今回紹介するのは、鹿児島県にある離島・種子島。
鉄砲とロケットで有名だが、それ以外にも見所がたくさんあった。
種子島に向かう
種子島へ行く方法は、船と飛行機の2種類ある。
今回は鹿児島港から高速船で行くことに。
出発時刻になると高速船が登場。
名前は「トッピー・ロケット」。
料金は往復割引で15000円ほど。
鹿児島港から種子島へは高速船で2時間弱。
窓からは桜島が見えた。
「おじゃり申せ種子島」と書いてあるが、「おじゃり申せ」とは種子島の言葉で「いらっしゃいませ」という意味らしい。
おじゃり申せ種子島の隣にはトビウオのアートがあった。
トビウオは種子島で盛んに漁が行われており、日本で一番の漁獲量らしい。
種子島ではトビウオのことを「トッピー」と呼ぶ。
そうか、だからさっきの高速船はトッピーだったのか。
これは港の近くの「日ポみなと公園」にある「海の男の像」。
種子島に鉄砲を伝えたポルトガルから友好の証として贈られたらしい。
公園内には灯台もあっていい感じ。
種子島の中心・西之表を巡る
公園をぶらぶらした後は街の中心へ。
西之表港がある西之表(にしのおもて)市は種子島の中心都市だ。
さっそくロケットが現れた。
歩いていると「ロボティクス・ノーツ」の看板を発見。
作品を見たことはないが、種子島が舞台だったのか~。
気が向いた時に観てみよう。
歩いていると、なんかいい感じの外観のお土産屋もあった。
西之表港から15分も歩かないくらいで今日の宿に到着。
まさか種子島にカプセルホテルがあるとは。
手頃な値段で宿泊でき、大浴場は種子島温泉掛け流しで、サウナもあってとても良かった。
お風呂に入りお腹も減ってきたので夕食へ。
歩いているといい感じの食堂を発見。
九州でよく見かける「キビナゴ」の串焼きがあったので食べてみた。
レモンを絞って食べたらとても美味しい。
生は食べたことがあるが、焼いたほうが好きだなとなった。
これは「四元豚の厚切りロースカツ」。
柔らかくジューシーでビールがよく進む。
三元豚はよく聞くが四元豚は初めて食べた。
違いはよくわかってない。
食堂を出て市街地を歩いていると、ご当地コンビニを発見。
いろいろな手作り惣菜が売っていてどれも美味しそうだったが、悩んだ末に海老カツサンドを買ってみた。
プリプリでとても美味しかった。
翌朝、チェックアウトして朝食を食べるところを探していると、またロボティクス・ノーツのポスターなどがあった。
もしかして結構聖地として力を入れているのか。
昨日行ったコンビニの向かいに、モーニング営業している喫茶店を発見。
レンガ風の外観もいい感じだったが、内装もとてもいい感じで良かった。
モーニングセットを注文。
シュガートーストはなんでこんなシンプルなのにこんなに美味しいのか。
ハムエッグやナポリタンもあってとても満足できるモーニングだった。
後々調べてみると、向かいのコンビニの手作り惣菜はここで作っているらしい。
なるほど~。
この日はレンタカーで種子島を回るため、西之表港近くでレンタカーを借りに行った。
近くにあった観光案内所でもロボティクス・ノーツのポスターなどがたくさん貼ってあった。
かなり力が入っている。
鉄砲館へ
西之表中心地から徒歩でも行ける距離にあるのが「鉄砲館」。
異国の南蛮船をイメージしている外観は独特。
受付にある火縄銃は実際に触って持つことができる。
ずっしりと重い。
初めの方のゾーンは鉄砲ではなく種子島の歴史などの展示が多い。
この種子島の昔の暮らしを展示しているのも面白かった。
これは屋久島と種子島のみに自生している「ヤクタネゴヨウ」のレプリカ。
直径は2m以上、高さは30m以上になる木でめちゃくちゃデカい。
これは幹。
テーブルみたい。
中盤からは鉄砲についての展示が多くなる。
これは自動の人形劇で、見るのが楽しかった。
とても大きな鉄砲。
口径が拳くらいある。
どんな大きい弾を撃てるのか。
火縄銃の道具などもあった。
世界の銃も展示されており、とても楽しめた。
鉄砲館から30分ほど車で走るとあるのが、種子島のもう一つの玄関口である「種子島空港」。
中種子(なかたね)町という種子島の真ん中あたりに位置している。
空港の中には、「君の名は。」で一躍有名になった新海誠作品の「秒速5センチメートル」のポスターがあった。
この作品も種子島だったのか。
「キャプテン・アース」とまたまたロボティクス・ノーツのポスターもある。
さらに種子島の南のほうに進んでいくと南種子(みなみたね)町に入る。
種子島空港から車で30分ほどのところにあるのが「千座の岩屋」。
荒波に侵食された岩の景観がすごい。
洞窟の中にも入る事ができ、中からは種子島の綺麗な海が見える。
いい天気だともっと良いだろう。
種子島宇宙センターへ
最後に向かったのは、種子島の最南近くにある「種子島宇宙センター」。
千座の岩屋からは車で15分ほど。
まずは昼飯。
このJAXAのロゴを見るだけでウキウキする。
注文したのは「oh!MOONライス」。
所謂オムライスというやつで、普通に美味しかった。
昼食を食べた後はメインの種子島宇宙センターの宇宙科学技術館を見学。
この時は事前予約が必要だったので、行く人は注意。
展示エリアに入った瞬間、ワクワクするような空間が広がる。
これは宇宙船の内部の模型。
中では無重力のような写真を撮ることもできる。
実際に宇宙で使用されている衣服などの展示。
人工衛星の模型。
これは人工衛星についてのことが色々書かれている「人工衛星インフォボード」。
いろいろなことが知れるし、あえて手書きなのがとても良い。
リアルな月の模型。
天体に関する展示も多くあった。
やはりここも手書きでいろいろな情報が書かれているのがとても良い。
宇宙アニメの「宇宙兄弟」のパネルもあった。
宇宙飛行士の方の手形もあった。
これは日本の歴代のロケットの模型。
こうして見ると、それぞれ大きさも見た目も結構違うんだな~と思った。
他にはロケットの発射音を体感できるシアターや、宇宙食などを販売している売店もあった。
宇宙が好きな人には本当にたまらない場所だった。
西之表港まで帰る途中にはこのような石碑もあった。
ロケットの石碑、種子島らしくてとてもかっこいい。
以上、今回は種子島を紹介しました。
なかなかアクセスが難しい場所ですが、行くだけの価値があるのでぜひ行ってみてください。
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