<日付:2022/11/20:20221120>
昨日は時間が足りずまとまられなかった事項。
独立車輪が車体中央にある低床LRTに作用する力
曲線進入最初期の作用の図
<曲線進入時(第1軸~第2軸)>
・車輪はレールに沿い追従を始める、その作用により、車体のカーブの方向に曲がる台車中心とした回転運動を始める。
・車体前方はカーブの向きに車体を向けるが、車体後方はカーブの向きとは逆である。
・直進慣性力、遠心力があるので、この力に車輪とレールが勝らなければならない。
・特に気になるのが、車体後方がお尻を振る力。一般的なボキー台車、連接台車では、あってもごくわずかな力である。
・当該路線の軌道設計の際に、考慮されたのだろうか?
<余談>
・カーブのお尻の振り方が大きく、曲線からすぐの宇都宮駅ホームと車体のクリアランスが微妙らしく、建築限界について、車両側と、地上側の考え方が違うのではないかとのフシがある。