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2025年1月19日

今年も護摩行、勝手に燃えてろ新井さん〜。さらに驚いたのは・・・


新井さんは今年も高野山の清浄心院で、21回目の護摩行。「昨年の悔しさを思い出しながら、護摩行の火と向き合っていました」と。

人それぞれ集中するためのスイッチの入れ方があって、新井さんにとってはこれが自分と向き合う方法の一つなんだろう。

他人がとやかく言うことでもないのでつっこむことも控えてましたが、今年は「勝手に熱くなっとれ〜!」という気持ちになった。


今朝の「石橋貴明のGATE7」(1月19日放送、TBSラジオ)は、2025年シーズン大展望、セ・リーグ編。ゲストは槙原寛己さん。

槙原さんは実績もある方だし、声もいい。が、解説を聞いていて臨場感を感じたことはあんまりない。岡田明丈が先発の試合で「菅野との投げあいを見てみたいですね」と評価してくださってたことがあって、それはすごく嬉しかった。(岡田~)

話戻りまして、番組では各チームについて順番にコメント。カープについては・・・


「8月とか9月に外国人をとっておけば、全然勝てたでしょう。あれは勿体ないですよ。そこらへんは動いてほしかったですね」

「打てる打てないは別として、そのことはもうはっきりわかっていて、新井監督は今の戦力でやるって言っちゃったんですけど、外国人選手(レイノルズとシャイナー)が4月に怪我しちゃってますから。あの二人を早めに見切りをつけとけばっていう部分はあったんで。そのへんが勿体ないなと思うんですよね」

シーズン終わって、カープの9月の大失速について取り上げる記事はあった。夏の暑さの影響についてもけっこう取り上げられていた。打てない打線をバックに奮闘してきた投手陣が、夏の暑さも相まって踏ん張れなかった、的な。

そこを槙原さんはシンプルにバッサリ。たしかにシャイナーの引きずり方とか、いつか、今度こそ、花は、開く? と、待てども待てども時間だけは過ぎていった。


外国人選手が活躍するしないは、どのチームも抱えている問題ではあるけれど(ヤクルト以外は)。

でも、珍しく球団が打診してきたシーズン途中の補強を新井さんが断ったのは、やっぱり「いる人だけで頑張る家内制手工業」みたいな、「カープは家族」観が足を引っ張ったんだろうか。

9月のあんな負け方、優勝の逃し方。選手、フロントも含め、監督だけの責任ではないけれど、自分で墓穴掘っておいて、それを悔しがって火の前でボボボボボッとなっている新井さんに「勝手に熱くなってろ〜!」と思わずにいられなかった。


そしたら、今朝の「サンデーモーニング」で、新井さんの護摩行の後、ソフトバンクの今宮健太ら一行が寒行している映像が。

真冬に冷水に入って浴びるなんて、心臓にもよくない! 皮膚が痛そうな護摩行以上に心配! 身体を大事にしてー。 今宮、守備の名手なのに〜(周東佑京や栗原陵矢までも〜)。

今宮が寒行をしたのはお兄さんが住職をつとめるお寺。なんと今年は、お兄さんのはからいで護摩行も体験したとか。(「西スポWEB otto! 」)

冷たかったり熱かったり、体弱い人間から見たらどうかしてる事象ですが、今宮があまりに気持ちよさそうで(もう何も言えまい)。 

新井さんにしても、今宮にしても、他人がとやかく言うのはやめようとなるのは、選手として(監督としてはまだですよ)実績を出しているからだろうか。(奨成よ、堂林よ〜)
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2025年1月14日

元カープ、オスカルが意外な場所で野球を続けていた!


なんで戦力外になったの? 早すぎない? 時どき我が家でそう話していた仲尾次オスカル。どうしてるのかなぁと頭の片隅にあったオスカル。

オーストラリアのリーグで、野球を続けていた!(「Full-Count」)

2015年のドラ6、2018年オフに戦力外。その後社会人野球を経て、ABL(オーストラリアン・ベースボールリーグ)に移籍していたのですね。

11月15日に開幕したABL、ここまで10試合に登板して防御率0.79と奮闘しているとのこと! 嬉しいよ〜。


このオフ、戦力外通告された同期入団のドラ1・岡田明丈は、社会人野球の明治安田へ。

昔に比べると、独立リーグに社会人野球、韓国リーグや台湾リーグ、メキシカンリーグと、現役続行の選択肢というか裾野が広がっていますね。オーストラリアとは思い及びませんでした、メモメモ。

社会人野球に詳しくない私ですが(東京ガス、大阪ガスには親近感)、「岡田が出るなら見てみたい」、俄然そんな気持ちになってきました。

社会人野球ファンの方に「この魅力、知らんかったんか〜い」と言われてしまいそうですが、いつだって、何かの扉(きっかけ)になるのは、気になる誰かの存在だったりもする。

岡田、新しい場所で目立ってほしいです。


2016年、リーグ優勝したハワイ旅行で、浜辺でたわむれていた岡田とオスカル。場所は違えど、二人の現役続行、感慨深いです。

2015年開幕からカープの試合を見るようになったので、私にとって、岡田らはドラフト元年のようなもの。愛着もひとしおです。

だからかぁ、野間峻祥がドラ1というイメージがなかったのは(2014年に指名)。


でも、2013年のドラ1・大瀬良大地のことは記憶に刻まれている。大瀬良に着目し、担当していた田村スカウトがくじを引き当てたというエピソードは、今聞いても泣ける(当時もじんときた)。

大瀬良は新人王も獲り、昨年に至ってはノーヒット・ノーラン。

野間、「ホームラン5本打ちたい」なんて生ぬるいこと言ってないで、がんばらないと。中村奨成も・・・。
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2024年10月8日

岡田・戸根・曽根ら6人戦力外、新井さんのメッセージ球団に届いてる?


10月8日、ついに第1次戦力外通告。岡田明丈、戸根千明、曽根海成、育成の藤井黎來、坂田怜、新家颯の6人。

野村祐輔ショックに続き、岡田~(涙)。大好きだった選手が二人もいなくなる(二人とも棒読み系)。

トミージョン手術からの戦力外からの支配下登録。「すごくやり切った感覚があります。去年よりは清々しい」という言葉に、少し気持ちが平らかになる。

岡田も(野村も)優勝を経験できた選手。きっと大きなことですよね。ズドンとくるバズーカ砲、ヒーローインタビューの可愛さ、忘れません。


戸根~。現役ドラフトでカープ移籍が決まったとき、対戦していてカープの応援歌がかっこいいなと思っていたと言ってくれていた。移籍1年目の昨季、チームを助けてくれたリリーフは忘れません。

曽根~。帽子を飛ばしながらのダイビングキャッチ。いつ声がかかってもいいようベンチでストレッチしていたこと、忘れません。

7月に契約が解除されていたレイノルズが引退を表明。シャイナーもけがのため、9月に契約解除。東克樹から打った3ラン、忘れません。

藤井、坂田、新家ともども、近しく感じる前にサヨナラがやってきた。お元気で。

  「来シーズンは様々なことが変化する年になる。変わるということは、それとともに痛みを生じてくる」は、10月5日、最終戦後のセレモニーでの新井さんの宣言。

これはファンに向けてだけでなく、選手に向けてのメッセージでもあったと思う。お覚悟を、と。

この宣言がどう実行されるかはまだ知る由もないですが、戦力外の人数を見ると、これだけ? と正直思う(まだ第2次があるけれど)。


新井さんには人事権はない。新井さんの痛みのメッセージは、球団には届いていないようです(これがいっつも暗澹たる気持ちにさせられる元凶)。

あの方と、あの方と、あの方の名前はなし。新井さん、重用してましたし、いきなりの通告はない。引退するときには引退セレモニーとかされそう。今季の内容を見ていると、野村のときのように素直に送り出せないです。

新しく次に進むメッセージをなかなか出さないカープというチーム。先が思いやられますが、新井さん、そこをなんとかがんばって。

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2024年7月30日

玉村昇悟、プロ初完投! なぜ松山がスタメン?


7月30日(火)、DeNA戦(マツダスタジアム)、対3。

玉村昇悟、プロ初完投。 やった!

「立ち上がりが課題」が決まり文句になっていた玉村が(アドゥワ誠も?)、3回まで連続三者凡退。どころか、8回まで2安打。6回7回8回も三者凡退。

3回までに5点とカープにしては多めの援護。それが仇になることもなかった(ヤクルト戦でのハッチよ~)。

7回投了時点で99球。ここで交代? いんや、8回も続投、三者凡退、114球。


さすがにここで交代かと思ったら、9回も続投。6点あるし。行けるか、完封?

先頭打者の松尾汐恩ヒット。続けて2アウト。あと1アウトというところで、佐野恵太ヒット。じりじり。

牧秀悟ファウルフライを守備固めの田中広輔が落球、守備固めの田中が(2回言った)。

で、牧がしっかり3ランを打つんですわ。玉村の完封は消えました。でも、宮﨑敏郎を抑えて完投達成。133球、自責はゼロ!

完封で終われたら、そら完璧。でも、完走して見えてくる景色があったはず。綺麗に終われなくても、勝って終われた。猛暑の屋外連戦、リリーフ陣を温存できたことも、最高。


試合前、岡田明丈の支配下登録のニュースを聞いて喜んだ後、スタメン7番ファースト松山竜平と知って、それとは逆方向に驚いた。1ヵ月以上ヒットのない松山がスタメン?

打席にできるだけ立ってもらって調整させようという意図だとしたら、それ、2軍でやること。ベテラン選手への温情が過ぎる。

9点の大量援護を得ながら5回を投げきれなかったハッチはまっとうに登録抹消するのに、野手となると方位磁石の針がブレブレ。そこが新井さんの悪いとこ。せめてコーチ、なんとか言ってー。

もしくは、スタメンの機会を与えて結果が出なければ、本人にも周囲にも納得の降格という引導を渡せるからなのかとも思ってしまった。

だとしたら、まわりくどい。普通に2軍で調整でも全然失礼じゃないですよ。当然のことですよ。調子を整えて、また力になってもらえばいいんです。


1回、秋山翔吾と野間峻祥の連打、中村貴浩バントで送って(打たせろー)、1アウト1塁2塁。もっとも期待される小園海斗と坂倉将吾が内野フライを打ち上げたときには、小噴火、ボッ!

2回、矢野雅哉3塁打。ノーアウト3塁で、松山はセカンドフライ。外野へ飛ばす力がない~。第二の小噴火、ボボッ!

直後に菊池涼介の先制タイムリーが出て、救われました。

3回、小園と坂倉が連続タイムリー矢野2点タイムリーで、5対0。5回には、矢野のタイムリーで6対0

7月15日のハマスタは繰り返されなかった。濵口遥大から8安打。


今日の結果を見て、カープベンチは松山をどうするのか(田中もな)。

明日は、床田寛樹と東克樹。オールスターでの登板も関係してのことですが、カード頭にはエース格がくるため、床田・大瀬良・森下・九里の4本柱はカード頭から外すという後半の構想。(「日刊スポーツ」)

それが、いきなり東かーい。シャイナー、出番だよ~。小園もな!

2024年3月24日

野間外れ久保打った守った! スタメンは監督からのメッセージ


3月24日、オープン戦最終日、ソフトバンクに3対0で完封勝ち(マツダスタジアム)。

昨日、打率が1割切った野間峻祥について、新井さんは「どうってことない」と意に介さない様子だった。また今日も野間峻祥が1番なのか〜(だとしたら、カープも終わりだ)。

くらいの気持ちになっていたが、野間はスタメンを外れ、久保修がセンター(9番)に。


昨日のあれは、いつかのどこぞの監督のように選手をおとしめない、選手のモチベーションを下げないよう配慮した、新井さん流の表現だったのね。すまなかった、昨日は額面通りに受け取って。

だからと言って、開幕スタメンには「1番・野間」がピッカーンと表示されるかもしれないが。

ところが、その久保。2回に打点を上げ、3回には周東佑京のセンターフライをスライディングキャッーチ。守備でも魅せた。いいじゃないですか、久保。面構えも、とってもいい。


今日のソフトバンク投手陣は主力級の人たちではなかった。野間を外したからとは限らないが、そのとたんにスッと点が入るこの感じ。

スタメンは選手たちへのメッセージになり得るのだと思った。監督は心しないと。

思い切って、開幕スタメン、行ってみませんか、久保で!


そうなったら、パパパ〜と開幕が花開く感じで心躍るんですけれど。それで野間の席がなくなるわけでなし。シーズンは長い、調子を上げたときでも遅くない。

この日、シャイナーを1番に置くというテコ入れも、のれんに腕押し、ノーヒット。起用し続ければいつか・・・はやってくるかもしれないが、このムードで開幕突入はどうなんだろう(野間の件も)。

開幕戦は143分の3。ほんの一部分。でも、気持ちよくスタートできれば、ファンは嬉しいです。


DeNAとの開幕戦3戦目を任されるアドゥワ誠が先発。こちらもよかった。ソフトバンク打線を抑え、ますます期待が高まる。

アドゥワに続いてソフトバンク打線を抑えたのは、島内颯太郎→杉田健→岡田明丈→河野佳→森浦大輔→大道温貴。

岡田がオープン戦2度目の登板というのも、嬉しかった。

オープン戦、中日(とソフトバンク)が1位、阪神が最下位という結果からして、オープン戦はオープン戦という証のようにも思えるが。カープは10位、ふっ。こればっかりは始まってみないとわからないから毎年おもしろい。
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2024年3月21日

大瀬良と野間を競争枠に。岡田が4年ぶりのマウンドに


3月20日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)。6対5で、逆転負け。

7回、途中出場の田村俊介の逆転2ランで、よっしゃー。田村すごい!となったそのウラ、大道温貴が2失点で逆転負け。

それなりに点を取り、安打数も西武と大差なかったが、守備での乱れも散見。

今日も野間峻祥がスタメン1番。打率1割未満。これは様子見なのか? 2軍で結果出してる中村奨成との入れ替えはいつ?

先発ローテの残り1枠のごとく、競争の結果、ちゃんと選手起用してくれるのかという心配問題は続きます。


大瀬良大地は3回3失点。オープン戦ですけどね、微妙。

というか、大瀬良、去年も一昨年も、ずっと微妙。信頼はまだ得ていませんよ、私の中では。

新井さんは大瀬良の開幕ローテを明言。でも、大瀬良を黒原拓未、アドゥワ誠、玉村昇悟と同じ土俵で競わせるくらいの度量がほしい。また「ベテランに優先席」っていうのはやめてね。


それを言うと、今季の「クローザーは栗林良吏」と明言したことも心配。オープン戦を見るかぎり、調子よいと思えない栗林。

昨年も、「お前ならできる」と、9回栗林を引っ張り、栗林本人にとっても、チームにとってもダメージを与える結果になった。

選手への信頼は素晴らしい。でもコンディションは見抜いてほしい。結局は、現在の力量より、まずは過去の実績(名前)に頼って始めるというふうに見えて、まだまだ湿っぽいです。


そんな中、岡田明丈が4年ぶり(もうそんなに・・・)の1軍登板。5回に投げて、29球無死球3安打1失点。でも、自責はゼロ。坂倉が、坂倉将吾が十八番のパスボールを・・・(何してくれよう)。

開幕前に岡田を1軍に呼んだことについて、新井さんは「彼にとって育成選手となって初めてのシーズン。2軍から推薦もあったし、こちらも見てみたかった。見てるよという(メッセージ)もある」と話していた。

昨季のベテラン重用(温情)傾向が強い采配には受け入れ難いものがありましたが、この言葉にはしみじみ。

でも、ここで岡田が荒れ放題だったら、しみじみとはならなかった。球速151kmも出た。まずまずの内容に、希望を持ちました。


カープの中で応援している選手はたくさんいるけれど、たとえば球場にどの選手のユニフォームを着ていくかに、その度合いは表れると思う。

私にはユニコレクションの趣味はないのだけど、もし球場に着ていくのなら、黒田博樹、森下暢仁、赤松真人さん、岡田、って思っている。

バズーカ砲と呼ばれたときに戻ることはできないかもしれない。でも、元に戻らずとも、それとはまた別の岡田で、また1軍のマウンドに立ってほしい。目を釘付けにさせてほしいです。
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2023年10月6日

岡田ぁ。安部の戦力外(=佐々岡時代)がもっと昔のことのよう


10月5日、カープが、岡田明丈、薮田和樹、三好匠、育成の行木俊、中村来生、木下元秀の6人に戦力外通告。

うぅ。岡田、ドライチ~。

1年目には日ハムとの日本シリーズで6回1失点と堂々とした好投してくれました(中田翔に同点アーチ打たれましたけど)。

ひょうひょうとしたマウンドさばきも、バズーカ砲と呼ばれたストレートも、インタビューでの可愛らしさも大好きでした。

バッテリーを組んだ石原慶幸さん(現コーチ)は、当時、勝たせてあげたくなるピッチャーだと言ってくれていました。


2016年から実働ほぼ3年。制球難期を経て、2021年、右肘のトミー・ジョン手術。私の中では秘密兵器。

いや、2017年には12勝しましたし、2018年には日米野球戦で日本代表にも選ばれました(逆転2ラン打たれましたけど)。

槙原寛己さんはいつぞやの実況解説で、「菅野(智之)と投げ合うところを見たいですね」と言ってくれていたこともあった。当時の菅野は日本のエース的存在だった。

秘密兵器ちゃうやん。もう知られてた、て。でも、もっとすごいところを見せたかったんです。


トライアウトは次につながる確率が極めて低い。もう1年、育成でコンディションを整えて、帰ってきてほしい気持ちでいっぱいなのだけど、岡田はどんな決断をするのかな。

ポテンシャルを持って入団する選手は多くても、結実することが難しい世界と、つくづく。

しかし、安部友裕の戦力外からまだ1年しか経っていないとは。ファームで高打率をたたき出しながらも、1軍での出場なし。あの後味悪い戦力外から、2年くらい経ったような感覚。

トライアウトには長野久義も見届けに来ていましたね。長野がカープにいたことも、3年くらい前のことのように感じる。


それくらい、佐々岡さんの3年間と、新井さんが監督になったこの1年とでは、空気がサーッと変わったということなんだな、と。

「俺は好き嫌いで選手起用しない」と言ってたのに等々、思うところは大有りですが。

空気は変われど、コンディションより実績重視、ピッチャーの代えどき引っ張って見守り隊になるところとか、なんでここで代打・田中広輔?とか、佐々岡さんかと見まごうことも多々ありましたが。

2位ですし。CSホーム開催ですし。それだけ充実していたということなのかな、と(当社比です。いえ、佐々岡比です)。


「CSの収入は1試合あたり2億円程度」と言われているとか。具体的な数字は説得力あります。「日刊ゲンダイDIGITAL」)

よかった、ホーム開催で。おんなじ人に見てもらう試合をするなら、この差は大きい。

ここまできたので、ファーストステージは勝ちたい、ホームで(ファイナルステージはまた別の話)。
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2022年12月1日

最下位でもゴールデンクラブ賞はとれる


11月29日、ゴールデングラブ賞の表彰式。10年連続の菊池涼介と、初受賞の森下暢仁。冴えなかった今季のカープ、最後に唯一ピッカーンと輝く話。

数ある賞の中でも、プロにとって誇らしいゴールデンクラブ賞。エースとして、なおのこと。

「来季も受賞したい」と、森下。君ならできる。その前提として、大きなケガなく3シーズン過ごせていることが素晴らしい。


森下と盟友・山本由伸のツーショットは、ま、眩しい。ゴールデンなクラブを手にしてるだけに。

だがしかし、シーズン前、「沢村賞をとりたい」と言っていた森下(優秀防御率もな)。となりに並ぶ由伸は何歩も先を行っている。

かたやリーグ優勝したチーム。こちとら5位。勝てないチームでは分が悪い。今季は森下、防御率もよくなかったが。

それを思えば、ゴールデングラブ賞はチームの成績関係なくとれる賞なのであった。来年も行けー。


すっかり今年の10大ニュースがピックアップされる季節に。6月、交流戦の西武戦を見に行ったことは、私的にはカープ関係の一大ニュースでした。

球場の近くに住んでる方や元気にお過ごしの方には大げさに聞こえると思いますが、持病があって体力に自信がなく、野球観戦に出かけるのはもう諦めていました。

でも、「生きてるうちに一度ナマで森下見たい」と、思いきってベルーナドームへ。こんな気持ちは黒田博樹を東京ドームに見に行って以来。


試合開始前の練習、ウォーミングアップしている森下に目が釘付け。しかし、この日は6回2失点。粘っていたけど、テンポよくなかった、
よく打たれてました。ちなみに、キャッチャーは石原貴規。坂倉将吾が、坂倉とのバッテリーが見たかった。

ボロボロだった交流戦、1対2で終れたのはまだしもよかった方。翌日はアンダーソンが先発で、0対11の大敗。この日でまだよかった。

でも、思っていたほど森下にオーラは感じなかった。黒田のときのような。


それより脳に刻まれたのは、矢崎拓也。身体からエネルギーを発しているような熱を感じて、存在として見ていて面白かった。
球も強かった。

実際に足を運んでこそ感じたこと。出かけてよかったと思ったのでした。岡田明丈も見てみたいな~。

黒歴史のようなこの3年(プラス1年)。新井さんの新体制になり、一転して暗雲が一掃されそうなムード(シーズンが始まってみないと、どうなるかわからないが)。

来季は坂倉も捕手に専念。森下には坂倉とのバッテリーで、1年目のような強気なピッチングを見たい。1年目がピークみたいな話、もうしなくてもいいように(希望)。

カープの目玉になる! と思わせてくれたアンダーソンの初登板。あの日がピークでシーズンが終わるとは思いもせなんだ。
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2022年11月18日

「黒田が球団アドバイザーに」が正夢に


11月18日、「黒田博樹が球団アドバイザーに就任」という、突然の吉報。

今月、アメリカの宝くじで、史上最高の20億4000万ドル(およそ2978億円)の大当たりが出たらしい。

それくらいの額がふところに入るとなると、もはや消費レベルじゃない。私だったら、大半を骨髄バンクとiPS細胞研究所に寄付したいな。なんて話をうちでしてたのです。

すると、「カープを買うのはどう? オーナーになったら何したい?」と家族が言うんです。


えぇ~。運営は面倒だな、持病もあるしと言いながらも、あれこれスラスラとやりたいことが出てきた。それだけ変えたいこと、おかしいぞと思っていることがたくさんあるというわけなんですわ。

「黒田に球団のアドバイザーになってもらう」も、その一つ。序盤に口をついて出てきたんですよ。なので、まさか実現するとは!と驚いたのでした。

黒田が引退したとき、球団のアドバイザーになってもらうといいなと思っていたのでした。メジャーでの経験で得たことをカープに採り入れてもらえたら、と。

2016年、リーグ優勝した年、黒田の提案でモチベーションビデオを作り、選手の気持ちを高めたというエピソードがありましたね。あのビデオも黒田がメジャーで経験したことを活かしたもの。

また、『クオリティピッチング』には、ヤンキース時代、メンタルトレーナーがいたという話が紹介されていました。


カープにもそういうエキスパートがいて、選手のケアをしてくれたらいいな。黒田が球団を改革するアドバイザーになってくれたらいいなと思っていたのでした。


でも、そういう話にはならなかった。球団はそんな気は回さなかった。だから今ごろ、こんな話が出てくるなんて。

球団が進めた話だとしたら、もっと早く実現できたはず。新井さんがお願いして実現した話なのかなと思ったら、やっぱりそうだった。(「デイリースポーツ」)

新井さんの監督就任が決まったとき、黒田が投手コーチにもしかして・・・と、ほんのちょっと期待はしたけれど。さすがにそこまで出来すぎた話にはならなかった。

今さら投手コーチなんて泥臭い仕事はしないだろうとも思っていたが(でも新井さんが監督になった今、この先はわからないよ?)、春のキャンプに臨時コーチとしてなら来てくれるかなとは期待していた。

「キャンプ後も、1軍とか2軍とかの枠ではなく、全体を見ていただきたい」と、新井さん。

主に投手に対するアドバイスが仕事のようですね。当たり前か。私としては、球団のあり方にまで進言してほしいくらいです。


新井さんが監督になってから、坂倉将吾の捕手一本化、赤松さんが1塁のコーチに等々、よっしゃ! というニュースが日々とびこんでくる。

キャンプでの、新井さんと選手とのモチベーション上がるやりとり一つ一つをとって見ても、カープが動き出した。そんな感じがする。この3年(プラス1年)の停滞していた空気がスカッとはらわれていく感じ。

トミー・ジョン手術を経た岡田明丈もブルペンで投球を始めたとか。岡田~、黒田さんが来てくれるよ~。
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2022年11月4日

黒原、岡田、ドライチたちの契約更改。そして坂倉のこと


人事異動が落ち着いたと思ったら、始まりました、契約更改。

ドライチの黒原拓未は100万円マイナスの1400万円。

シーズン序盤、イキのいいピッチングを見せてくれていた黒原。5月4日の巨人戦で吉川尚輝にデッドボールを与えてから、1軍で登板なし。

SNSで巨人ファンからの誹謗中傷を受け、早々に人気家業のハードな経験をすることに。

元気にしてるのか気になっていたけど、上半身のコンディション不良だったとか。来季はコンディションを整えて、リリーフ陣の厚みを増す一人になってほしいです。


こちらもドライチ、岡田明丈は250万マイナスの1750万円。

昨オフ、トミージョン手術を受けて、今季登板なし(3年間1軍での登板なし)。それでこの金額とは。査定って、ほんとによくわからない。

投球練習も始めたようで、復活、待ってます。マジで。


岡田と坂倉将吾は活躍を願ってきた二人。坂倉は今や主力に。

今季は首位打者になって、お正月のリアル野球盤に出るはずだったんだけどな。

そうは言うても、規定打席に達した選手の中では、打率はチームでトップの2割8分8厘。

しかし、ファーストどころか、サードを守らされ、捕手としての出場がなくなってから、打席で元気がないように見えた(それよりもっと精彩を欠いた人はいますけど、なんぼでも)。


坂倉のキャッチング(ポロポロ)やスローイングは見ていて時にいたたまれない。これはプロか、プロなのか? と。

よって、バッテリーコーチの意図もわからんでもないが、會澤翼がマスクをかぶると、投手の球数が増え、テンポの悪い、思い切りの悪い試合が増えていった。

おまけに坂倉の打率も下がっていったというのに、わかってないな、カープベンチ。

そこに、新監督・新井さんの「(坂倉は)来年は捕手一本で」宣言。坂倉にも、チームにも、光がちょっと差してきた。


「どっかできれいに打とう、丁寧に打とうという思いがあった。強い打球は三塁を守っていてもイヤだった。強さもプラスすると、印象は変わってくる」と、今季の打撃について語った坂倉。(「デイリースポーツ」)

サードを守った経験が視点を広げる側面はあったみたいです。でも、打撃もいいけど、やっぱり捕手としての練習も、しっかりとな。

肩の強さは持って生まれたものがあるとしても、せめてキャッチング。

達川光男さんは、入団当初、ボールが獲れなかったそうだ。そんな達川さんに、キャンプが終わった後、江夏豊さんは「キャッチングが悪いと、どうにもならん。1カ月で10万球受けて来い」と言ったという。

達川さんは、ブルペンで、1人70~80球として、1日11000球を受け、足りない部分はピッチングマシンで受け、7万球はこなしたそうだ。(二宮清純『広島カープ 最強のベストナイン』)

坂倉、それくらい練習してるか? 量をこなして質を変えていこう。達川さん、どうぞ助言をお願いします。


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2021年10月12日

ドラフトで毎年思うこと


10月11日、ドラフト会議、終わりました。

中継は見ていないのですが、ニュースでの細切れ映像を見ていると、今季で退任する西武の辻監督の姿も見えた。

いつもと違って、来季の体制が決まっていないペナントレース中。佐々岡監督の去就もまだモヤの中(もう覚悟はしてますけどね。ふぅ)。

その佐々岡監督、くじを2回外し、関学大・黒原拓未投手を指名。

「外れ外れ1位」という言い方、もうちょっとどうにかならないのか。選手に対して失礼なような。

カープで外れ外れ1位というと、矢崎拓也(当時、加藤拓也)。矢崎、出てこーい。

しかし、そのとき1位だった田中正義はそれこそどこいったー。もう一人の1位の佐々木千隼は今年うらやましいことになっている。


1位の黒原君、黒いマスク越しに見ると、長野久義に似たシュッとした面立ち。縁もゆかりもなさそうカープですが、森下暢仁も栗林良吏も、「え、カープ?」だったと思うけど、今、立派にチームの柱ですから。

中村奨成と小園海斗のときは、カープ入りを喜んでくれているのが伝わってくるものがあったので、ほほえましかった(思い出帖)。

小園、森下、栗林と近年のドライチが活躍しているだけに、黒原君も続いてくれたらいいな。奨成、出てこーい(というか、出せー)。岡田明丈も、なっ。

小園に関しては、1年目からもっと思い切った起用をしていたら、今以上にインパクトのあることになっていた可能性もあるので、くすぶる思いはあるが。


どの球団も、指名は投手主体の中にあって、中日は野手多め。今季、今のとこ、防御率トップだけど、打率と得点数最下位ですものね。

カープも、鈴木誠也もいなくなるだろうし、野手(大砲)に力を入れてほしい。

6位氏名の末包昇大は110キロ。細身が多いカープには、来たー。ドカンとデカイのよろしくお願いします。

誠也を目標にしているとのこと。よかった、カープに憧れの(目標にしたい)選手がいて。


3連覇のころはともかく(でもあれは、セの他のチームが弱かったという)、今季の状況を見ていると、ごめんなさいね。こんなとこだけど、よかったら、いらしてね。

と控えめになってしまうが、指名され、プロの世界の入り口に立って、豊富を語る選手を見ていたら、わくわくします。

みんなに活躍してほしいと毎年思う。

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2021年4月2日

負け方上手


4月1日、阪神戦(マツダスタジアム)、3対6で、3連勝はならず。

大瀬良大地、九里亜蓮、野村祐輔、森下暢仁、床田寛樹と、先発5本柱が固まってきたカープ。問題は6人目。

中村祐太といえば、昨シーズンの9月20日、ヤクルト戦で初回に3連続ホームランを浴びた記憶も鮮明。そんな状態が2試合続いた後、何事もなかったかのように好投を見せたのもまた、記憶に新しい。

今日はどちらか。

1回に1失点。3回に、田中広輔のエラー(小噴火、ボッ!)もからまり、糸原建斗に3ラン、6回にも2失点。

プロ野球のシーズンは勝ったり負けたりが数珠繋ぎ。2連勝の後、今日は小休止の日とお見受けしました。

先発としての今日の祐太はものたりなかったが、自ら敗戦処理(まだ勝負はついていないが)、6回まで投げる。


3月30日には、森下が点を与えず、打線も天敵・西勇輝から1点をもぎとり、1対0で勝った。

この日は、もう一人の天敵・秋山拓巳を攻略なるかというところでしたが、5回まで三者凡退のオンパレード。

この時点で0対6と大差ついてましたが(しかも秋山の球数53球、少なっ)、ノーヒットノーランだけはやめて。が、この日の小さな、いや、大きな目標になりました。

6回裏、クロンと會澤翼にヒットが出て、本日の目標達成いたしました。

さあ、2つめの目標、逆転(せめて同点)と行きましょう。というところで、代打の長野久義が併殺。でもまだ、3回ある。


7回裏、菊池涼介が今日も打ち、西川龍馬も続き、4番鈴木誠也と5番松山竜平は凡退。ここは予想を裏切らない人たち。

だがしかし、秋山の暴投で2塁3塁と走者が進塁したところで、堂林翔太が2点タイムリー。試合らしい格好がついてきました。

8回裏にも、田中と菊池の連打で、1塁3塁の見せ場を作った。西川は倒れたが。

7回と8回は島内颯太郎。ここで、いつもの島内節出したら、これ以上点差広げたら怒るでぇ(横山やすしで)。というところでしたが、ふんばって無失点。

9回には、コルニエルが初登板で無失点。球が速い。制球もよさげ。


9回裏、ここでは予想を裏切り(期待に遅く応え)、鈴木が打って、松山がタイムリーで3対6。

代打の坂倉将吾がフォア。同点のチャンスで、代打の安部友裕。今日の安部はやってくれる安部か、空振る安部か。空振三振でした。

同じ負けるにしても、へんな消耗する負け方ではなかったので、応援する側としても、淡々と過ごしました。はなから松山がレフトでしたし。

しかし、同じ天敵が相手。もし、先発投手が森下のごとく「点を与えてなるものか」の気迫で無失点を続けていたら、また風向きは変わっていたのだろうか。ちょっと興味あります。

この日、ファームでは、おっ。岡田明丈が6回1失点。小園海斗が1号ホームラン。上がってこいこい。


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9回、最後の見せ場のカン違い。

2021年2月24日

それでもカープファン続けますか?


1月23日、中日との練習試合(Agreスタジアム北谷)は0対4。対外試合で、カープやっとの初勝利。

本番じゃないとはいえ、勝つのはやっぱり気持ちいい。しかも、苦手な中日から。苦手なナゴヤドームではなかったんだけどね。

ところで、昨年と一作年、監督が無策だったり、選手起用が偏っていて閉塞感があったり、勝ちたい気持ちが伝わってこないプレーがあったり、カープが低迷して悶々としていたときのこと。

ほかのチームを応援した方がよっぽどストレスが少なく心身にいいのでは?と、我が家で話題になったことが。


カープ以外、もし応援するとしたら・・・先日もそんな話が出た。

「西武、楽天、オリックス、中日かな?」と答える私(意外と多い)。

「え、 中日? 球団のイメージ、暗くない?」と、返す夫。

そう言われて気がついた。球団のイメージは頭になかった、と。

たしかに、西武の、のびのびスカッとしたイメージは好き。でも、肝は、応援したい選手がいるかどうかだな、と。

西武なら、源田壮亮、山川穂高、おかわり君(中村剛也)などなど。

オリックスなら、山本由伸、山岡泰輔、吉田正尚。

楽天なら、岸孝之。田中将大も楽天時代、ずっと応援してました。あ、下水流昂も。福井優也も。

中日は、大島洋平、高橋周平、鈴木博志(あれ、昨年は数試合しか登板してないぞ。どうなってるんだー)ほかほか。


作家で舞台演出家の鴻上尚史さんは、「舞台というのは役者を見にいくもの」と言っていました。名言だと思います。野球もまたしかり。

監督やコーチの名采配(名判断)が見られた日にも格別のものがありますが、そこはやっぱりプレーする選手あってのこと。

カープの球団としての運営方針を見て聞いて、ファンをやめようかなという気持ちにさせられることもある。でも、まだ応援したい選手がたくさんいる。

投手なら、森下暢仁、岡田明丈,床田寛樹。今年の新人、栗林良吏、森浦大輔、大道温貴の活躍も楽しみだ。ふだん特別にひいきにしていたわけではなかったけれど、矢崎拓也も活躍してほしい。ほかにも、まだまだ。

野手なら、鈴木誠也、坂倉将吾、小園海斗、菊池涼介、大盛穂、長野久義・・・ほかにも、まだまだ。

まだカープファンはやめられません。と思えるプレーを選手たちは今年どれだけ見せてくれるか。と、期待するのは、開幕前の特権だ。


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ナゴドの石蓋(いしぶた)ようやく開いた
私が野球を見る理由

2021年2月6日

岡田明丈、秘密兵器のまま終わるのか。岡田出てこい、出てこいオ・カ・ダ!


キャンプが始まって立て続けに、安仁屋宗八さんと北別府学さん、カープOBのお二人が、岡田明丈について触れていた。

岡田は中継ぎより先発の方が持ち味を発揮できる、と安仁屋さん。

「球自体は球威もスピードもあり、素晴らしいものを持っている。これはだれかに教えてもらって身につけられるものではない。持って生まれた天性だ」(「デイリースポーツ」2月2日)

投手陣のキーマンとして、岡田の名前を挙げた北別府さん。

「安定した成績を残すには、やはり投手力が必要。その投手陣の底上げを図るうえで欠かせないのはだれか。私が注目しているのは岡田だ」(「デイリースポーツ」2月4日)

2年前、テレビ番組で、カープOBの写真を見せられ、北別府さんの名前を即答できなかった岡田なのに。北別府さん、ありがとう、ありがとう存じます。


岡田の復活を待つファンとしては、嬉しいお二人のお言葉。ほかにも過去、岡田を評価してくれた方たちの忘れがたき言葉がありました。

数年前、野球中継で、解説の槙原寛己さんが「菅野智之と投げあうところを見たいですねぇ」と。

3年前、宮本慎也さんは、今年、注目する選手として岡田の名前を挙げ、「15勝行けます」と。

三浦大輔さんも、「将来、カープの投手陣をひっぱる存在になる」と。

2020年、1軍での出場がなかった岡田。秘密兵器のまま終わってしまうのか(いや、秘密兵器て。1年目からローテーションに入って日本シリーズでも好投してますて。2017年には12勝してますて)。


安仁屋さんは先ほどの記事で、「練習への取り組みも熱心で努力家。あと彼に足りないのは気持ち。優しすぎる。人を押しのけてでも自分がやるんだという強い気持ちで臨んでほしい」とも。

いまや、カープ一番の、いや球界を代表する負けず嫌いと呼んでもいい森下暢仁。そんな森下も、もともと強気なタイプだったわけではなかったようだ(もちろん素養はあったろうけど)。

明治大学野球部時代、主将に任命されたことで、徐々に優しさからくる弱さを克服していったという。そんな森下の成長秘話を、当時、監督だった善波達也さんが語っていたのを聞いたことがあります。

立場が人を変える。と、改めて感じさせてくれるエピソード。

置かれている状況は違うが、岡田も変わる可能性も、なくは、ない。

私も先発の岡田が見たい。あのバスン!とした球を、一軍のマウンドで見たい。でもって、飄々と可愛いヒーローインタビューが見たいのじゃー。


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岡田明丈、勝たせたいピッチャーであり続けて

2020年4月7日

岡田明丈、今年は針の穴通しません。


最近、ますますラジオ愛好家に。目に優しい、何かしながら聴ける自由感、雑誌感覚で雑多な情報が思いがけず入ってくるところが気に入ってます。

で、ラジオを聴いてると、舞台やイベントのCMがけっこう流れてくる。5月公演、6月公演という日程を聴くと、明るいアナウンスと裏腹に、うーん。このままでは上演中止かもと切なくなる。

プロ野球関連サイトで、今シーズンの順位予想といった記事を見かけると、これまたシーズンを期待していた2カ月ほど前の気分を思えば、隔世の感があります。

こんな状況、選手にとっても、モチベーションやコンディションの調整が難しいかもしませんが、中村恭平や野村祐輔ら、ケガをした選手にとってはよい準備期間となるといいなと願うばかりです。

オープン戦で結果を出せず、2軍に降格した岡田明丈にとっても。



制球難が課題となっていた岡田。コースを狙い過ぎてフォアを出すより、ストライク勝負して、カウントを有利に持って行く方向で調整中(「デイリースポーツ」)。

あえて制球難を克服するのでなく、ズバズバスとトライクゾーンに投げていくという発想の転換。それでいいんだ、それで。

ここ数年(緒方監督が指揮していた後半期)、四球に過剰反応しているような息苦しさがあったので、こりぁ大歓迎。

野茂英雄さんのように、いくらフォアを出そうが、要は、点をとられないことが大事。本人にも、ベンチにも、それくらいの大胆さがほしい。


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四球に過剰反応する件について
2分の1の確率。やらないで後悔するより、失敗してもやってみる。
坂倉将吾と岡田明丈を見てくれている人がいた

2020年3月26日

オリンピック延期で思った3つのこと


3月24日、東京オリンピックの延期が決まった。

1年後、新型コロナの感染が終息していなければどうする?・・・という発想には目をつむったまま。1年以内になんとかなっているだろう的な楽観にもとづいた決定。

「今後人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証しとして、完全な形で東京オリンピック・パラリンピックを開催するために、IOC、バッハ会長と緊密に連携をしていくことで一致をしたところであります」とは首相の談話。

達成感を感じているように見えましたが、「完全な形で」とか調子のよい言葉をまたしても使っていて、その軽々しさで地面から浮いてしまいそう。

最悪の事態を想定してプランを練るのがトップの仕事だろうに(水面下では中止のシミュレーションも行われているのだろうけど)。



延期決定に、JOCの山下泰裕会長は、「人生にはいろんなことが起こる。思う通りにいかないこともある」と語っていた。

現役時代、柔道の日本代表に選ばれながら、1980年のモスクワ五輪を日本がボイコットしたことで、出場出来なかった経験を持つ人の言葉だと思った。

私は選手でも何でもないけれど、政治的な理由でアスリートの夢が台無しにされたあのときの方が、よっぽど地団駄踏みたい気持ちになった。

脊椎損傷を克服して聖火ランナーに選ばれていたある男性が、聖火リレーが延期になったことについて、「いろいろあるけど、悪いことばかりじゃないから」と話していたことも、とても印象的だった。

これも、思いがけない大きな経験をした人の言葉だと思った。

たいていの人は、今まで行われていたものを当たり前のことと思って、執着が強くなりすぎていると思う。



勝負の瞬間に向けてピークを持って行くのはアスリートにとって大事なこと。

とりわけオリンピックのような1回勝負の場では、ことさらそのことに神経が行くわけで、延期による心身の調整の難しさを語るアスリートも少なくない。

その点、調子が悪いなら悪いなりになんとか折り合いをつけていくのが、プロの選手。

シーズンのうちに何試合もあるからできることですが。

そうは言っても、何試合あっても、何度もチャンスを与えられるとは限りませんが。岡田明丈が心配です(唐突)。

甲子園にしても、オリンピックにしても、アマの世界が大きな存在になっていると過度に思われすぎているような、そんなことに気づかされた年になってしまった。

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トップに立つなら決める覚悟を持て

2020年2月26日

今年のカープは打高投低?


春のキャンプも終了しました。週末のオープン戦3連戦では、カープ3連勝。

オープン戦の成績がそのまま開幕以降に直結しないのは百も承知の試運転期間。うれしさも中くらいなり。

なんて言いつつ、野手から快音が響くのは気持ちいい。頼もしい。チーム内の競争が活きている感じ。期待したいです、今年のカープ。

しかし、3連戦で、30得点の16失点とは。昨シーズンの西武のごとく、防御率は悪くとも打ち勝つチームで行ってみますか、今年のカープ(なれるものなら・・・)。

だがしかし、それこそ昨シーズンの西武のごとく、それだけでは日本一にはなれないか。

昨シーズンは、投手コーチだった佐々岡さん(現監督)が「中﨑翔太、一岡竜司以外は先発として準備させ、先発・リリーフの配置はキャンプの中で見きわめていく」という、「全員先発プラン」を打ち立てて競争させていたが、今年の投手陣はどうなってるの?

ピッチャーの調整は野手以上に時間がかかるとはいえ、一部の先発陣をのぞき、まだまだ心もとない。

その球威を期待されリリーフに転向させられた岡田明丈は、2月24日の巨人戦で連続フォアを出して1失点。う〜ん、見たことある光景。想定できる光景。

ほんとうに岡田はリリーフに向いているの? 私は先発で完投する姿が見たかったです。

 これもまたフタを開けてみないとわからないのだが。どちらにしても応援していく所存ですが。


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オープン戦の楽しみ方
全員先発ローテーション

2020年1月23日

ワンポイントリリーフ禁止で真っ青になるとき


2020年からメジャーリーグで導入されるという「ワンポイントリリーフ禁止」ルール。

「投手は最低でも打者3人に対して投げきるか、1イニング終了するまで交代はできない」というもの(ケガした場合は例外)。

で、NBPと12球団は今シーズン、「ワンポイント禁止」を導入するかどうか、本格的に検討するそうですね。(「日刊スポーツ」)

メジャーでは試合時間の短縮を目的に採り入れられるそうです。

どんな世界でも、お手本にしたいことを取り入れるのはよいこと。ただ、今回の件は、メジャーに「右へならえ」しているような感じが。今の時点では、日本のプロ野球界の哲学がないような印象が。

ワンポイントリリーフが繰り出されるときの、あの互いのかけひきの妙も野球の味わいのひとつ。

試合時間の短縮だけが目的だとしたら、味気ないというか、安易な感じがしてしまったのでした。



しかし、投手がワンアウトとるのがいかに大変か思い知らされるゲームを何度見たことか。岡田明丈とか、とか、とか(こんなことを書いていますが、私は岡田のファンです、きっぱり)。

ひとりの投手でイニング終了するのに、かえって時間かかる場合もなくはないのでは? いつになったら終わるんだぁ〜。というゲームが増える可能性もあるのでは? なんて思ったりして。

実際、試合時間は短くなるのかどうか、メジャーでの実験結果が気になります。


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判定するのは誰?……アスリートファーストで行こう
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