日本やオーストラリアで看護師としての経験を積んだのち、2010年に国境なき医師団に参加。シリア、イラク、パレスチナ、イエメン、南スーダン、アフガニスタンなど紛争地を中心に活動している。2018年7月、著書『紛争地の看護師』(小学館刊)、2022年4月に『紛争地のポートレート』(集英社刊)を上梓。2020年10月より朝日新聞デジタルにて、『国境なき衣食住』を連載。2018年10月より、国境なき医師団日本事務局で海外派遣スタッフの採用を担当。
まさに友人の1人で元は病院の救急室で働いていた救急医師が、臨床を離れて民間企業でこのシステム構築に関わっています。救急隊員にとって、収容した患者さんを目の前にしながら行き先がなかなか決まらいばかりに動けないというのは相当なストレスだと思いま
私の周りにも重度の花粉症に悩んでいる人が何人もいます。会話のなかで舌下免疫療法の話も出てきます。治療期間が3~5年、という長期のスパンというのが壁でまだトライしていない人が多い印象です。それぞれ自分に合った対策方法があり、スプレーがてきめん
五ノ井さんの件も記憶に新しいですが、被害者である彼女側の並ならぬ努力によってようやく相手を認めさせた、それも純粋に彼女の訴えに向き合うというのではなく、SNSやメディアなどを通じた世間の声や目を気にしただけのことだったと思います。彼女の「勇
万博に行くことを市民に躊躇させる大きな理由の一つに、会場の夢洲までのアクセスの悪さが挙げられると思います。チケットの購入方法も複雑ですし、無料で自宅にいながら万博を覗けるのであれば、わざわざ足を運ぶ必要はなくなりますね。現在、前売り券の販売
通常はスーパーポジティブな私ですが、中学校の時のソフトボールの部活時代のことを未だに消化できずにいます。13人のメンバーでしたので、どうしても4人がベンチに入ることになってしまい、私がその1人でした。この4人は3年間で1度もレギュラーのチャ
久々にレバノンの記事を目にしたように思います。昨年の10月末から12月までレバノンに派遣され、停戦合意の際にもまさに現場にいました。(そのため、その間はコメントを2ヵ月もお休みさせていただきました) 私が看護師として勤務していた病院は、イ
2018年に、元NHKの記者が書いた『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』という本を読み驚愕しました。この件を暴こうとすれば簡単に潰されてしまうことが良く理解できる内容でした。現在は忖度をする必要のない状況になったせ
なるほど、紹介業と繋がっているのは病院ではなくMSW個人とのこと。MSWが多岐に渡る業務に日々忙殺されていることは簡単に想像できますので、紹介業者はその隙を突き、MSWは「無料」で、もしくは高級メロンつきで差し出された手をとってしまう背景が
「みんなと同じでなければいけない」 それができない苦しみは、それをできてしまう人にはなかなか理解をしてもらえないことなのだと思います。私は、なんとなくいつも「いい子」で、学級員なども務めていて、不登校の子の家に迎えに行く立場でした。無理に登
スタッフを置かずに、無人で営業をするというところが良いですね。本人や家族が気兼ねなく過ごせるようにという配慮からなのだと想像しました。ちょうど、私の地元の友人が奥様を癌で亡くされた経験から、病気や障がい、高齢等などの理由からあきらめがちな旅
逮捕された当時の院長と主治医は兄弟だと報じているところもあり、この2人の独裁とそれに誰も逆らえない体質があったのではないかという想像をしてしまいます。患者にうその説明した看護師は過ちを犯してしまったことにはなりますが、絶対権力のなかで隠蔽に
手話が国よって違うことを知って驚いた1人です。私が手話に一番初めに触れたのはオーストラリアでした。学生時代にしてた訪問介護のアルバイトで聴覚障害のお子さんと出会い、その子と手話でやり取りをしていました。そこそこ覚えましたので、それを日本でも
吃音のことをきちんと伝えたことがやはり良かったのかなと思いました。 オーストラリアで看護師をしていた時を思い出しました。私は英語がどうしても苦手で話すことに恐怖を覚え、職場ではなるべく話すことから逃げていました。面接は何度も練習したせいか何
つい先日、救急車要請に関して、あとあとまで引きずるとても悩ましい出来事がありました。まさにこの記事に関連します。 車を運転中に、自転車ごと倒れている方を目撃しました。急いで車を停めてかけつけました。声をかけたら開眼し「大丈夫です」「めまい
コンゴ民主共和国という国の名前をメディア等で目にするときは、決まって戦闘、難民、貧困、などのキーワードが出てきます。私自身は行ったことはありませんが、国境なき医師団がもっとも援助に力を入れている国の1つでもあります。コンゴ民主共和国は、本来
東京では路上喫煙は今では恥ずかしい行為だと思われるまでになっていますから、その感覚で大阪に行くと路上喫煙者の多さには驚いてしまします。東京ではオリンピック・パラリンピックを機に一気に喫煙対策が進みましたし、今回の大阪万博のような国際イベント
20代前半の新人時代、看護師として癌を患うたくさんの患者さんに携わりました。手術をして治る患者さん、余命を告知される患者さん、再発して戻ってくる患者さん。それぞれの患者さんの人生のストーリーを看護師の立場で見てきました。家族の面会中は気丈に
巴戦なんてなかなか見ることはないですし熱かったですね!個人的には勢いに乗る金峰山も心の中で応援していましたが、最後は地力のある豊昇龍の逆転優勝でした。次の注目は横綱昇進ですね。3敗をどう評価されるかでしょうか。現在、横綱が不在ではありますが
同じ国境なき医師団の多くの仲間が、ガザ地区やヨルダン川西岸地区の現場で援助を続けています。西岸地区で活動中の1人が教えてくれたのは、停戦に反対をしている入植者が大勢で大騒ぎを起こしており、大混乱中だとのことです。イスラエルーパレスチナ市民の
この事件のことは良く覚えています。もう3年がたつのですね。元受刑者の再犯の話を聞くといつも思うことがあります。受刑とは、懲らしめるだけではなく、更生でなくてはならないと。社会復帰はとても大切なことで、看護師として常に考えていることと共通する