄」を上から見下ろしながら、はたして近寄っていい場所だろうか!?と考えていると、後から男の人が二人やって来て、慣れたようにテクテクと下りて行き、「荒湯地獄」を散歩でもするかのようにぶらつき始めました。
あの人たちが倒れていないってことは、とりあえずガスは大丈夫なんだな―――、と思い、危険や立入禁止の立札などもなかったので、自分も下りてみました。
[04]
ここに来る前に見た「片山地獄」「鬼首地熱発電所」方面の風景もすごいと思ったけど、こっちの方がよっぽとすごい。
“地獄” と呼ばれる風景の場所は全国にいくつもあって、「荒湯地獄」よりすごい場所もあるけれど、とりあえず今僕が知る限りでは、宮城県で一番すごい “地獄” はここじゃないかと思います。
[05]
所々で地面からフツフツと熱湯が湧き出ていました。 なかにはゴボゴボと煮えたぎっているような場所もありました。
[06]
宮城県の山奥に、こんな場所があったんですねえ。 特撮ヒーローのアクションシーンにでも使われそうな場所です。
[07]
写っている地面の穴からは、泥湯みたいなのがゴボゴボと湧き出ていました。 あんまり近づくと、蟻地獄みたいになるんじゃないかと思って怖かったので、一応近づきすぎないようにしました。
[08]
煙が立ちのぼっていた場所。
[09]
「荒湯地獄」を広く眺めるとこういったかんじです。
この時は、キノコ採りの年配ご夫婦が近くに居合わせたり、画像に写っている男性二人組がいたりしたので僕も散策してみたけれど、もし誰もいないタイミングで一人でこの場所に遭遇していたら、この光景があまりに怖くて、たぶん立ち入らなかっただろうと思います……。
[10]
「荒湯地獄」への脇道がある場所。 このブログは自分が見てきたものを書いているだけなので、観光的な案内とかをするつもりはないんですが、まあ一応、こんな感じの場所でしたよってことで。
鬼首のおもな観光スポットの「鬼首かんけつ泉」「地獄谷遊歩道」「吹上高原キャンプ場」などが集まっている場所からは10km近く離れた場所。 車で20分くらいだったと思います。
画像右の脇道に入るとすぐ次の画像([11])の場所。
[11]
画像奥の白い地表のところが「荒湯地獄」。 くぼ地になっているので、この画像では「荒湯地獄」の上の辺りがちょっと写っている程度です。
この画像の場所に車で入って行く人もいたけど、地面がぬかるんでいたので、僕は外に車を止めて歩いて入りました。
僕は初めて行った場所なので詳しい説明はできませんが、まあ、こんな場所でしたよってことで。
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