「ダージリンと全く違う」
これがアッサム入りした時の第一印象。
ダージリンが丘陵地斜面に紅茶園が繰り広げられているのに対して、アッサムは広大な平地にそれがあるのです。そして低木の茶畑には点々と、背の高い木々が。これは畑の温度、また、太陽の光調整のためなのだそうです。お茶の葉って繊細なものなんですね~。
アッサム茶を語るのにポイントになるのがCTC製法。Crush, Tear and Curl、押しつぶし(Crush)、引き裂き(Tear)、丸める(Curl)という1930年にアッサムではじたまった比較的新しい紅茶の製茶法。その後インドとアフリカ(プーアール茶かな?)急速に普及した技術なのだそうです。
コストがよく、大量生産画でき、ティーバッグに向いたお茶となり、インドの紅茶の殆どがこの製法でできているのだとか。とはいえ、アッサムのシルバーニードル(ホワイトティ)等、高級茶への可能性もトライ中なのだそうです。散策後のテイスティング時には、手揉みのアッサムの夏摘みを利かせていただき、これがまた香りも味わいも豊かな今まで経験したことのないアッサムでした。
紅茶園を案内してくれたのが、25歳の才気ある明るい若者で、礼儀正しくエネルギーに満ちていて、インドの未来はまだまだ明るい、眩しいほどだなぁ、と思いました。
今年もありがとうございました。
皆さまのもとに明るく楽しい新年がやってきますようにお祈りします。
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