「iOS 8.0」アップデートがリリースされましたが、それに伴い、いくつかの注意すべきこともまた判明しています。
マイナビニュースは、iOSデバイスの空き容量とiCloud Driveに利用について注意を促しています。
iOS8のファイルサイズとインストールに必要なストレージの空き容量
- iPhone:1.1GB/5.7GB
- iPad:1.3GB/6.9GB
iCloud Drive
- iOS8デバイスでiCloud Driveを有効にすると、iCloudのファイル同期がiOS8とOS X Yosemite間だけに限定
- iOS7を含む旧バージョンデバイス、OS X Mavericksを含む古いバージョンのMacとはファイル同期不可
ファイルサイズや空き容量は対象のデバイスの搭載機能やiOSのバージョンによって変化すると思います。手元のiPhone 5s(iOS7.0.6)では1.9GB/6.8GB(ファイルサイズ/必要な空き容量)でした。一方、iPod touch第5世代(iOS7.1.2)では920MBのファイルサイズでした(必要な領域は表示されませんでした。インストール可能の場合は必要な空き容量の情報が出ないようです)。
また、Ars Technicaは、iPhone 4SとiPad 2へのインストールについて警告を発しています。
iPhone4sとiPad2ではiOS8アップデートによりiOS7.1.2と比べて多くの点で明らかなパフォーマンスの低下が見られます。ブラウザ、カメラ、メール、メッセージ、カレンダー、設定画面の操作や再起動に至るまでその起動時間を要することが計測されています。一方、iPad2ではsafariのパフォーマンスが若干向上したという報告もあるようです(BGR)。
Mac Rumorsによれば、iPhone4sではパフォーマンス低下に加えて、iOSの画面サイズの問題を指摘しています。iOS8はいうなれば4.7型や5.5型という大型ディスプレイを搭載したiPhone6やiPhone6 Plusに最適化されています。3.5型のiPhone4sの小さな画面では操作上でもストレスがたまるかもしれません。たとえば、メール作成する際のテキスト入力画面はとても狭くなるといいます。インターフェースやキーボードが大きくなり、ただでさえ小さな画面を占有してしまっているのでしょう。
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