今まで一人旅が多かった私が、2024年は女子3人の女子旅に出かけるという変化がありました。今回宿泊した安住庵は2024年12月に2泊3日で出かけた四国旅の初日の宿です。温泉がとても良く、女子旅との会話にも花が咲き楽しい思い出となりました。宿泊記をまとめました。
なごみ宿安住庵の概要
- 高知県四万十市の高台にたつ宿
- 部屋数9室
- 温泉は単純アルカリ温泉で、お肌がツルツル、美人の湯
- チェックインは15時30分から、アウトは10時
公式サイト
宿泊したお部屋
宿のお部屋はいくつか種類があります。今回は3人で泊まるので、8畳1間だと狭いかなと思い、8畳+6畳のお部屋を選択しました。予約の時にどのお部屋にするかが選択できて良かったです。
下の写真で手前側が6畳、座椅子のある部屋が8畳、実はその奥にも小さなお部屋があり、3人で荷物入れても十分な広さが助かりました。お布団は8畳間に3人分敷いててただ来ました。エアコンが8畳間にも6畳間にもついているのも良かったです。
四万十川側のお部屋で、朝はこんな景色が部屋から見えました。
お部屋にはユニットバス・トイレがありますが、ちょっと狭いです。バスは大浴場があるので使いませんでした。なので、この面積をトイレと洗面に割り振ってほしいなと、ユニットバスをお部屋に採用している温泉宿に泊まると毎度そう思います。
お部屋にはテレビやお茶セット、サービスのお水が用意されています。
チェックインする時に自分のサイズに合う作務衣を借りるので、お部屋に浴衣はありません。歯ブラシは準備がありました。
お部屋の鍵は2本貸していただけました。助かります。
温泉
1階に男女別に1か所ずつ大浴場があります。暖簾は夜中に入れ替わるので、チェックインした日と翌日では異なる雰囲気の浴室を楽しめます。
浴室の雰囲気は公式サイトをご覧ください。
泉質
温泉の分析表によると、源泉名は「新安並温泉」と記載されていて、泉質はアルカリ性単純温泉です。アルカリ性の温泉はお肌がツルツルしてくる傾向がありますが、こちらのお湯はpHが9.8と表示されていて、かなりのアルカリ度です。実際お湯につかっていると、ややぬるっとした美容液のような感じでした。
加水・加温などの使用状況についての記載が見つけられなかったので、どのような使用状況かわかりませんが、泉温が25℃なので、加温は間違いなくしていると思います。湧出量は毎分150リットルと豊富なので、加水はしていないかもしれません。大変良いお湯でした。
お食事
夕食・朝食ともに1階の食事処でいただきます。
夕食
お品書きはこちら。こちらのお宿は食事のコースがいくつかあるのですが、一番スタンダードな会席料理のプランで予約しています。食べられない食材があるのですが、予約の時に伝えてあったので、別のものに差し替えていただけました。感謝です。
あらかじめテーブルには前菜やカツオのたたきやお造りなど、お料理が並んでいました。高知と言えばカツオですね。
食事中のノンアル用飲み物も、地元産メニューがあって良かったです。
ということで、まずは3人で乾杯。
前菜などをいただいていると、温かいお料理の蒸し物がはこばれてきました。写真を撮り忘れましたが、四万十川の鮎の塩焼きも出てきました。
1人用コンロに乗っているのは鍋物の四万十ポークです。
この後はお食事。ご飯の量を聞いてくれます。フードロスを減らすためにも良い取り組みと思いました。私は軽めでお願いしました。
最後に自家製のデザートが出て夕食は終了です。高級食材の夕食ではないけれど、温泉宿らしい食事でした。
朝食
朝食も夕食の時と同じテーブルでいただきました。卵焼きに鮭の塩焼き、シラスに海苔と、日本の温泉旅館らしい朝ご飯でした。
ラウンジ
1階のフロントと大浴場の間に、ラウンジがあります。
有料ですがサイフォンで淹れたコーヒーを頂くことができます。朝食後にコーヒーのサービスはないので、コーヒーが飲みたい場合は、こちらで注文すると美味しい一杯がいただけます。
まとめ
四万十温泉がどんな温泉なのか、全く予備知識なしで宿泊し、温泉に入ってぬめり感に感動しました。ちょっとぬるっとした感じが化粧水のようで、あぁ、これは美人の湯に違いないと、湯につかってすぐに思いました。
宿はご家族経営と言う感じで、アットホームな印象でした。高台にあり、屋上には展望台もあって、眼下に四万十川を眺めることができます。四万十川の観光には便利な宿だと思います。