こんにちは。種子島ぴーです。
今日の東京はものすごく寒くて、外に数分立っているだけで冷え冷えです。
冬のパリを想い出しました。(うそつけぃ!!)
ということで、本日からヨーロッパ選手権の競技が始まります。
「欧州フィギュアスケート選手権」という人も「ユーロ選手権」という人もいます。
どれが主流なのか…
場所はオーストリアのグラーツです。
参加者は、男子シングル35名。女子38名。ペア19組、アイスダンス27組です。
アイスダンスが多いのは、ヨーロッパならではですね。
女子、アイスDは番狂わせなさそう。
予想としましては、
- アイスダンスは、5度優勝しているフランスのパパダキス&シゼロンが、今回も優勝です。試合前から決定です!!
- 女子は、エテリ組三姉妹のシェルバコワ、コストルナヤ、トゥルソワが表彰台を独占するでしょう。これも、試合前から決定です!!
- ペアは、昨年優勝したバネッサ・ジェームズ&モーガン・シプレが諸事情で出場しないので、ロシアのエフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ、アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキーが、王冠を競います。
混沌とした男子シングル
ということで、上記3部門に比べて、もっとも混沌としているのが男子シングルです。
7年連続欧州王者だった(こういうのを、まさに絶対王者と言うんでしょうな)ハビエル・フェルナンデスが引退。
2013年から、ずーーっとハビが優勝していたので、そのあと誰が??というわけです。
私はもちろん、アリエフに優勝してほしい!!
しかし、「絶対、あの人が勝つ」という選手は、いないように思います。
だから面白いわけですが。
金メダル争いは
一般論として金メダルを争うとみられているのは、
・グランプリファイナル銅メダリストのケビン・エイモズ(フランスSB275.63)
・2019年のヨーロッパ銀メダリスト、アレクサンダー・サマリン(ロシアSB 265.10)
・2018年のヨーロッパ銀メダリスト、ドミトリー・アリエフ(ロシアSB 259.88)
アリエフは、ショートに4回転ルッツと4Tを入れています。
ルッツをはずした試合もありましたが、どうでしょうか。
シーズン初期の安定性が戻ってきていれば、優勝もありか!?
サマリンは、バズーカ砲ともいえる4lzのコンビネーションが決まれば、
ショートからトップに立つと思います。
ただ、リスクもあるので、4lzがもろ刃のやいばですね。
ケヴィン・エイモズは、優勝するような予感がします(笑)
4回転はトゥループ1本のみの申請ですが、
プログラム自体の完成度が高いですよね。
そして、ここ一番に強い。
コーチの影響が少し気になりますが、最近見た練習ビデオでも、動きはキレキレで調子よさそう。
そのほかの注目選手は
他に名前が知られているのは、2019 年ヨーロッパの銅メダリスト マッテオ・リッツォ(イタリア)。
一時は、確実に欧州王者になるかと思われましたが、
4回転の種類を増やして安定感が崩れてしまいました。
今回は、昨シーズンと同じ4Tのみの構成を予定。安定感を取り戻せば、表彰台に乗るかもしれません。
そして、元欧州のおしゃれ番長、2013年ヨーロッパの銅メダリスト ミハル・ブジェジナ(チェコ)。13回目の参加だそうです(驚)。
ラファ親父のところに移籍して、演技は進化したものの、ファッションセンスはネイサンに感化されて退化。
そろそろ引退してコーチになりそうな気がするので、最後にもう一度、表彰台に乗ってほしいんです!!
ショートの4S+3T、決まってくれ~!!
他に国際大会でおなじみなのは、
- ジョージアのモリス・クヴィテラシヴィリwithグレイヘンガウス
- ラトビアのデニス・ヴァシリエフスwihランビ伯爵
- イスラエルの英雄 アレクセイ・ビチェンコ
若手注目選手
ニューフェイスとして注目は、
- ブノワ・リショーの振付でおなじみ、イタリアのダニエル・グラスル
-
ロシア選手権で、先輩方を蹴散らしたアルトゥール・ダニエリアン
- コーチがブライアン・ジュベールのアダム・シャオ・イム・ファ(仏)
- ショートに4Sと4T+3Tを組み込んでいるアゼルバイジャンのウラジミール・リトビンツェフ
天才4回転ジャンパーだったジュベールの教え子アダム・シャオ・イム・ファは、ショートに4T+3Tと4S、フリーに、4Lz、4S、4T+2T、4Tを組み込んでいます。😱
変わったところでは、ブルガリアのラリー・ルーポロバー。
4Lzを跳ぶのに、トリプルアクセルは飛べないから2Aなんですよね。
3Aより先に4回転が跳べるようになったという、昌磨を思い出しました。
滑走順
地上波で放送しないので、滑走順がわかったところでなんなんだ?!という意見もあると思いますが・・・
一応、ご自分の好きな選手の滑走をイメージしていただければ(笑)
◆第5グループ
24 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
25 アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)
26 ミハル・ブジェジナ(チェコ)
27 アレクサンドル・セレブコ(エストニア)
28 ダニエル・グラスール(イタリア)
29 アルトゥール・ダニエリアン (ロシア)
◆第6グループ
30 アレクサンドル・サマリン(ロシア)
31 ドミトリー・アリエフ(ロシア)
32 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
33 ケヴィン・エイモズ(フランス)
34 モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)
35 マッテオ・リッツオ(イタリア)
コリヤダ君がいないので、エビフライが入っていないミックスフライ定食みたいな寂しさはありますが、
願わくば、アリエフが表彰台の頂点へ!!
今週は、全米もあるし、何がなんだかわかりません!!
っていうくらい忙しいですね。
全部見ていたら生活が崩壊するので、選んで適度に見たいと思っています。