完全に個人的な意見ですが、若いときにセックスワーカーを演じるよりも、60歳すぎて過去の美貌を取り戻すために禁断の実に手を出してしまう往年のスターを演じるほうが、いろいろな意味で演技が難しいと思いました。 若い時にアイドル的な存在だったデミ
数年前の記事ですが、最近の話題と関連して。先日、海外の研究者とベビーモニター(赤ちゃんの見守りカメラ)について議論しました。海外では普及しているけれども日本で普及していない一つの理由に、添い寝や家庭の空間という要因以外に、母親が努力をして手
朝日新聞は中学受験を煽りすぎだと感じます。中学受験は一部の家庭にとって重要な選択肢ですが、新聞が「受験熱の高まり」を繰り返し強調することで、社会全体に過剰なプレッシャーを与えていないでしょうか。 受験率が2割程度の地域でも、あたかも「当然
SNSの利用が及ぼす影響は明確ではない現状においても、ネガティヴな影響を示す研究結果もあります。また、テクノロジーだけが要因ではないとしても、SNSは成長過程の子どもが身体を動かして外で遊ぶ時間を奪うため、健全な発達を妨げる側面もあります。
三鷹の「ふらんすや」さんが地域の人びとに喜ばれたいと長年続けてきたお店を閉店し、お客さんが自主的にレシピを受け継ごうとする興味深いストーリーです。 日本では、フランス料理は結婚式や誕生日などイベントのときにしか食べない人も多いですが、フラ
スマートホーム「後進国」の日本は、欧米やアジアの国と比べて、技術面だけではなく、家事やケアが女性に非常に偏っているという弱点があるので、開発する側の男性がもっと日常的に家事をしないと良い製品が開発できないと思います。 日本では、スマートホ
当たり前だと思っていることを、視点を変えてみると気づくことがいろいろあります。たしかにトイレの男女格差はなかなか見えにくいですね。 都市は、つり革の高さとか、ベビーカーや車椅子で通れない通路の幅や段差などが示すように、健康な男性を規準に作ら
コロナ禍のときに大学でオンライン授業をしていましたが、教える側としても申し訳ない気持ちで授業をしていました。オンライン授業では、通常の授業のときにあったいろいろなものが失われたからです。 1つめは、学生さん同士が隣や前後ろに座ってのおしゃ
このフジテレビの問題は芸能ゴシップではなく、日本社会における人権と企業、メディアに関わる問題です。他のテレビ局や新聞は、芸能ゴシップに矮小化せず、きちんと継続的に報道するべきです。 また識者が指摘するように、放送免許を与えられているテレビ
ホストクラブに若い女性たちが通う1つの理由に、無償であれば不安定でいつ失うかもしれない「愛情」を、お金さえ払い続けることができれば手にしていられるからというのがあると思います。 ホストクラブに通う若い女性たちに話を聞くと、一般的な彼氏は別
夫婦間で、とくに女性が男性の不機嫌のケアをしている傾向に関する興味深い研究が紹介されています。 そういえば、大学生は「メンケア」という言葉を日常的に使っていたりもして、メンタルのケアが大切なことを理解しているようです。記事にも若い世代(2
今年見た映画の中でもっとも心に残る1本でした。いつか経験したような誰かとの関係や感情が台詞のない映画にたくさん詰まっていました。子どもよりも、「大人の心に響く作品では」に同意です。 ニューヨークが好きな人、滞在していた人にもお薦めです。今
Creepy NutsのR-指定さんといえば、SOUL'd OUTのファンであることを公言されています。2022年に「NHKのど自慢」で、SOUL'd OUTのヒット曲『ウェカピポ』が優勝したときに、オールナイトニッポンで語ったことが話題に
ファッションが、衣服から暮らしに移ったということについては、2009年にオープンしたパリの有名ライフスタイルショップ・Merciが象徴的だと思います。ライフスタイルに強いSNSであるインスタグラムがローンチしたのは2010年ですから、ライフ
秦正樹先生のコメントをぜひ読んでいただきたいと思うのですが、私も「SNS効果」と結論づけるには慎重であるべきだと考えます。 なぜなら、私はメディアの利用や効果を主に研究するコミュニケーション研究を専門としていますが、メディアの影響が強いか
仕事と介護の両立に悩む女性のお便り。共感しながら読みました。女性も仕事をするのが当たり前になり、介護と仕事、育児と仕事に悩む女性は多いでしょう。私もその1人。 毎日、今日は体調を崩さず無事に過ごしているのかを気にしながら働いています。かつ
「履歴書の顔写真が採用選考の判断に及ぼす影響」を調べた矢吹康夫先生(中京大)の大変興味深いインタビューです。矢吹先生がおっしゃる通り、履歴書に写真は必要ないと思います。私個人の経験ですが、これまで3つの私大で学部生の就職活動をサポートしてき
今回の選挙前に学生に聞き取り調査をしたところ、YouTubeで見かける政治家として、もっともよく名前があがっていたのは、玉木氏・国民民主党でした。 記事に、「党自体が「ネットどぶ板」と称してSNS対策にも注力した」「石丸伸二・前広島県安芸
「闇バイト」による強盗には暴力団が関わってると報道されていますが、犯罪が正社員(組員)よりギグワーカー(闇バイト)にシフトしているようにみえます。 昨年の記事「暴力団勢力、人数減と高齢化が顕著に 50代以上が半数超」(2023年3月23日
アザラシ型のパロというコミュニケーションロボットですが、記事の写真を見ると、表情や体形が人間の赤ちゃんにも似ていますね。 子育てをしていた人がお年寄りになったとき、パロを抱っこしたら、赤ちゃんを育てていたときの懐かしい感情があふれ出しそう