こんにちはこんばんは
2025年一発目の映画記録は
「シャイニング」です!
冬の間は豪雪で閉鎖されるホテルの管理人職を得た小説家志望のジャック・トランスは、妻のウェンディーと心霊能力のある息子ダニーとともにホテルへやってくる。
そのホテルでは、かつて精神に異常をきたした管理人が家族を惨殺するという事件が起きており、
当初は何も気にしていなかったジャックも次第に邪悪な意思に飲みこまれていく。
!!ここからは盛大なネタバレ・グロ表現を含みます!!
全体の感想
友人が見たことなかったので一緒に視聴
いやー!何度見てもジャック・ニコルソンの演技は凄まじいですね!
後半は完全に狂人が板についてます!(褒めてる)
独特のBGMや妄想がかどる奇妙な現象の数々、徐々に不穏な影を落とす家族の仲
この恐怖はシャイニングからしか摂取できません、やっぱ何度見ても名作です
イチオシ登場人物
ジャック
ジャック・ニコルソン演じる家族の大黒柱
息子を追い掛け回すシーンやあの有名な隙間からのぞき込むシーンのせいで、初めから狂ってるキャラと勘違いされがちだが、元々は家族を愛するちょっと頑固な父親だった
ある意味本作一番の被害者
ダニー
「シャイニング」の能力をもつ大人しい男の子
(シャイニングというのは、能力をもつ者同士でテレパシーができたり、過去や未来の出来事を見通せる力のこと)
ホテルで暮らすにつれて不可思議なものが見え始める可哀想な子供
ウェンディ
ジャックの奥さん、斧に恐れおののいてるシーンの顔が有名だが、着用してる服がとても可愛い!
様子がおかしくなっていく旦那と息子に挟まれててんやわんやの可哀想な女性
良かった点
なにがともあれジャック・ニコルソンの顔芸
この俳優でなければこんなにも恐怖を抱くことはなかったと思うくらいには、ジャックニコルソンの表情が怖い!
序盤はちょっと堅物気味のお父さんといった印象ですが、ホテルに巣食う邪悪ななにかに心を囚われてからはその狂人っぷりを発揮します
こんなにもキマッてる顔がうまい人、他にいません
虚像と現実が入り混じる世界
ジャック、ダニー、ウェンディそれぞれの視点で物語が進行するので、どれが現実でどれが妄想で、どれが透視によるビジョンなのかがわかりにくくなってます
あるはずのない酒を飲んだり、いるはずのないバーテンダーと親しげに話したり...過去の凄惨な殺人現場が見えるようになったり
終盤になるにつれ幻覚が現実を侵食していき、正気だったウェンディですら過去のホテルのビジョンを見ることに...
ウェンディが目撃する犬男と紳士、いずれも過去の人物と思われる
虚像と現実が入り交じり、わけが分からなくなっている感覚もシャイニングならでは
ジャックの奇妙な謎
最終的にダニーを追って巨大迷路に迷い込んだジャックは、迷路から出ることができず凍死という死を遂げてしまいます
が、実はジャックの魂は転生していて、ずーーっとこのホテルの管理人だったかも?という考察をしています
その根拠としてまず一つ、物語中盤に前管理人のグレイディとジャックが邂逅するシーンがあります異様な既視感を感じながらも、ジャックは彼に事件の話をするんですが、どうもおかしい
グレイディにそんな記憶はないし、管理人だったこともないと言ってる
むしろグレイディからは
「あなたこそ管理人です。ずっと前から。存じています。私もずっとここにいますから」
とまで言われる始末
ジャックの妄想の中の世界での出来事とはいえ、なーんか違和感を感じるんですよね
きわめつけはラストシーンで出てくる写真
センターにはにこやかに微笑むジャックらしき男の姿が
でもおかしいんですよね、この写真が撮られた年代は1921年7月なので、ジャックがホテルにいるわけがないのに...
ひょっとしてジャックは1921年以前からこのホテルの関係者で、なおかつグレイディの生まれ変わりで、家族を惨殺しながら輪廻転生を繰り返してるんじゃないでしょうか?
もしそうだとしたら、この惨劇は終わらないのでは...?
最後に
上記の考察は私の勝手な妄想なので解釈の一つとして流し見してください笑
この映画も原作小説があるみたいなので、機会があれば読んでみたいですね~
あと、2019年にシャイニングの続編にあたる「ドクタースリープ」が出ているので、これもチェックしたいところ!
ではでは~