メジャーリーグではこれからが本番のポストシーズンに突入するが、来季に向けての編成が始まっている。
MLB契約情報
アトランタ・ブレーブスは、先発右腕のチャーリー・モートンと来シーズンの 1年2000 万ドルの契約に合意した。
この契約にはバイアウトを含まない 2024年2000万ドルの球団オプションがついている模様。
#Braves have studied Morton's peripherals, velo, etc., and they're basically same as w/ Houston in 2018. They think he had tough luck w/ some homers, but overall performance solid 3.52 ERA past 18 starts, K's still big. And they LOVE what he adds to clubhouse and young pitchers.
— David O'Brien (@DOBrienATL) September 30, 2022
来季の開幕を39歳で迎えるモートンは、先日のフィーリーズ戦で5回途中6失点と炎上。
今季は30試合に登板して167.2イニング、9勝6敗、防御率4.29、WHIP1.20、奪三振200(SO/9=10.74)、与四球率(BB/9)3.23。
トミー・ジョン手術後は一時的に球速は落ちたが、2016年のアストロズ移籍後に球速が戻り持ち味のドロップカーブに磨きをかけて復活。
2018年に15勝(防御率3.13)、レイズに移籍した2019年も16勝(防御率3.05)でオールスターにも選出された。
2020年11月に古巣のブレーブスと単年1500万ドルで契約。21年は33試合に先発して14勝6敗、奪三振216、防御率3.34と好成績を残した。今年4月にはMLB史上19人目の1500奪三振を記録している。
今季はQS率30%と物足りないが、ブレーブスは20勝のカイル・ライトと13勝で防御率2.50の左腕マックス・フリードが先発ローテの軸。
ここに15日間の負傷者リストに入っている23歳のスペンサー・ストライダーとアキレス腱断裂からの復活が長引いているマイク・ソロカあたりが来季の先発ローテのメンバーになるが、若手が多いのが不安材料。
そこに実績のある15年目のベテラン、チャーリー・モートンを加えて来季への頭数をそろえてきた。