家には恐竜の化石が、いくつかあります。
ただ、恐竜の化石とは言っても、恐竜の骨格のような立派なものでは無く、骨のカケラと、歯、糞石です。
恐竜の骨の内部には、ハバース管と呼ばれる組織が、密に分布しています。
骨が化石化する過程で、鉱物質が浸み込み、固結し、ハバース管の形が、きれいに残っているものがあります。
恐竜の骨 ジュラ紀
恐竜の骨をスライスしたもので、ハバース管が観察できます。
イグアノドンの歯
イグアノドンは、白亜紀前期に生息していた草食恐竜で、歯は扁平で縁にギザギザがあり、植物を噛みきり、擦り潰すのに適しています。
イグアノドンの模型
スピノサウルスの歯
スピノサウルスは、白亜紀前期から後期にかけて生息した肉食恐竜で、歯は細長く、表面には縦の溝があります。
魚食性だったと考えられています。
スピノサウルスの模型
糞石(コプロライト)
恐竜の糞の化石で、長い年月の間にアゲート化しています。