うーん。カープ以上に、藤井の動向に心躍っている。昨季もそうだった。
そんなカープも中日とのオープン戦、16安打で、4対8。調整段階だから、オープン戦初勝利とかいうの、やめとくね。
もっと言葉にしよう、「優勝」。
最後を、菊池が締めたというのも、とってもよかった。
菊池は軽やかなキャラクターだけど、トッププレーヤーとしての重みがあるのだ。選手会長の小窪が締めるというのと、ちょっと違うのだ(小窪は小窪で三連覇時代、チームを支えていたとは思うが)。
なにより、「ここ数年流れ悪いので」には、ウッとなった。
遠くから見ているファンですら感じていたこと。その中にいた選手たちは相当だったと思う。
しかし、急な環境の変化もあり、調整難しかったと思うけど、新型コロナもあったし、本人も不本意だったと思うけど、十分な活躍とはいかなかった。ファンの期待を超えることはできなかった。
生え抜き主義とかじゃないんです。ネームバリューのある選手だけど、消化不良に終った選手が今年の新春を飾るのは、ちょっとしっくりこなかったんですわ。
ここは若手、もしくは今まで登場していない逸材を選んでほしかったんですわ。
体調不良もあった秋山。野球選手はからだが資本。
打撃の成績以前に、意外と繊細なのかなと、心もとなかった。それを思うと、新井さんや黒田の頑丈さ、すごいわ。
他社の選手名鑑では、今のところ、森下(日刊スポーツ、毎日新聞)、栗林(ミライカナイ)などを確認。総じて予想どおりではありました。
秋山には、「やっぱり秋山すごいわ」、そうファンに言わせる、表紙を飾るにふさわしいシーズンにしてほしいです。
安易にブログで「エンターテインメント」という言葉を使っていたなと思った。
プロ野球は選手の技術や存在がファンを楽しませてくれる。それは創作物とは別物。
今年のカープ、監督が新井さんに変わって、活気と明るさを感じる。新井さんのファンへのサービス精神も感じる。
昨年はなにかと話題に取り上げられた1年目の新庄剛志監督。チームは最下位だったが、選手たちはのびのびプレーしていて楽しそうだった(後半はどうだったかよく見ていないが)。
でも、チームが明るくても、きつねダンスが可愛くて楽しくても、ファンへのサービスがそこで止まったら、おなかの底からは楽しめない。
今年のカープ、それ以上の楽しみが味わえますように。
落合さんが中日の監督に就任したとき、「キャンプ初日、2月1日に、全員参加の紅白戦をやります」と宣言したそうだ。
開幕前、最初は基礎練習で体力的な土台を作って、徐々に実践に入る・・・これが球界でスタンダードになっているキャンプのスケジュール。
だったから、この落合さんの宣言は、チーム内だけでなく、球界全体を驚かせたそうです(実際に、落合さんはキャンプ初日に、紅白戦で選手全員を出場させた)。
落合さんは後に、荒木雅博さんに、遠征先のホテルの食事会場で、常識破りと思われる試みをした理由について、こう語ったそうです。