今年もお世話になりました
とあるイベントが来年にずれ込むことになりましてー・・・年末にすっぽりと時間ができてしまいましたー。そのタイミングを見逃すわけもなく色々調整して休暇申請!。年末のご挨拶がてらに、いつもの「らーめん高尾」さんにお邪魔させていただきました。
いやぁー、昨年の今頃、とあるプロジェクトを担当して以来、今年はやることなすこと、全部裏返ったような気分で本当にむさくさした一年でありました。その憂さ晴らしに拉麺食い続けた中で、一番お世話になったのは明らかにここでしょう。今年もお世話になりました!ありがとうございましたー。来年もよろしくー。
<サッポロ赤星> 濃厚なれど後味スッキリ!直後に広がるホップの香り!これぞビールと言わんばかりの苦味!
れぞビールって感覚なんだけど、アルコール度数そんなに高くない。そしてインパクトはある。ズシリとした最初のインパクトが好きだな。こ直後に漂うホップの香りもほどほどでいい感じ。
プレモルなどはここから華やかな香りが立つので人気高いのもわかるが、赤星の場合は後味が意外とスッキリするから、最初のインパクトほど実は重くない。だから、2杯目3杯目も同じようにうまくて楽しめるよう・・・。私にとって、たくさん飲めるビール!それが赤星。
<プレミアムヱビス> 休日に相応しい苦味の分厚さに華やぐ香り!ナイスバランスな王道プレミアムビール!
普段は置いてないヱビス。年末年始だけ、おめでたいからかスポット的に置くことにしたのだそう。一旦勧められて断って赤星にしたのだけど・・・せっかくだからと2本目はヱビスです。
たまにカクヤスで仕入れ、自宅では馴染みのブランドですが、外ので飲むヱビスはまた違う気がします。このブランドは、ホップの爽やかさが華やかにも感じましょうか?。確かにずしりとした苦味があるのだが、ホップの風合いが清々しくもあり、軽く飲めてしまう。そして確かにプレミアムな高級さも感じさせる余韻もいい感じでして・・・さすが王道のプレミアム麦酒!と言えましょう。
<まかないチャーシュー皿> タレが周囲に染みて旨味が濃ゆい!妙に香ばしいフレーク肉!葱と辣油が相性良し!
もうここでのツマミの定番は、これです。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるのです。チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。
また辣油垂らした後の葱と絡めると旨さ絶品でございます。葱の清涼感に辣油の刺激が溶け、タレが濃ゆく浸透する肉片と合わせて食らうと旨し!。酒が進みまくる!。
<ワンタン皿> 具材と薬味と出汁で溢れ出んばかり!小腹が張ってしまいそうな具沢山質感!
ちょいとした小ぶりなスープワンタン状態で、結構量感あって満足度高しです。小皿に溢れんばかりの並々状態で焦る。スープを少し足してくれてる様子です。またそれに合わせて小刻みな葱微塵もたんまり。これだけで少し小腹が張るほどです。
チャーシューも出汁を吸い込んでジューシー。少し濃ゆい拉麺出汁に浸ったようで、妙に味わい旨味が濃ゆいので酒が更に進みます。ワンタンは言わずもがなのレトロなタイプ。皮中心で揺らめきと滑り、そして素地の旨味をしっかりと堪能できる塩梅です。
<全体> スライス豚が実に素朴!盛り上がるもやしの迫力!和やかな生卵に胸ワクワク!
素朴なスライス豚が実に和やかな迫力!。出自のみたかより、微妙に肉感がアップしているようです。葱薬味がかなり多めなのもネギ星人としては嬉しい悲鳴。今回はもやしを追加したため、丼の盛り上がり方がいい感じです。
そして生玉子がやっぱり和みます。これから割って楽しむシーンを想像すると胸が実にワクワクするではないか。実物はもっともっと旨そうですので、写真で伝え切れないのはあしからず。
<麺> 心地良い滑らかなザラつき感!出汁を吸っても素地の風味と甘味!生玉子を存分に絡める!
食らう前に卵黄と箸で遊ぶのが楽しいね。持ち上げたり摘んだりしてるうちに破れて麺の上に垂れかかる・・・そんなところをグイと箸で持ち上げて、麺に絡み隙間に流れ込む溶けた生玉子が旨そうです。
ちょっと蕎麦ライクな風貌は相変わらずで、落ち着きのある素朴な褐色が印象的。そして風味と甘味がとても強いです。しかも熱ダレにも強く、ゆっくり食っても、伸びない感じ。今回は特に油そばだったので、ずっとクシクシとした歯応えが続くようです。別に潰し込みや引き締まりが強いという感じはしないのだが、実に麺としての味わいが強いと言えましょう。また油そばだからこそ!豚肉・青菜・もやし諸々麺に絡めて食らい尽くすと旨し!
<チャーシュー> ノスタルジーな仕上がりが好きさ!ちょっと抜けた感ある豚肉に醤油出汁が浸透!
いかにもノスタルジーを感じさせる肉です。中華そばチャーシューの原風景を感じさせるような仕上がりが、オヤジ心を泣かせます。決して驚く旨さじゃないんだが、何周か回ってか実に新鮮に感じるようなイメージと言ったところでしょうか。茹で豚の脂が抜けた感に、スープが逆に染み込んで別の旨さが生まれるようです。
<ネギとモヤシ> 麺に絡んでザクザク歯応えの競演!葱の清涼感とモヤシの淡い甘味が染みる!
私がネギ好きネギ星人だととっくにバレてるので、フツーに注文してもネギ多めにしてくれるみたいです。常連の特権ってやつか?。このネギが甘めなのと、淡い葱清涼感が広がるので、そこが辣油の辛味と合うようです。そしてモヤシ。クタッた仕上がりですがこれがまた良い。淡いザクザクとした歯応えの後に、更に淡く感じる甘味が、濃ゆいタレと辣油の絡みを包み込むようでナイス!。
<青菜> 素朴で和やかな風貌に凛々しい色合いと清涼感を放つ!
ちょうどお浸しにちかいほうれん草で、フレッシュさが残る茹で加減が絶妙!。特に醤油味と合うので汁なし系にとても合います。色合いも良くて面顔全体も凛々しく映えるかと。
<タレ> 豚エキスに円やかな醤油が溶ける!ちょっぴり汁多めなタレ感覚!仄かに甘味が混じり合う旨さ!
一般的に言う「汁なし系」ですが、汁多めなタイプ。なので少し濃ゆ目の出汁が味わえるのです。あゝ・・・これぞ実にあっさりな醤油味。ベースの出汁がとてもお優しい味わいだからか。豚の旨味と、昆布系の乾物がしっかりと溶け出しており、お出汁感覚がしっかりと表現されてます。甘味はナチュラルで、野菜もしっかりと煮出されたイメージ。個人的に魔法の醤油と読んでいるタレには、それだけで十分なこくまろな味わいと言えましょう!。へへへ・・・卵黄が蕩けて混じるで旨さ間違いなし!。
<味変> 定番の〆方で安定の旨さ!終盤で武蔵野油そば風に辣油とお酢!更にブラぺで味変化!
東京の汁なし系で味変化だと、辣油とお酢の組み合わせが定番!。正直言ってそれも旨いが、辣油とお酢の個性が強すぎて、どれも似た味に寄っちゃう気がします。また今回のように生玉子も全体に溶けてるので、ブラックペッパーも相性良く楽しめます。辣油とお酢だけでなくペッパー系も試してみる価値ありかと!。
<スープ割> 卵黄の円やかさと醤油出汁の和やかさが熱でふんわりと蘇る旨さ!
ベースに野菜と昆布の旨味がしっかり溶けているので、シンプルに楽しめます。個人的には割合「1:1」がオススメ。特に卵黄が溶けたコクが熱気で復活するのが旨いのです。これも激しくオススメ!。
総じまして「素朴さと迫力を感じさせる質実焼豚油そば!アレンジ自由自在で楽しき一杯!」
・・・と言う感動の嵐!。メニューと具材の構成がシンプルそうですが、その組み合わせ自由自在で結構無理言っても受け止めてくれます。そんな客の我儘放題を受けてくれるところが痛快に気持ち良い店で、ついついここで憂さ晴らしを言い訳に今年一年通い続けたー。飽きが来ない素朴な旨さと、ビールが揃ってるところが痛快です。行けば必ずハマるはず!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!