浪費家ナッツ(@rouhi_nats)です。おはようございます。
「わずか1,000円で株主」になれるOne Tap BUY(ワンタップバイ)。少額投資家が米国個別株を始めるのに便利なサービスです。ただ色々調べていると手数料が高すぎるという意見をよく見ます。
本当にそうなのか?本当の場合、どれくらいの差がでるのかネット証券で投資した場合と比較してみました。
なお、今回は比較のためネット証券でのお得な技やOne Tap BUYの1,000円単位の縛りは含めず、普通にネット証券で売買した場合と、One Tap BUYで売買した場合を想定しています。
また、米国個別株の取引を想定したものです。
- One Tap BUYとは?
- One Tap BUYの取引手数料
- ネット証券の取引手数料
- One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=100円の場合)
- One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=80円の場合)
- One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=120円の場合)
- 雑感
- まとめ
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One Tap BUYとは?
One Tap BUYはスマホ専業の証券会社で、(1)1,000円単位で株式を購入できる、(2)少額取引に適した手数料体系、(3)スマホアプリから3タップで取引できる、(4)24時間いつでも取引可能という特徴を持っています。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
One Tap BUYの取引手数料
One Tap BUYで米国株を取引する場合、手数料は以下の通りです。
- 株価に0.5%のスプレッド(注:NY市場クローズ時は0.7%)
- 為替スプレッドが1ドルあたり0.35円
ネット証券の取引手数料
ネット証券としては、SBI証券、楽天証券、マネックス証券を想定しています。3社とも米国株取引手数料は同じです。
- 株式の取引手数料0.45%(下限5ドル、上限20ドル)
- 為替スプレッドが1ドルあたり0.25円
ネット証券の取引手数料や取扱銘柄数などについてはこちらの記事で紹介しています。
One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=100円の場合)
One Tap BUYの場合
表の説明:1行目を例として。
1米ドル=100円で株価100米ドルの株を購入した時、日本円での購入時出金額10,085円、売却時の入金額9,915円になる。
ネット証券の場合
表の説明:1行目を例として。
1米ドル=100円で株価100米ドルの株を購入した時、日本円での購入時出金額10,526円、売却時の入金額9,476円になる。
One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=80円の場合)
One Tap BUYの場合
ネット証券の場合
One Tap BUY vs ネット証券手数料比較(1米ドル=120円の場合)
One Tap BUYの場合
ネット証券の場合
雑感
One Tap BUYとネット証券で米国株を売買する際に必要な金額(円)について、レートを変えて比較してみました。
1,000米ドルを超える場合、ネット証券を利用した方が有利に、800ドル未満はOne Tap BUYが有利という結果になりました。
1,000米ドル=約10万円であれば少し頑張れば貯められるし、やっぱりネット証券の方が有利にみえますが、今回の比較は1回の取引での金額です。
また、2,000米ドルの取引の場合でもOne Tap BUYとネット証券との差は往復で700円程度。率にして0.35%くらいですので、ちょっと売買タイミングで変わってしまう範囲です。
まとめ
・1取引800ドル未満の取引であれば、One Tap BUYが有利
・1取引2,000米ドル程度であれば、コスト差は誤差といえそう
・One Tap BUYなら低コストで、お試し可能
手数料や税金は1円でも安いに越したことはありません。
でも資金が貯まるまでの時間経過を考えれば、One Tap BUYを使ってもコスト差を利益差で埋めることも可能かもしれませんね。
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